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03/30 2009
企業団体献金は、重い罰則付きで完全に廃止し、個人献金に限定したほうがよい。企業は契約の束だから、見返りのないカネを政治家に出せず、よって全ての献金が100%ワイロとなる。

日本には個人献金の文化がない、などと言うアホがいるが、一度もチャレンジしていないというだけであって、しっかり税額控除の仕組みを作り、ネットから米国みたいに簡単に献金できるようになれば、絶対に伸びていく。(敵は、税収が減る財務省である)

自分の代わりに活動してくれてるな、頑張ってるなぁ、と思える代議士には、個人献金をするものだ。私など、事実上の借金(自分の会社が受けている融資の連帯保証人になっている)があるわけだが、それでもするのだから。↓

------
5万円だけ振り込ませていただきました。
私の代わりに政策立案、監視をお願いいたします。

企業団体献金を全面禁止し、個人献金分の税額控除の制度を、
ぜひ導入してください。

同世代としても応援しています。
経済発展第一主義の日本の「戦中・戦後体制」を終わらせるのは、
日本の歴史における、団塊ジュニアの世代的使命と思います。

民主主義の成熟のためには、個人税額控除と併せて、
個人ネット献金の仕組みを整備しなければなりません。
党派を超えた話なので、議連を作ってやっていただきたいです。

渡辺
-------
私はUNHCRにも献金したことがある。国際機関も、もっと個人献金を受けやすい仕組み(ネット経由と税額控除)が整備されれば、カネの流れが健全化するだろう。

小沢さんには、以下の政策の実現をマニフェストの冒頭にかかげ、「私自身はこの法案成立をもって今回の問題の責任を完全にとることとし、辞任する。後任は岡田君にする」と宣言し、後任者とセットで衆院選を戦ってほしい。それで民主党は勝てる。

・企業団体献金の全面禁止(重い罰則つき)
・個人献金の税額控除
・ネット献金の促進

 
15:55 03/30 2009 | 固定リンク | コメント(1) | アクセス数(407)


03/30 2009
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機種変更でN-02Aに。これまで使っていた佐藤カシワモデルはデザインは最高に気に入っているのだが、なんと海外では使えない。WEB新聞やっているくせにフルブラウザにも非対応で、いい加減変える時期かと。

さっそく写真テストで、今日の夕食を写してみた。なかなか綺麗に撮れる。

スーパーに行くと、当然、好きなものしか買わないので、好物のフルコースに。1日1食+軽食(餅やお菓子や果物)なもので、1食はガッツリ食べます。基本和食で、海のモノ中心。

食後にイチゴと牛乳で、しめて4千円くらい。外食のほうが安いな…。

【メニュー】
・ズワイがに剥き身
・とり貝、ホタテ、マグロ
・しいたけ、たけのこ、ニンジンなどの煮付け
・ほうれん草ゆで
・味の濃いトマト、レタス、生ハム
・キムチ3種
・ご飯
・濃い日本茶
・ハマグリ2つ入り味噌汁
・せとか(デカいみかん)
・いちご1パックつぶし+牛乳

20種近く食べてる…。
空腹でスーパー行くと買いすぎる傾向アリ。

なにげに単価が高いのは、
パルマハム6枚=980円
せとか2個=900円
でした。

 
03:40 03/30 2009 | 固定リンク | コメント(1) | アクセス数(544)


03/26 2009
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すっかり忘れてましたが、インタビュー掲載中。雑誌は給料特集好きですね。

『CIRCUS』4月号「今後我々の給料はどうなっていくのか」

 
14:50 03/26 2009 | 固定リンク | コメント(0) | アクセス数(352)


03/24 2009
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キム・インシク監督

 

 サラリーマンは仕事の時間を自分で決められないが、私は勝手に決められる。普段、野球はほとんど観ないが、ほぼオールスターのWBCは、観て損はない。ハノイでも「ESPN」でずっとライブ中継をやっていたので、ほとんど見ていた。

 仕事柄、試合自体よりも、その背景を考えるほうが好きだ。今日の決勝戦では、イチローと真っ向勝負した韓国の国民性が、興味深かった。

 延長十回表、二死二・三塁でイチロー。次は中島。佐々木主浩など解説者も、なぜ歩かせて満塁にしないのか、と驚いていた。そしてイチローは格の違いを見せ付けるかのようにタイムリーヒットを打ち、決勝打となった。

 それまでの原監督の継投策は、かなり怪しかった。「原監督では勝てん」と言った野村監督の発言根拠はこのあたりに現れているのだろうが、「岩隈代えるの遅いだろ」「ダルじゃなくて杉内継投だろ」「ダル代えろよ」と、視聴者も解説者も、みんな思っていたはずだ。あれで9回、ダルが連打で負けていたら、原監督はボコボコだった。それをひっくり返したイチローは、さすが天才、年俸15億である。

 イチローから逃げて試合に勝っても、韓国の国民性としては、監督が非難されてしまうのだと思う。それ以外の理由で、あの場面でイチローと勝負する理由がひとつもない。イチローは世界一の打者で、既に今日も3安打している。誰がどう考えても試合の勝敗だけを考えたら不利だ。

 これが同じ場面で日本だったら、勝負して打たれて負けた際に、「なぜ勝負したのか」と監督の采配が非難されるだろうが、韓国では潔く勝負して打たれたのだから勝負は正しかった、という空気になるに違いない。カルチャーというのは、「ある同じ場面で、自然とどのような空気になるのか」と定義できる。韓国のカルチャーなのだ。

 日本では、いまウラ番組でやってる高校野球の時代から、犠牲バント大好き、セコい野球で試合に勝つ、勝負に負けても試合に勝つことをよしとする。明徳義塾が、星稜の4番打者・松井秀喜を5打席連続敬遠して試合に勝った(1992年夏)ように、勝ち方は問わないのが日本野球だ。

 実際、10回表でイチローに打たれた時点で、韓国はやる気を失っていた。この時点で、実際の勝敗はついたのだった。勝負を避けて勝ってもOKな日本カルチャーと、勝負して勝たなければ賞賛されぬ韓国カルチャー。これは検証のしがいがあるテーマではないか。

 MVPは松坂が受賞したが、これは「準決勝で世界一のアメリカを倒したから」というアメリカ中心主義によるものだろう。実際には大一番の決定戦で4本打ったイチローであり、さらにいえば、イチローと勝負するよう仕向けた韓国のガチンコ国民性こそが、本当のMVPなのだと思う。

 
23:16 03/24 2009 | 固定リンク | コメント(6) | アクセス数(583)


03/21 2009
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大衆食堂で2杯食べる。使い放題のライムが嬉しい。大衆食堂の多くは、歩道でも営業している。左上は食べ終えた1杯目。
 

 

 昼間は街をひたすら歩き、腹が減ったらフォー・ボー(牛肉入りベトナム麺)を食べ、喉が乾いたらヌックミア(搾りたてさとうきびジュース)を飲み、疲れたらカフェで本でも読みながらベトナムコーヒーを飲み、暗くなったらホテルで夜中まで執筆・編集をする。そんな毎日を送るつもりでやってきた。

 ハノイは日本でいうと5月下旬から6月上旬くらいで、20度前後と過ごしやすい。旧市街を1日4~5時間も歩いていると、2日目の終わりには両足裏に大きなまめができた。履き慣れた靴なので、これは防ぎようがない。まめの水を抜き、翌日にはまた歩き出す。

 東京は私にとって、もはや歩くほど不愉快になる街だが、異国の街歩きは、なかなか飽きない。足腰は丈夫らしく、足の裏が痛いのを除けば、延々と歩き続けられる感じだ。

 学生時代に来たときとの違いは、バイクの激増。旧市街もバイクだらけで、気を抜いているとひかれそうだ。ほとんどの交差点に信号がないのだが、うまいこと行き交っている。

 旧市街は約1千年の歴史があり、もともとバイク時代など想定していない街作りなので、歩道はバイク置き場と化し、狭くなった道を歩く人はバイクにぶつけられそうで、排気ガスも充満している。

 ようは、今や「エンジン付きの代車」(ターレ)が人力の代車に代わって行き交うようになった築地市場内と同じで、機械化を想定していない道幅のため、狭すぎて危険なのだ。そういえば旧市街は街中が専門店街の市場なので、かつて活気があった頃の築地に似ている(うちの実家は鮪の仲卸業である)。

 バイクの激増と反比例してシクロ(人力車)は激減し、ほとんど観光客向けの乗り物になった感がある。乗っているのは欧米の「いかにも」な観光客ばかり。

 シクロに乗った白髪の中高年観光客を見るに付け、自分の足で世界中を見て回れるのは、40代が限界だろうな、と感じる。となると、時間は迫ってくる。『噂の真相』の岡留編集長は25年も編集長をやってから、沢木耕太郎のような放浪をしたいと述べていたが、60歳では難しいだろう。シクロを見ていて、体力があるうちに自分の足と目で世界中を見てみたい、という思いが募った。

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完全な屋台。なぜかプラスチックのちっちゃなイスと机が定番。
 

 

 途中、街のはずれの、屋外の完全屋台で、フォーを食す。1杯1万5千ドン(100円くらい)。これが相場らしい。

 屋台は、歩道を完全に占拠して経営されている。歩道はもはや、人が歩くところではなく、屋台かバイク置き場になっている。

 歩道には、ママゴトで使うようなプラスチックのイスと机が必ずあり、昼間からそこらじゅうで皆が飲み食いしている。このママゴトセットは、政府が支給しているのだろうか?と思うほど、そこらじゅうにある。軽くて丈夫で清潔で、かなり機能的な代物だ。

 それにしても、店を仕切っている“テキヤ”のおばちゃんはともかく、この人たち(客)は仕事をしないのだろうか。ひまわりの種を撒き散らし、お茶を飲み、歩道で一日中すごしている。

 屋台だらけなので、見た目、街中が、日本でいう縁日のようで見て歩くには楽しい。バイクをよけ、屋台をよけ、巨木をよけ、破壊された道に注意しながら、まっすぐ歩くことができないのだが、興味はつきない。

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屋台のフォーは15000ドン。ヌックマム(魚醤)と赤味噌もいい味でてる。
 

 

 フォーやコムは屋台では1万5千ドンなので、ただみたいなものだ。

 外国人旅行者が多いホアンキエム湖周辺の大衆食堂(半分屋外だが)でも、ビール(ビアハノイ)とフォーで4万ドン(250円くらい)だったから、フォーは2万ドンくらいのものだろう。

 「PHO24」という外国人向けのフォーのチェーン店(!)だと、屋外と店内がやっと仕切られて清潔で落ち着けるのだが、1杯3万8千ドンもする。

 一番おいしいのはだんぜん屋台で、一番まずいのはホテルだった。値段が安くなるほどうまいのは、屋台のほうがターゲット顧客数が多く、生き残りをかけた競争が激しいからだと思う。

 体重計に乗ると、4日めには3キロ太って62キロになっていた。足首は筋肉痛だ。これだけ運動しているので、健康的な太り方である。

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延々と歩道を占拠して夜中までたむろしている。路上営業の権利関係とか、どうなってんだろうか。
 一方、さとうきびの生ジュースを飲ませる店は、ずいぶん減った。まだ夏ではないからだろうか。スーパーでは、グアバジュースが600mlで10500ドン(70円くらい)で売っていたので、とりあえず買ってホテルで飲むことにした。

 物価で圧倒的に高いのは、タクシーだった。市内にかなりの台数が走っているが、初乗り10万ドン(700円弱)と日本並み。しかも1万ドンずつ、1分置きくらいに、どんどん上がっていく。

 シクロも外国人向けに交渉が厳しくなっており、20分程度の距離で5万ドンを譲らなかった。

 あと10日くらいいてもいいな、と思っていたら、予約していた飛行機の時間が過ぎてしまっていた。

 
07:01 03/21 2009 | 固定リンク | コメント(0) | アクセス数(505)


03/16 2009
 十数年ぶりにハノイ(vietnam)に来ている。まあ、ベテランの作家が箱根の旅館で集中的に執筆するようなものだ。箱根に行っても進歩がなさそうだしネットにもつながらず仕事にならなそうだから、海外の大都市にした。

 ここ1年ほどは山手線内側からほとんど出ない生活を続けていて、PCで言うとキャッシュがたまって処理能力が落ち、再起動をかけないと生産性が回復しない状態だったから、環境を完全に変えてリフレッシュする意味もある。

 この仕事も5年もやっていると仕事がマンネリ化し、思考範囲を広げるためにも、今年は海外にいる時間を長くとるつもりだ。そもそも私は『深夜特急』(沢木耕太郎)のファンで、20代のうちに仕事を中断して世界一周でもしようかと考えていたが、まだ一介のサラリーマンで仕事が一人前にできず、旅に出てもその後の生活が成り立たないことがはっきりしていたため、仕方なく断念していた。

 幸い、今の私は一人前の独立した社会人だ。PC1つ持ち歩けば、世界中で仕事ができる。1ヶ月日本で取材すれば1ヶ月海外にいても全然平気。ノマド(遊牧民)編集者、ノマドジャーナリストである。

 そこで、まずはどこに行くか考えた。手始めに、まずはこれまで行ったことがある都市からにしよう。もう一度行きたい都市はどこだろうか?私が行ったことがあるのは、せいぜい20カ国程度なのだが、以下が浮かんだ。

ハノイ(ベトナム):食べ物が口に合っておいしい、日本に近い人種。

イスファハン(イラン):「イスファハンは世界の半分」と言われた美しい歴史的建造物、異国情緒溢れるバザール。親日的なイラン人。

モロンダバ(マダガスカル):地球上とは思えぬ壮大なバオバブ林。

シェムリアップ(カンボジア):密林に忽然と現れるアンコールワットからの壮大な眺め。

ダッカ(バングラデシュ):世界一の人口密度。現地人が家に泊めてくれて農村生活がカルチャーショックだった(これは偶然なので再現性がなし)


 アメリカやニュージーランドなどの先進国にも行ったが、それなりに面白いのだが、日本と文明の発展度があまり変わらないのでカルチャーショックを受けられないのだと思う(フランスのほうがむしろ日米式との違いを感じられてよかった)。

 現地で滞在して仕事をすることを考えると、どうしても食べ物がまずいと嫌だ。となるとベトナムが一番だ。ダッカはカレーばっかりだし、他の都市も現地のものがおいしかった記憶がない。

 ベトナム料理は、さっぱりしていて、韓国の辛さ、中国のしつこさもない。国民食「フォー」は大好物で、東京でもよく食べる。さとうきびの生搾りジュースも非常においしかった記憶がある。

 ベトナムのなかでは、首都ハノイが印象がよかった。商都ホーチミンはせわしなく、バイクだらけで、落ち着かない印象があった。90年代当時は日本からハノイ直行便がなく(ホーチミンは関空からあった)、ハノイの旧市街は夜になるとろくに明かりもなく、ろうそくの火が幻想的だった。あれから10数年、どうなったのだろうか。どうせ行くならハノイだな、と思ったのだった。

 
01:17 03/16 2009 | 固定リンク | コメント(0) | アクセス数(346)


03/12 2009
放っておいても記者発表によって公表される事実を他社より早く抜くことが、はたしてジャーナリズムといえるのか。その記事が出ることで初めて組織や権力の暗部が表沙汰になる調査報道を目指していた渡邉さんは、そんなものはジャーナリズムでも何でもないと強く思ったという。

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2年前に受けた雑誌のインタビュー記事が単行本になった
 このほど発売された『逆風を追い風に変えた19人の底力』(青春出版社、田原総一朗著)に渡邉の項目が12ページ、収録された。

 ここで述べているとおり、私がいまこのニュースサイトでやっているのは、すべて調査報道だ。

 手間ひまかけて、情報公開請求をかけたり、資料を分析したり、現場の社員に粘り強く話を聞き、ファクトをつないでいく。誰も知らない実態が明らかにされ、世の中はひとつずつ、よくなっていく。

 そんな当り前のジャーナリズムを、誰にも邪魔されずにやっていきたいのである。

 
00:50 03/12 2009 | 固定リンク | コメント(0) | アクセス数(388)


03/07 2009
>>さて、このたび『若者はなぜ~』の重版させていただくことになりました!
>>この雇用環境の悪化で着々と部数を伸ばしております。
>>
>>部数:2000部
>>累計:30000部
>>
>>遅まきながらですが、とうとう3万部にのりました!
>>ありがとうございました!

1680円もする小難しいビジネス書を3万部も売るのは、タイヘンなことです。滅多なことでは売れません。

新書だと定価が半額だから、新書換算で6万部。でも、城繁幸とかだとその3倍売れてるわけでね。

やっぱり某出版社社長が言うように、MARCHクラス以上がターゲット読者に入るようにしないとベストセラー(10万部超)は絶対無理なのだ。城の本は大東亜帝国も読んで楽しめるうえに中高年読者も取り込んでるからよく売れる。ストライクゾーンがめちゃくちゃ広い。

私の本は「出てくる会社が大企業ばっかりじゃん」的な批判がよくあって(下記のmixiレビューにもそういうのが多い)、一部のトップ層にしか響かない。ゾーンが狭すぎなので、その中ではけっこうヒットしても、数が出ない。幅広い層から支持を受ける本を出すのが目下の課題である。編集者の人はいい案出してほしい。

→mixiレビュー:若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか
3.95点(302人)←今日時点で

300人以上が読んでレビュー書いてくれたということは、ちょうど100人に1人くらいの計算。この本、渾身の一撃だっただけに嬉しいことだ。mixiは、この書籍レビュー機能においてamazonをはるかに抜いて存在感を示している。(でも、うまく活用仕切れていない。mixiは「著者専用ページ」みたいなのを作ればアクセス数増やせるのに)

若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか
若者はなぜ会社選びに失敗するのか

 
02:45 03/07 2009 | 固定リンク | コメント(2) | アクセス数(465)


03/06 2009
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『報道ステーション』
2009/3/5

 私は、報道番組についてはPCに保存し、タイムシフト視聴&早送り&CM完全飛ばし&他の作業しながら(餅焼いたりお湯沸かしたり…)で、20分くらいは毎日見ている。

 今日の報ステで、タクシーの乗務員団体が400台終結してデモ行進した、と伝えていた。タクシーの運ちゃんたちが、「減車しろ」「生活できる賃金にしろ」と主張している内容。

 まあそれだけならいいんだが、報道で付加的に取り上げる情報と、その後の解説が最悪だった。

・規制緩和で台数が増え飽和状態のなか、経済危機が直撃した。
・2008年12月の売上高は、前年同月比13.9%減った。
・平均年収は約280万円。(全国の給与所得者約367万円)

 だから、お涙ちょうだい、助けてやれ、という無責任きわまりない大衆迎合的な報道。これは情報操作もはなはだしく、無茶苦茶なロジックである。

①初乗りを660円から710円に値上げして世界最高水準の価格にした結果、消費者がますます逃げてしまったことに一切ふれないのは、消費者の視点が欠落していて、ひどい。

②また、霞ヶ関周辺で夜、延々と並んでいる個人タクシーの人たちは一晩で1人しか乗せる気がないのが明白なのだが、なぜそれで生活できるか聞くと、彼らは既に年金受給者で、暇つぶしに仕事をしているからだそうだ。一般のサラリーマンは定年で強制的に退職するが、タクシードライバーは74歳までやっていい。だから、そもそも平均の年収は低くなって当り前。

③そもそも、どうしてタクシー業界だけ守ってやらねばならないのか。ジャーナリスト・ライター業界なんて何の規制もないから、年収200万円以下で働いている人など、いくらでもいる。タクシーでは生活できないというなら、さっさとやめて介護など人手が足りない分野で仕事をすればいい。年280万円くらいは十分に稼げる。

④タクシーの台数規制を強化してしまったら、本来、タクシードライバーになれて280万円の年収を稼げるはずの人が参入できなくなって失業者になる。失業者の年収はゼロ円だから、国全体で格差が広がる。既存タクシードライバーの利益を守るために失業者を増やすことは、国の雇用政策上、許されない。(規制強化して失業率が上がれば、どうせまた文句を言うだろう。キャスターはラクな商売だ)

 市場原理が働けば、稼げない人はタクシーをやめて介護に移り、国全体で人材の最適配置が実現する。だから、国がやるべき政策は人材流動化であり、それをサポートするための教育・訓練費の公的給付だ。なぜ、そういう当り前の報道ができずに、何となく経営者が悪い、国が悪い、と言いっぱなしなのか。

 こうした特定の利権団体の立場から一方的に情報を流してお涙ちょうだい、で終わりにする報道姿勢が、生活者・消費者・有権者・国民全般の利益を害し、バランスを大いに欠いていることが分かるだろう。

■公共性のない利権団体の言い分だけを垂れ流すな
 タクシーの乗務員団体が「規制強化で(利用者なんかどうでもいいから)自分らだけは守ってくれ」と叫ぶのは勝手だが、その視点だけで報道するのは国民全般、生活者、消費者の利益から望ましくない。放送法に定めた「多様な視点による放送」にも違反している。

 タクシー乗務員団体が自分らの利権を主張するのは自然なことだ。だが、それは全米ライフル協会が銃規制に反対するのと一緒で、とにかく自分たちの狭い利益のことしか考えていない個別利益集団なわけだから、そんな奴らの主張だけを一方的に報じてやる必要は全くない。

 これは、ときどき討論番組に出てくる正社員組合「連合」の人についても同じで、連合が自分勝手な利権を主張するのは勝手だが、そういう個別利権団体はそもそも自分たちだけの利益を増進する目的で設立された団体なのだから、パブリックマインドなどかけらもなく、公共性を無視してでも自分さえよければ、という「あとは野となれ山となれ」な人たちなのだ。なぜそういった「結論が決まっている団体」の人間を出演させて、公共の電波でPRしてやる必要があるのか。

 全米ライフル協会は銃乱射で何人学校で生徒が死のうとも、銃は規制すべきでない、という結論が決まっている団体だ。連合は正社員の利権には指一本触れさせない、という結論が決まっている団体だ。タクシー乗務員組合は、生活者がどんなに不便になろうともタクシーの台数を減らして、消費者がどんなに困ろうとも値上げして、自分らの給与だけを上げたい団体だ。あとは野となれ山となれ、国や生活者や国民の利益など、そっちのけ。

 そんな人たちの言い分を一方的に垂れ流す報道が、いかに国民の利益を害するか、よく考えてみていただきたい。

 世論迎合の一方的なお涙ちょうだい報道がもっとも視聴率がとれるから、コメンテーターの発言内容も、「経営者が悪い」「台数規制は必要」「運ちゃんかわいそう」的な大衆迎合のモリタク系コメントに終始し、消費者・生活者の視点や労働者全般の視点はゼロ。コメント内容も事前打ち合せしているそうだから、これは番組の編集方針なのだろう。

 テレビの視聴者は偏差値45の世界だから、こういう視聴者洗脳的で一方的な報道が耳に心地よく、惹きつけられる。一方的に見た目困っている人の立場で言って貰えると、考える必要がなくてラクだからだ。だから森永卓郎氏が大人気なのである。ようは、視聴者の無知につけこんで視聴率をとっている醜悪な構造。「何が意図的に報じられていない情報なのか」に注意しよう。

 
07:48 03/06 2009 | 固定リンク | コメント(1) | アクセス数(485)


03/04 2009
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今回問題とされている「新政治問題研究会」と「未来産業研究会」は2005年度に計1000万円を寄付している
 小沢党首のクビがかかった今日の会見。最初から最後までNHKで見た。いざというときにカネ関係でこういう事態になるのは「金竹小(こんちくしょう)の呪い」とでも言うべきか。

 師匠だった田中角栄はロッキード事件で5億円の受託収賄などで逮捕。金丸は佐川急便からの5億円ヤミ献金で金庫から「金の延べ棒」が見つかって失脚。竹下もリクルート事件で秘書が自殺までして失脚。

 その派閥の流れを汲む小沢が総理一歩手前で、やはりカネの問題で秘書が逮捕。この人が背負ったカルマ、克服しなければならないテーマなのだろう。

 会見は予想の範囲内で堂々と反論を主張。ようは「献金を貰うときに貰う相手はチェックしていない、問題が発覚したら返せばよいではないか」というもの。これはまあ、筋は通っているが、『秘書は(西松建設の迂回献金だと)薄々知っていたという証拠があるから特捜部が動いた可能性が高い』とマスコミが分析を流すため、責任は連座し、もはや投票行動に影響する「政治心理学」的には、心象が最悪だ。

 会見のなかでは、何言ってんだよオマエ、という嘘の発言もあった。

 「政治資金は入りも出も、だれから貰って、何に使ったのかがはっきり分かるようにすればいいとずっと主張してきたし、情報公開が重要だと思っている」。小沢はそのようなことを口走り、自身の政治資金の透明さをアピールしていた。だが、これはまったく事実と異なる虚言。完全にNATO(No Action,Talk Only)だ。

 上記は「構想日本」が膨大な手間をかけて行った政治資金の調査結果である。小沢は他党のどの党首よりも沢山の政治団体を持っていて、そのカネの流れは複雑怪奇、極めて透明性が低い。政治資金を受け取る団体の数だけでこんなにある。

・民主党岩手県第4区総支部
・陸山会
・小沢一郎政経研究会
・小沢一郎東京後援会
・小沢一郎くらしと政治研究所
・税理士による「小沢一郎」後援会
・小沢一郎後援会

 民主党の改革派は、基本的に「党支部」と「資金管理団体」のみにすべきとして実践している人が多いが、小沢は財布の数を減らすことなく、旧来型の不透明で分かりにくいカネの流れを積極的に維持している。

 数年前に気づいて自ら改革をしていれば、今日の会見で「私は透明性を確保するために自ら資金管理団体を一本化して情報公開を実践してきたんです」と極めて説得力のある主張を展開することができ、それが総理のイスにつながったかもしれなかった。

 だが、小沢は自らが克服すべきテーマに手をつけてこなかった。旧来型の手法に固執した。

 国の財政も逼迫し、時代は明らかにクリーンな政治家を求めている。どうやら小沢は、総理になれそうもない。

 
15:18 03/04 2009 | 固定リンク | コメント(2) | アクセス数(493)



ココで働け! “企業ミシュラン”

渡邉正裕(WATANABE Masahiro)
(株)MyNewsJapan代表取締役社長/編集長/ジャーナリスト。ほぼすべての主要企業内ホワイトカラーに情報源を持つ。現役社員への取材に基づき企業の働く環境を一定基準で評価する「企業ミシュラン」を主宰。日経新聞記者、IBMのコンサルタントを経てインターネット新聞を創業、3年目に単年度黒字化。
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