似たようなメディアをやっているからか、いくつか情報提供があったのだが、元社員関係者らによると、JANJANというNPO型インターネット新聞が
大幅に規模を縮小し、事実上の終焉を迎えるという。今年春のオーマイニュース閉鎖に続き、また1つ市民参加型メディアがなくなることになる。
最盛期は総勢20人くらいいたものを、社員1人だけ残してリストラ。来月からは、動画やモバイルコーナーへの投稿を停止、投稿された文章を編集せずそのまま載せるブログの集合体のようなもの(人手がかからないからだろう)になるそうだ。
私も麹町のオフィスには、2003年に何度か行ってプレゼンまでしたことがあるのだが、経営の方向性が全く違ったので一緒にやることにはならず、私は本サイトを作ることになった経緯がある。
資金的に富士ソフト一社丸抱えであるため、経営の独立性も継続性もない、というのがその理由だ。当時から売上げがほぼゼロで、それでよしとしており、ようは富士ソフトの社会貢献活動、古い言葉でいうとフィランソロピー、最近でいうとCSRというのが実態。
それはそれでやってくれていいと思うが、経営の独立性がないとジャーナリズムではないし、続けることができないのなら、やる意味がないのだった。よって今回の終焉は予想どおりの結末だ。
ちょうど小泉構造改革で、2003年からの4年くらいは景気がよかった。だから富士ソフトとしても税金対策くらいに考えていたのではないか。だが、景気が良いときしか存立しえない事業では困るのだ。
事業仕分け的に言うと、目的は良いのだがコスト無視だった、ということだろう。同じ目的を達するのに20人分の人件費はいらない。そこで昨今の経済状況をかんがみ、リストラと相成った。富士ソフトは上場企業なのだから利益を生まない支出は株主に説明できない。
とはいえ選挙、政治家、政治資金のデータベースとしてはなかなか良いものができているので、富士ソフトのCSR担当者として、竹内さんは良い仕事をしたと言えるのではないかと思う。ちょっと非効率すぎたけれど。
