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バッタとユングとシンクロニシティ

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アップでみると、やっぱり仮面ライダーのモデルだったことがわかる。遠く後ろに見えるのは恵比寿ガーデンプレイスとウェスティンホテル。

朝から窓の外にデカいバッタがへばりついていてビックリ。だって16階ですよ、ここ。ここまでの飛距離といい(垂直には飛べないし、この辺では一番高い建物だし、いったいどうやって…)、推定10センチのデカさといい、尋常じゃない。何かの「お遣い」ですかね。

私は子供の頃「将来、虫屋さんになる」と書いたことがあるほどだったから、ショウリョウバッタという名前は、すぐに出てきた。いったい何を告げにやってきたのだろうか…。

すぐに思い出したのが、心理学者ユングの本だ。例の印象深いコガネムシのお話。シンクロニシティ(共時性)の有名な事例としてユング本によく出てくるのだが、ユングが若い女性の心理療法を行っているときに、その女性が黄金のコガネムシを夢で見た、とユングに語ったその瞬間、コガネムシが、その部屋の窓にぶつかってきた、というお話。

患者が現在の状態から何かへと「変容」しなければならない、ちょうどその時に、然るべき意味をまとったシンクロニシティが生じた、ということらしい(エジプト神話では、コガネムシは「変容」の象徴だから) 。

では、このバッタは何の意味があるのだろう。ショウリョウバッタを調べてみたら、漢字で「精霊飛蝗」と書くんだそうな。はじめて知った。「精霊」ですよ。ちょっと今、寒気が走った。

wikiによると「俗説で、8月の旧盆(精霊祭)の時季になると姿を見せ、精霊流しの精霊船に似ることから、この名がついたと言われる」「盆になると出現するよく飛ぶバッタ」だそうだ。ちょうどそんな時期だから、まあ珍しくもないか。亡くなった爺さんかな?

……あ、なるほど、いまはっきりと分かった。ショウリョウバッタをウェブで調べたところ、別名、「米つきバッタ」ということが分かった。米つきバッタという表現が出てくる原稿を、ちょうどいま書いてチェックして返信しなければならないところだった。

夢に明確に出てきたわけではないけれど、仮眠をとるなかでも頭のなかにあって、やらなきゃ、やらなきゃ、という状態だった。MRが米つきバッタみたいに医者に頭下げる仕事で、スキルが伸びないっていう内容…。やります、やりますよ。ちょっと遅れてるけど。

 医者とのリレーション構築が目的だが、医者は基本的にエラい人たちなので「上から目線」。コメツキバッタみたいにお辞儀をするのも重要な仕事だった。(中略)「スキルとしては、3年目で頂点になって、あとは伸びない仕事。このままコメツキバッタをしていてはビジネスパーソンとしての市場価値が無くなる、と感じた」
 ↑こんなかんじ。

シンクロニシティ、ホントにおそるべし。完全に頭の中と外の世界はつながっているんだ、ということを実感する。科学では解明できない世界って絶対にありますね。

偶然では、確率的に、この一致は起こりえない。スイスでコガネムシが明るい窓に向かってぶつかってくる確率よりも、緑のない都心の16Fにコメツキバッタが突然張り付いている確率のほうが、明らかに低そうだし。

 それにしても、仕事終わったのに、まだ3時間以上、同じ場所にへばりついてる。まだ何かメッセージが…?

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Manaty2011/06/29 20:02
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