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福田衣里子の演説がマジな件

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8/28「報道ステーション」

選挙が面白すぎてTVの録画で釘付けになっている。特に、小沢チルドレンといわれる女性候補が面白い。

長崎2区の福田衣里子は、演説がマジだ。政治の被害者だけに、テレビで見る限りでも、本気で怒っているのが伝わってきて、思わず拍手してしまった。魂がこもっている。こういう人が国会に行くべきだ。都内だったらぜったい見に行っていたところである。

やはり政治家にとって、言葉、発言は命。しかも相手が「原爆しょうがない」発言で辞任した久間前防衛大臣と、年齢性別キャリア見た目と、全て反対。ここはダブルスコア以上で民主が勝ってもおかしくない。

薬害肝炎は、まさに政官業の癒着のトロイカ体制による「戦後自民党型政治」を象徴する事件だった。厚生族(政)、厚生省(官)、製薬メーカー(業)の利益のために罪のない生活者が犠牲になり、誰も責任をとらない。経済成長には都合がよい仕組みだが、人の命を軽視する政治。まさに日本社会の縮図である。その被害者が立法府に送り込まれる意義は、とてつもなく大きい。

石川2区の田中美絵子は、演説の中身はなさそうだったが、勢いと演技力、喝舌のよさで、森元総理に勝てそうな雰囲気を醸している。現政権の支持率が低い場合は、そのもっとも反対側に見える人(女性、若手、非世襲…)がよいというのがセオリーなんだろう。

東京12区の公明・大田代表は、党首だからといってテレビが取り上げ、対立候補の青木愛は映らない。これは明らかに不公平である。この選挙区は共産候補もいるから、青木はさすがに不利だ。バラマキしか脳がない公明の党首は、ぜひ退場してほしい。

こうした小沢チルドレンを見るにつけ、小沢一郎は選挙の天才なのだとつくづく感じる。第一派閥となる小沢派とそれ以外の対立が起きてすぐ分裂しないかが、早くも心配だ。

 小沢の本音が書かれている『日本改造計画』の“グランドキャニオンには柵がない話”からも分かるように、小沢は外交でも内政でも、自主独立・自助努力を重視する人で、まったく社民的ではない。自由党の党首だったくらいだ。社民と連立など、うまくいくはずがない。小沢派が100人を超えて独裁・暴走が始まったら93年の細川連立政権の二の舞になってしまう。こらえてくれ、小沢…。

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