リストラを“輸出”するJAL 台湾でCA半減、整理解雇の7人が職場復帰求め提訴
東京地裁に更生計画案が認可された日本航空(JAL)は、かつて“世界の翼”と呼ばれていた。そのため「敗戦処理」の場も世界各地に広がり、国内と同様、早期退職者を募った。ところが台湾では、女性客室乗務員(CA)18人がすでに整理解雇された。うち後に早期退職扱いに同意した11人を除く7人がこのほど、職場復帰と逸失賃金計約2300万台湾元(約6400万円)の支払いを求め、台北市の裁判所に提訴した。この7人には労組委員長も含まれる。提訴したCAのうち、林さんと呉さんから話を聞いた。
2010/12/12