記事一覧
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新聞の部数偽装 毎日が販売店に逆ギレ、「偽装部数」分含む1170万円払え、と反訴毎日新聞の元店主が毎日新聞社に対して提起した「偽装部数」裁判に対して、11月4日、毎日新聞社側が元店主に対して約1170万円の新聞代金の支払いを求める反訴を提起していたことが分かった。請求額には多額の「偽装部数」代金が含まれていることから、偽装を正当化しようとする不当なものだ。そこには「偽装紙」でABC部数をかさ上げし、紙面広告の収入増でいわく付きの収益を得ていることへの言及はない。2008/12/05
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ニュースのビジネス化-6 本格的なビジネスモデル構築2003年の夏前、「マネージャー」に昇格した。一般の会社でいう課長のようなもので、リーダーとしての役割でプロジェクトを成功させた証明ができないと昇格できない。外資系コンサルティング会社ではマネージャーになって1人前と言われるので、1つの達成感があった。同時に、その上を目指すことは考えられなかった。自分がコンサルをやっている目的はスキルアップであり、自分が本当にやりたい仕事は、ここではない「次」にある、本来は社会全体に影響を及ぼせる仕事をしたいのだ、ということは明確だった。2008/12/05
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説得力ない「労働市場の構造改革やりたかった」(竹中平蔵氏)11月30日放送の『サンデープロジェクト』で、小泉首相とともに構造改革を進めた竹中平蔵氏が語った労働市場改革についてのコメントは、かなり苦しいものだった。本来、セットで同時にやらねばならなかった改革を、連合の既得権を守りつつ経営側に都合のよい政策のみ先行させて実施してしまい、それが今日のアンフェアな労働市場と歪んだ格差社会につながっている政策のミスを認めたようなものだったからだ。2008/12/02
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未成年の新隊員をボコボコに 自衛隊に横行する旧陸軍の“伝統”陸上自衛隊駒門駐屯地(静岡県御殿場市)で昨年10月、未成年の新隊員が上官からリンチを受け、奥歯を2本折るなど負傷する暴行事件が起きた。「いまだにこんなことがあるなんて、信じられない。まるで旧日本軍だ」。あこがれの自衛隊で受けた理不尽な仕打ちに、被害に遭ったAさんは悔しさを募らせる。暴力事件で懲戒処分を受けた自衛隊員は、昨年度1年間で80人以上。うち、事件の詳細が国民の前に明らかになったケースは、ごく氷山の一角だ。2008/12/01
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【スピ33】半年待ちの霊能者、近未来も視えていた「以前から信頼する霊能力者の方がいらっしゃいます」と、ある編集者のかたから情報を得たのが、新中野のHさん。さっそく電話で問合せると、なんと半年待ちで、キャンセルもほとんどないという。ブラフだろうか。40分3万円とかなり高価格でも半年待ちとは、尋常ではない。かつての江原氏に近いではないか。実際にセッションを受けて検証したところ、その実力は噂どおり。近未来を当て、私の性格の本質も言い当て、アドバイスも的確。驚くばかりであった。2008/11/30
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エイベックスが小室の保釈金を払ったワケ小室哲哉の保釈金3千万円の一部は、「エイベックス社」が支払った。その背景には、同社と小室の「蜜月と決裂の歴史」があることは、あまり具体的に語られていない。小室が1990年代前半に大成功を収めた背景には、エイベックス社との二人三脚の関係があった。当時から音楽産業を取材し続け、「Jポップとは何か」(岩波新書)などの著作があるジャーナリスト・烏賀陽弘道氏が、小室事件の背景を解説する。2008/11/29
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トヨタ系部品メーカー、偽装請負を内部告発した期間工を更新日3日前の雇い止めで“報復”トヨタ系自動車部品メーカー「ジェコー」で7年間夜勤を続けて「うつ病」にかかった期間従業員の女性が10月22日、欠勤が多いことを理由に契約更新3日前に会社から「雇い止め」を通告された。この女性は昨年、ジェコーの偽装請負を告発、会社は派遣社員のほぼ全員を期間工として直接雇用した。雇い止めは内部告発の報復措置なのか。女性らは11月4日、埼玉地方裁判所熊谷支部に、雇い止めの無効を求めジェコーを提訴。原告に雇い止めの実態を聞いた。2008/11/24
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奥田氏のマスコミ脅し「トヨタ広報部はパーフェクト」(大前研一氏)経営コンサルタントの大前研一氏は、トヨタ自動車の奥田相談役による「スポンサー降りてやろうか発言」について、一週間のニュースを独自に解説する大前研一ライブのなかでトヨタ、ソニー、パナソニック、ドコモが4大悪人としたうえで、自身がかつて経験したトヨタやドコモからの圧力について言及、トヨタの広報は奥田氏が言うまでもなくパーフェクトにやっている、と述べた。2008/11/22
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新聞の部数偽装、読売元販売員が告発「私は1億円の口止め料を提示された」かつて4年間、読売の販売会社「ユース」の店舗で新聞セールスを担当した森敏行氏は、その経験をもとに、新聞の部数偽装を調べ上げ、その調査結果データを、役所、業界団体、それにメディアなどに提供した。だが誠意ある対応を見せたのは、一部の出版社系の週刊誌と月刊誌だけ。森氏が調査を進める途中、中小企業経営研究会なる組織から1億円の口止め料を提示され、断ったこともあったという。2008/11/21
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山崎パンでは味わえない、自家培養の天然酵母パン アルムリーノ(パン/お取り寄せ)最大手の山崎パンをはじめ、市販のパンのほとんどは、人工培養のイーストばかり。「イーストではパンを膨らますことは出来ても、パン独特のおいしい味や香りを引き出すことは出来ない」とアルムリーノ店主の原さん。そんな中、アムリーノがつくるのは、レーズン、ミルク、小麦、黒糖などから自家培養した天然酵母パンで、絶妙な深い味わいをかもし出す。自宅でもできる、自家発酵の天然酵母パンの作り方つき(会員限定)。2008/11/20
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ニュースのビジネス化-5 「やりがいある仕事を求めて」2001年4月、昼のFNNニュースをたまたま見ていたら、韓国で『オーマイニュース』というネットメディアが影響力を増しているというリポートがあり、衝撃を受けた。常駐4人、『ニュースゲリラ』と呼ばれる市民記者が1万1千人いて、一般市民が記事を書くのだという。この仕組みは画期的である。書き手が現場の市民ならば、立場や視点が現場発となり、自動的に目線の低い原稿になる。記事を書く行為はマスコミ記者の特権では全くないし、ネットの特性を生かした優れた仕組みだ、と思った。2008/11/16
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【オリコンうがや訴訟17】「オリコンランキングは信頼できない」証拠テープを提出、小池社長を証人申請11月11日、月刊誌「サイゾー」の取材に応じたフリージャーナリストの烏賀陽弘道氏にオリコンが5千万円を求めた名誉毀損訴訟の控訴審の第2回裁判が行われた。烏賀陽氏側の控訴審弁護団は、一審弁護団と同じ店舗(首都圏5、6店舗)を回って内容を確認し、店によっては1位から10位まで、または1位から30位まで書いていたり、送信方法もFAX、メール、電話とバラバラであるなど、統計の信頼性に欠けるとする録音テープを証拠として提出。サイゾーの編集長・副編集長への聞き取りテープも、新証拠として提出した。2008/11/14
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トヨタからF1招待券贈与で公用車はトヨタ車ばかりの在上海総領事館昨年、F1チケット4枚、21万円相当をトヨタから受け取った在上海総領事館が、それ以前にも8枚40万円相当のF1招待券を同社からもらっていたことが判明した。六台ある公用車のうち五台、2000万円相当がレクサスなどトヨタ車であることもわかった。職員の副収入状況が記録された「贈与等報告書」には「利害関係なし」と報告されているが、利害関係の疑い濃厚とみるのが一般国民の感覚だ。入札ではなく随意契約で国民の税金が無駄遣いされている疑いも強い。疑惑をぶつけると外務省は沈黙を決め込み、情報公開法を使わないと回答しない、と言い出した。2008/11/13
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小室哲哉逮捕で「Jポップ汚職」拡大の臭いがする小室哲哉プロデュースの安室奈美恵がイメージソングを歌った2000年の九州・沖縄サミット。その準備が進んでいた数年前、安室所属の芸能プロ社長が1億5千万円の裏金を加藤紘一自民幹事長事務所に贈る疑獄事件があった(加藤は議員辞職)。今回、あえて地検が小室を逮捕、取り調べることで、もっと『大物』(国会議員や高級官僚、知事)に捜査を伸ばす狙いも、あるのでは――。音楽産業研究の第一人者で「Jポップとは何か巨大化する音楽産業」(岩波新書)などの著書がある烏賀陽弘道氏に、背景を解説してもらった。2008/11/10
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ニュースのビジネス化-4「コンサルタントとして身についたこと」問題解決力の向上、そして経営センスを磨くために、外資コンサルという別業界、別職種への無謀な転職を図り、なんとか実現した。これは27歳という若さに加え、景気のタイミングがよかったためだ。99年夏の当時はITバブル崩壊前であり、IT系を中心としたコンサル業界全体が急拡大中だった。アンダーセン(現アクセンチュア)はじめ各社が社員数の倍増計画を打ち出しており、景気がよかった。2008/11/08
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読売の販売会社「ユース」元セールスが告発 10年前から「押し紙」ひどかった「押し紙」問題の追及には、民族運動に携わる人々もかかわってきた。その典型が、1998年ごろから実施された、森敏行氏による「押し紙」調査だ。調査対象は、自身が4年間、店舗で新聞セールスを担当した読売新聞の販売会社「ユース」(全国で約百店を所有)。その内部資料を検証すると、芝浦店(東京・港区)で4600部のうち973部が「押し紙」だったことなど、既に十年前から公称と実売に大きな差が出ていることが分かった。2008/11/07
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【スピ32】メジャーリーグ選手もご贔屓の霊能者、借金の金額を言い当てる大リーグチーム在籍の日本人スラッガーも「癒しの技を直接受けて、怪我が治った」というNYのSさん。病気と関係ある過去世を辿ると、エジプト、中国ともに薬剤に関係していて、現世で医学とかかわりが深いという。「五千という数字が出たんだけど」と借金の金額を五千万円と言ってきてびっくり。すぐれた透視能力のある霊能者の検証ではプライバシー丸裸状態である。だが、録音を断られてしまったのは、今回の取材でSさんだけだった。「霊能者&個人セッション」データ付き(実名入り、会員限定)2008/11/06
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ダイワハウス工業 来期採用4割減、ハードな営業現場の実像ダイワハウス工業は、2009年4月入社見込の新卒採用数を、昨年実績の794人から約4割減となる500人に絞ることを公表した。不況で主力の住宅事業の環境は厳しく、戸建住宅の営業担当者の販売実績は、半期で会社目標の半分未満となる平均3棟弱にとどまるという。同社が戸建住宅トップの積水ハウスと異なる点は、値引き販売もアリで、棟数ではなく粗利でシビアに評価され、粗利の1.5%がボーナスとして支給されるところだ。十年以上にわたり住宅部門の営業を担当していた元中堅社員に、現場の実態を聞いた。2008/11/05
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京セラ “稲盛教”の洗脳力今夏、京セラを辞めたばかりの元中堅社員が、同社の社内事情について解説する。「創業者の稲盛和夫名誉会長が作った仕組みは確かに天才的。でも中途で入ると、その徹底した管理主義についていけない。私がいた部署は中途入社組が百数十人のうち3人いましたが、この数年で全員やめてしまった。いまや全員プロパーです。感覚的にいうと、中途で入っても1年以内に半分くらいは辞める。最近は新人の離職率も上がっています」2008/11/04
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暴力横行する陰惨な自衛隊の実態 空自小松基地暴行失明事件航空自衛隊小松基地(石川県)で昨年8月、酔った上官が「指導」と称して部下に激しく暴行を加え、顔を骨折、左目失明の重傷を負わせる事件が起きた。被害者は発見当時、顔や鼻から血を流し、首を絞められて気絶状態だったが、病院に搬送されたのは約2時間後。さらに警務隊が重い腰を上げたのは発生から3週間後だった。「幹部らは事件が表ざたになることを恐れていた。もし私が死んでいたら『喧嘩』で処理されたかもしれません」と、被害を受けた隊員は憤る。暴力事件で懲戒処分になった自衛官は、2007年度一年間で60人を超えている。2008/10/31
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