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「頭がよくないから話はきかない」と思われない、グダグダにならないためのケース面接対策――3つの失敗体験より
【画像1】ケース1「静岡空港の売り上げを二倍にするにはどうするか?」で見せられた資料イメージその1、「富士山静岡空港の路線状況」。出典はここ

 来年入社の新卒採用が始まりつつあるが、これが終わると中途採用のシーズンになる。今回は、コンサル会社を中心によく行われる「ケース面接」で、実際にどんなお題が出され、どう進められたのか、筆者自身の体験に基づいて記す。巷に出ているものは「美しい解」を出すことを意図して書いたものばかりで、応募者と面接官のやりとりをありのままに記したブログは、意外にも少ない。筆者は結果的にケース面接の通過は叶わなかったが、むしろ失敗例から学ぶことが多いはずで、失敗のポイントが分かれば、どう対策すればよいかも見えてくる、と考える。関係者によれば選考基準は「頭のよくない奴だと思ったら、話はもう聞かない」など。マッキンゼー等のケース面接に何度も臨んだ筆者の経験から、「文字を書き起こして見直す」など、お勧めの対策をいくつかお伝えするので、イメージトレーニングに役立ててほしい。

【Digest】
◇ケース1:「静岡空港の売り上げを二倍にするにはどうするか?」
◇ケース2:「スノーモービル業界での売上減少についての課題は?」
◇ケース3:「あなたがいま所属している営業部署の課長だとして売り上げを2倍にするにはどうしたらよいか?」
◇「頭のよくない奴だと思ったら、話はもう聞かない」という譲れない基準

 前回記事:ケース面接をどうやって乗り切るか――現場発、地方でも入手できる対策&実践ノウハウ

 ケース面接のあるコンサル会社の面接は、①“Experience Interview”(職務経歴や自分の今までの困難とそれを乗り越えたこと)、②ケース面接、③面接官への質問、という3部構成になっているのが一般的である。

 “Experience Interview”については、以下参照されたい。
 →就活面接を乗り切るフレームワーク『Journey Maps』

 今回の本題であるケース面接であるが、これは筆者自身が4~5年前(2010年頃)に受けた当時のメモを参照して書いたものだ。かなり無知な部分を晒しているが、「こんなレベルの奴でも書類は通ったんだな」と思っていただければよいと思い、記載することにした。反面教師として是非活用してほしい。

 ケース面接の具体的なやりとり、および見せられた資料(面接後に回収される)は、自分のメモを頼りに、やや加筆・加工して再現した。

 なお、実際に出題されたケース面接の具体例については、エージェントの中には過去の問題を集めているところもあるので、それらを活用するとよいかと思われる。以下サイトに記載がある。

 コンサル専門エージェントを活用する

 また、過去に出題されたケース面接の過去問が、以下Webサイトにある。

 ・外資系戦略コンサルケース面接徹底対策

 ・ボストン・コンサルティング・グループの面接過去問リスト26選

 さらに、出題者の意図をよく理解しておくため、各会社が公開しているケース面接対策を参照するとよい。

 ・BCG ケースインタビューに向けてのアドバイス

 ・McKinsey & Company  Interview prep

 ・Bain Interview preparation

◇ケース1:「静岡空港の売り上げを二倍にするには」

 [ケース1の題] :静岡空港の売り上げを2倍にするには、どうしたらよいか?利益は考えなくていいです。静岡県の職員の前で話すつもりで、提言してください。
 [ケース1の面接官]マッキンゼー社・マネージャークラス

 面接:(静岡空港の概要が書かれた紙を渡されて)静岡空港の売り上げを2倍にするにはどうしたらよいか?利益は考えなくていいです。私を静岡知事だと思って提言をしてください。そこにある紙と鉛筆は自由に使っていいです。

 渡された資料(【画像1】):静岡空港:国内線→北海道・福岡・那覇、国際線→中国・韓国 に伸びている航空路線図。

 応募者(私): 質問を確認させていただきますと、静岡空港の売り上げを2倍にするには、ということですが、利益・コストに関しては考えなくてもよろしいということですね。

 面接官: はい、そうです。

 応募者: まず、静岡空港の現在の売り上げはどのくらいでしょうか?

 面接官: さて、どれぐらいでしょうか。それを考えてみてください。

 応募者: 少々お時間を頂いてもよろしいでしょうか。

 面接官:はい

 (メモをとる)

 応募者:売り上げの要素として考えられるのは、「チケット収入」、「レストランのようなテナントの賃料」、「空港使用料」ですね・・・ 。(間違い)

 面接官:チケットというのはキャリアの収入になりますから、違いますね。

 応募者:チケットとなると、チケットの手数料ということになりますでしょうか。

 面接官:そうかもしれませんが、他に考えられませんか?

 応募者:うーん・・・

 面接官:(助け舟)ここで、空港使用料とはどういったものになるでしょうか?空港使用料とは、空港で飛行機が発着陸するのにキャリアが支払う料金になります。ここでは、それを元に考えてください。ちなみに静岡空港でキャリアが支払う着陸料は20万円としてみてください。

 応募者:つまり先ほど私が申し上げたところで「チケット収入の手数料」、「テナント料」、「発着」では、キャリアが支払う発着料が一番大きな収入を占めると言うことになりますでしょうか。

 面接官:そういう仮定で進めてください。

 応募者:着陸料は観光用とビジネス用の二つに分けられると思います。ビジネス用を選んだほうがいいという仮説のもとで考えてみたいと思います。なぜなら、観光用というのは、はじめに渡された紙でも記述があったように、新幹線や他の空港と競争が激しいために観光用で入るのは厳しいかと思われるからです。国内線と国際線も、羽田などの空港の方がたくさん出ておりますし、競争は激しいかと思います。ビジネス用に特化して、例えば研修用として固定客をつかんでおくのも、考えられます。

 面接官:でも、それって正直、厳しくないですか?最近企業も研修への費用もかけられなくなってきていると思いますよ。静岡県の産業は発展している、と言えるかもしれませんが。

 (的外れで、呆れてしまった様子・・・この時から外を見はじめる.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。



【画像2】ケース1「静岡空港の売り上げを二倍にするにはどうするか?」で見せられた資料イメージその2、「訪日外国人消費動向調査」。出典はここ
【画像3】ケース1「静岡空港の売り上げを二倍にするにはどうするか?」で見せられた資料イメージその3、「静岡空港で乗り入れをしている航空会社・航空機一覧」。出典はここなど。
【画像4】ケース2「スノーモービル業界での売上減少についての課題は?」で見せられた資料イメージその1、「世界のスノーモービル販売台数推移」。筆者作成。
【画像5】ケース2「スノーモービル業界での売上減少についての課題は?」で見せられた資料イメージその2、「スノーモービル業界最大手のHokkaido社の総売上推移」。筆者作成。

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