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コンビニより低い健康感覚の佐藤製薬 リングルアイビーは合成着色料入り

情報提供
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一見綺麗なエメラルドグリーンのカプセルやタレントに騙されてはいけない。タレントは何も知らない
 病人を顧客とする製薬メーカーのくせに、コンビニよりも消費者の健康意識に鈍感な会社がある。イチローのユンケルのCMでもお馴染みの、佐藤製薬(佐藤誠一社長)だ。キャスター扮する菊川怜がオススメする頭痛薬『リングルアイビー』に含まれる緑色3号は、急性毒性、発がん性などが指摘される添加物で、既にコンビニのおにぎりや弁当コーナーでは探すのも難しくなった合成着色料。このキャスターは早死にするだろう。喜ぶのは添加物メーカーだけだ。
Digest
  • またやってしまった
  • 人の命をカネに換える
  • 発ガン性、急性毒性、アレルギーを引き起こす
  • 佐藤製薬「払い戻しさせていただきます」
  • 見た目が綺麗だと女性にうける
  • CMを無視して表示を見るクセを

激しい運動をしたわけでもないのに左の胸筋が痛み、首の関節に違和感があって後ろを振り向けない。なにか体がおかしいと思っていたら、数日後に頭がズキズキしてきた。これまでと違う前兆だったが、風邪のようだ。

だいたい年1回、冬にひく。寝るしかないので、寝ている。築地仲卸経営の父親は風邪をひいても、50年近く1日も休まず河岸に行っているそうだが、私は自由業なので、アポを入れず、家から出ないようにしている。

たまに外出すると、頭が上下に動くたびに痛む。これはキツい。薬を飲もう。というわけで大手町のドラッグストアに入った。最初に薦められたのは『葛根湯』。漢方系だし、以前に飲んで効かなかった記憶があるので、却下。

「とにかく、頭痛に効けばそれでいいですから。それ以外の熱、喉、せき、痰、すべてないので」

そこで薬剤師が出してきたのが、『エスタックイブ』と『リングルアイビー』。「イブプロフェンという成分が頭痛によく効きます」という。どちらでもよかったが、「売れている」というので、『リングルアイビー』のほうを選び、買うことにした。「首のコリをほぐすにはビタミンB系がいいですよ。ユンケルがオススメです」。頭が痛くて判断力が弱っている。ついでに買ってしまった。

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なに、この色!と警戒しないといけない。口に入れるべきものとしては不適格

またやってしまった

さっそく薬を飲もうと箱を空けると、おどろおどろしく緑色に光ったカプセルが出てきた。見るからに不自然で体に悪そうな色だ。もしやと思い成分表示を見ると、「緑色3号」。メーカー名は佐藤製薬だ。ああ、またやってしまった、と後悔した。

「また」というのは、3年前、下記の記事に書いたとおりだ。

■あっさり毒性を認めた佐藤製薬

ラリンゴールドには「黄色5号」と「青色1号」が添加されているのだが、今回のリングルアイビーには「緑色3号」。いずれもタール系の合成着色料で、発ガン性などが指摘されていることから、ノルウェーやスウェーデンでは全面禁止。EUや米国でも禁止されている地域が多く使われていないという。

だいたい人間の命を奪うものの使用は、北欧で最初に禁止され、EU、米国、日本の順に規制が強化される。これは「企業の利益」と「人間の命」とどちらを重視するか、という国家観によるものだが、日本は人の命を犠牲にしてでも企業の利益を重視するので(個人的には最低の国だと思う)、常に先進国のなかで最後。

その結果、薬害エイズ、薬害肝炎、添加物規制の遅れ、アスベスト…と、生活者が安心して生きられない最悪の国になった。北欧と同時期に規制すれば失わずに済んだ命はたくさんある。日本の官僚と政治家は、常に国民より企業のほうを向いている。

人の命をカネに換える

だから企業は、安心して殺人のリスクがある添加物を大量に使い続けることができる。なんといっても、コストが安い。タール系色素は、少量で強力に色を均一にできるのだ。要するに、人の命をカネに換えているわけだが、それを本来は病気を治す使命をもつ製薬メーカーがやっているから、ブラックジョークの世界である。

『セブンイレブン』『AMPM』はじめ、おにぎりや弁当など惣菜コーナーでは「合成着色料、保存料無添加」が当り前になっている。5年前ならまだしも、いまどき合成着色料入りのおにぎりをコンビニで見つけるのは難しい。これは、食べ物に対する、消費者の健康意識が高まったことの表れである。

だが、同じ、口から人体に入れるモノを作っている佐藤製薬では、いまだに合成着色料を使用している。このKYぶりは特筆すべきである

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肩こり、眼の疲れ、腰痛、筋肉痛ときたら、ほとんどの人が当てはまるだろう。

リングルアイビーの表示。イブプロフェンだけを強調するため含有量まで記しているが、その他の量は不明。緑色3号のヒト推定致死量は、200~300g(食品添加物危険度事典より)。

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