京浜急行電鉄は“昭和の会社” 退職者続出、欠員続きで13連勤も 「このままでは社員の命が危ない」
京急は2019年9月、本社機能を横浜・みなとみらい21地区に移転。「新高島」駅から徒歩0分の好立地だが、本社勤務社員の通勤定期代は一駅となりの横浜駅まで。新高島駅が、横浜高速鉄道の駅だからだ。公式サイトでも「横浜駅下車 徒歩7分」。貴重な社員の時間を犠牲にし、最寄り駅までの通勤費も払わない不合理な意思決定は、経済が右肩上がりで人口も増えていた昭和の発想。「いろんな意味で、“昭和の会社”だね、とよく言われます」――。昨年まで10年超にわたり在籍した30代元社員が、自己変革を拒む京急の昭和体質について語った。(03/13 2020)
消える仕事、生まれる仕事――10年後に食える仕事 食えない仕事 テクノロジー編
本章では、「消える仕事」と「生まれる仕事」について、「量」(=雇用者数の増減)の点から分析する。雇用へのインパクトを理解するうえで、失業エリアにどのくらいのボリュームがあるのか、ざっくり全体像をつかむことは重要だ。そこで、日本でもっとも網羅的に職業ごとの就業人口を把握している国勢調査結果を用いた。なお、雇用の質(賃金の高低や、正規・非正規といった雇用安定性)は、次の第6章で述べる。 ※データベースは末尾よりエクセルダウンロード可(03/12 2020)
トヨタ正社員がQCサークル未払い賃金約7万3000円を労基署に申告 「サービス残業に苦しむ全国の皆さんのためになりたい」
トヨタ自動車の本社工場に勤務する吉田亘希さん(22歳)が2月7日、自宅に持ち帰ったQCサークル活動39時間分の賃金7万3206円が未払いだとして豊田労働基準監督署に申告した。トヨタのカイゼン活動の柱として知られるQCといえば、2002年に内野健一さん(当時30歳)が堤工場内で倒れ致死性不整脈て死亡した事件が思い起こされる。内野さんは長時間残業に加え自宅でQC作業を行っていた。妻が労災申請したが労基署は認めず、提訴して07年に全面勝利した。仕事ではなく自主活動だとトヨタが主張していたQCが業務として認定され、それを受けて同社は賃金を支払うようになった。死んだ人は生き返らないが、多くの人々が救われた、と思われた。だが、今回再び表面化したQC自宅作業は、根本的にトヨタの姿勢が変わっていないことを示す。あらためて同社の無償労働の実態をさぐった。(記事末尾でQC資料19枚ダウンロード可)(03/10 2020)
『「大東建託」商法の研究』刊行 野放しのアパート建築・転貸商法に法規制を――サブリース被害対策弁護団に聞く
大新聞やテレビがほとんど取り上げない重大問題のひとつが大東建託を筆頭にした上場する大企業各社によるアパート商法だ。MyNewsJapanの連載をもとに、このたび『「大東建託」商法の研究』(同時代社、本体1500円)を3月27日、発売する。8刷1万4000冊と好評を得た前著『大東建託の内幕』(同時代社、2018年6月刊)の続編だ。大東建託の常軌を逸した社員虐待ぶりや、客を客とも思わない問題だらけの営業手法を報告している。同業のレオパレス、大和ハウス工業、東建コーポレーションの問題も取り上げた。刊行に先立ち、同著の内容を一部紹介する。アパート建設・サブリース業者のトラブル相談に取り組む法律家集団「サブリース被害対策弁護団」事務局長・三浦直樹弁護士に対するインタビューである。どんな問題が起きているのか、解決方法は何なのか、被害防止に向けた課題は――。(03/02 2020)
新刊『10年後に食える仕事食えない仕事:AI、ロボット化で変わる職のカタチ』発売
昨年10月より本サイトで連載している「10年後に食える仕事 食えない仕事――テクノロジー編」が単行本化され2020年2月28日、東洋経済新報社より『10年後に食える仕事 食えない仕事:AI、ロボット化で変わる職のカタチ』と題して出版された。前作が雇用のグローバル化でどう変わるのかを述べた「グローバル編」であるのに対し、今作は、テクノロジー進化でどう変わるのかを述べた「テクノロジー編」である。よって主タイトルは同じだが、ダブっている箇所はない。セットでお読みいただきたい。以下、あとがきである。 ※単行本内で示した「分析結果データ」(エクセル形式)ダウンロードは、記事下より。(02/28 2020)
いつまでに何が変わるのか――10年後に食える仕事 食えない仕事 テクノロジー編
それぞれのエリアで、変化のスピードは、一様ではない。技術が進歩しても、様々な要因によって社会への実装が進まず、結果として職の変化も起きないことは多い。新しいテクノロジーが世の中を変えるには、4つの壁を乗り越える必要がある。❶技術、❷コスト、❸既得権、❹リーダーシップ、だ。それぞれの技術テーマが、どの段階でつまずいているのかを見極めることで、雇用への影響が起きる時期についても見通しを持つことができる。ニュースをただ万全と聞くのではなく、どの段階なのかを考えることが重要だ。(02/28 2020)
死亡事故続出の京急電鉄 車掌が伝える「乗客として知っておいてほしい運行現場のジレンマ」
踏切内トラック衝突事故で67歳運転手が死亡し乗客ら35人負傷(2019年9月)、ホーム転落事故で39歳医師が死亡(2019年11月)など、事故発生の前から現場社員によるヒヤリハット報告があったにもかかわらず事故を防げなかった事態が続出している、京浜急行電鉄(本社・横浜市)。直近まで10年以上にわたって車掌として京急に勤務した元社員(30代・辞めて1年以内)が、京急の運行現場で横行している「スルーされるヒヤリハット報告」「隠匿されるインシデント」、そして実際に起きてしまった死亡事故の裏側の実情をもとに、上層部の隠匿体質や安全軽視のカルチャーについて語った。(02/26 2020)