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田中宇氏が有料配信開始
従来はメール内の広告+書籍化のビジネスモデルだった

 「共同通信EXIT」の国際ニュース解説者、田中宇氏が有料ニュース配信「田中宇プラス」の会員募集を、2月23日から開始した。月額500円、半年3000円で26本の有料記事をメールまたはウェブサイトで読める。

有料配信「田中宇プラス」増設のおしらせ

 従来の週1本の無料記事とは別途、もう1本をプラスワンで書いて、それを有料化する。26本有料配信するまで3千円課金しない。

 すごい仕事量&良心的な価格設定。MyNewsJapanは本数を約束せず、「量より質」「速報よりデータベース」「文字より生資料や図表」というのが基本ポリシーだからだ。

 田中氏の専門とするフィールドは変化が急な国際情勢であり、また、速報を主な業務とする通信社出身ということも関係していると思う。

 国際情勢に左右される商社などはカネに糸目をつけずに100倍くらいの価格設定でも法人契約するだろうから、プラス1でやるならそういう方向性もビジネスとしては有力だとは思うが、かなり良心的な設定になっている。

◇独立したもの書きが沢山いる社会が健全だ
 組織から独立した「もの書き」が経済基盤を強固なものとし、発信量を増やすのは大変よいことである。なぜなら、日本のサラリーマン記者は、会見に出席しても「中川大臣酩酊してませんか」と質問すらできない権力のPR業者になっているからだ(AP通信が報じたように世界的ニュースなのに)。

 →「中川大臣酩酊してませんか」会見出席記者なぜ質問しない

 そんなジャーナリズムとは正反対な仕事をしていても、やりがいなど全くないだろう。せっかく能力がある人も、それを開花させることなく飼い殺しになって腐っているサラリーマン記者も多いはずだ。自分の足で動き、自分の視点で取材して会社の検閲を受けずに記事を書いて発表できる幸せは、なにものにも代えがたい。

 新聞の広告効果バブルがはじけつつあるなか、不況の影響で広告費が削られるため、これから数年のうちに、偽装部数が顕著な毎日新聞や、既に希望退職を募集したという産経新聞が自然減以上のリストラを迫られ、それなりに優秀な人材が組織の外に出てくることが予想される。

 そうなったときに、記者としての実力(専門性、情報源、筆力…)さえあれば、あとは少々の経営感覚があればビジネスモデルを構築でき、ちゃんと活動資金を得られるのだ、ということを分かってほしい。そして、どんどん自由に取材してWEB上で、自己責任で署名入りの記事を発表する人が増えて欲しい。

 なぜなら私は、独立したジャーナリストが、それぞれ「有料の」購読者を持ち、互いの編集方針に沿って記事を配信しあうネットワーク型の多元主義モデルが、もっとも望ましいと考えているからだ。現状の、少数の大組織が記者を抱え込んで統制するエリート主義モデルは、上記の中川報道を見ても分かるように機能不全に陥っており、この社会にはジャーナリズムが健全な形で機能していない。

 ネットワーク型多元主義モデルに移行した際、ジャーナリストは現場で一次情報を取得するコストを自分で負担することになるが、当然、「よい取材」にはカネも時間(=人件費)もかかる。だから、無料のブログでは成り立つはずがないのである。

 私は普通に年4千万円以上の売上高があり取材費も潤沢に使えるが、他にも有料モデルを構築しているもの書きの方々がいるので参考にされたい。なかなか若い人が参入してこないのが私の不満である。

佐々木俊尚「ネット未来地図レポート」

山岡俊介 「アクセスジャーナル」

日垣隆「ガッキィファイター」

勝谷誠彦「勝谷誠彦の××な日々。」

■なお、ケーススタディとして弊社の事例は下記に詳細に書いた。
『やりがいある仕事を市場原理のなかで実現する!』(光文社)
やりがいある仕事を市場原理のなかで実現する!
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田中氏ファン  12:49 03/19 2009
田中氏の国際ニュース解説は2003年頃から拝読していますが、非常に質が高く、根拠とする論調も納得のいくものであり個人のジャーナリズムとしては相当高い次元と感じています。 私自身としては、知識は「欲しがるもの」であり、本質を書くサイトには有料であっても納得できます。