 Baa 優良企業予備軍
(仕事3.5、生活4.0、対価3.6)
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2004年2月8日午前10時45分ごろ、東京都港区赤坂の路上で白い乗用車がUターンしようとしたところ、対向車線を直進してきた2人乗りのバイクと接触、バイクを運転していた会社員の男性と後ろに乗っていた女性が軽傷を負った。白い乗用車は「ポルシェ」。運転していたのは、カルロス・ゴーン社長だった。社員の中には「これで、乗れる車の幅が広がった」と受け止める人もいた。
【Digest】
◇常務更迭「えっ、あの人も」
◇一般社員もコミットメント
◇「日産価格」を徹底
◇ゴーン以前/以後のギャップ
◇2つのコース
◇英語やフランス語が飛び交う
◇横浜へ本社機能を移転
◇「ドラマに詳しい人が多い」?
◇ボーナスで報いる
常務更迭「えっ、あの人も」 「フェアレディZ」でも「プレジデント」でもなく、「ポルシェ」。会社の発表によれば、ポルシェだったのは「利用者の立場で乗り心地などを確かめ、自社製品の開発に役立てるため」。実際、自社・他社合わせて年間相当の数の車を自ら運転してテストしており、社内では「BMWやアルファロメオも試してみる」などと話していたという。
社員の愛社精神は総じて強いが、日産車を所有しなければいけない雰囲気はなく、実際に乗らない人も普通にいる。さすがにトヨタやホンダはまずいが、輸入車なら全く問題なし、という雰囲気。会社の締め付けは弱く、おおらかな社風だ。日産車に乗る人も、勤めているから乗るというより、結果的に日産車がいいから乗るという人が多いという。若手の間では、以前の日産のデザインには批判的なものの、最近のものは概ね評判がよい。
◇一般社員もコミットメント
社員が日々の仕事を進めていく上でも、1999年から始まった「ゴーン改革」の影響は大きい。仕事を行う上で、「何をいつまでにやるのか」ということはきっちり決められており、それができたか/できなかったか、白黒をハッキリさせる。キーワードとして欠かせないのが、「コミットメント(必達目標)」とそれより少し高めの「ターゲット(努力目標)」である。特にコミットメントは「必達」だから、達成に向けて一人ひとりが特に真剣に取り組まなくてはならない。
コミットメントやターゲットは、まず部長と担当役員との間で決める。一度決まると、定期的に開催されるミーティングで進捗状況をチェックされる。ここには、総括(係長クラス、30代中心)も一緒に出席する。ミーティングで「数字が予定通りに上がっていない」と指摘されると、さらに下の平社員に対しても何らかの指示が降りる。指示の内容を聞けば、部のコミットメントの達成度合いがどの程度か、末端の社員でもだいたい分かるのだという。
一般社員でもコミットメントとターゲットが設定され、毎年、上司との面談を通じて決定される。基本的には、まず社員が設定し、それに対し上司がアドバイスするといった流れ。必ずといっていいほど、前年比で上積みを求められ、ストレッチした目標設定.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。
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