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「回答する記者団」オープン

情報提供
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回答する記者団
 (株)ベリタ(『日刊ベリタ』を運営)元取締役の佐藤裕一氏が11月20日、「回答する記者団」をオープンさせた。質問とその回答を記事として公開し、一部有料で掲載していく従来にないメディアだ。「本当に知りたいことを伝えていない、と批判される既存メディアとの違いを見せたい。ネットの特性を生かして、1人が知りたいことに回答していきたい」(佐藤氏)としている。
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佐藤氏は私とともに新しいメディアを創る活動を9年前より行っていた。ITに明るく、MyNewsJapanサイトのテスト版を製作するなどMyNewsJapan設立にも深く関わっていたが、海外ニュースを中心としてオープンした『日刊ベリタ』のほうに出資するなど深く関わり、取締役も務めていた。

だが、ベリタの経営が悪化を続け、代表取締役だった元毎日新聞編集委員の永井浩氏の辞任にともない、代表者も大野和興氏に代わって、分裂。佐藤氏も経営から手を引き、3年前より温めていたアイデアをもとに、自身でメディアを創設することになった。

この新サイトでは、記者を指定して、記者の専門分野や著書にまつわる質問ができる。従来の無料のQ&Aサイトとは異なり、責任の所在が明確で信頼できる情報を得られるところに特徴がある。記者は自らのブランドをかけて、質問に答える。

料金の基本は 16,800円(税込)であるが、これは記者によって異なり、記者との交渉次第となる。

質問を受けるか、いくらで受けるか、は最終的には記者が決める。交渉がまとまって料金を振り込むと、記者が記事を書く。記事は一般にも有料会員(月1890円)向けに公開される。

ロングテールなニーズに答えるネットの特性を生かしたメディアであり、これは十分成立するだろう。本の著者というのは、自分が書いた本がどう読まれ、どういう疑問を持たれたのか知りたいものであり、追加的な質問には喜んで答えると思う。

というわけで私も微力ながら、協力している。皆さんにも、どんどん質問してもらって、応援していただきたい(現在、参加している記者はまだ9人)。

以下は、佐藤氏の依頼によって、記者である私が書いた記事である。これは4800字、画像付で25200円(税込)の設定である。


Q:1日の過ごし方を教えて下さい。普段はどんなことを考えている時間が多いですか。また、新聞記者時代、コンサル時代と比べて生活習慣で大きく変わったことはありますか。するようになったこと、しなくなったことなど教えてください」(これから報道分野のネット事業を始めようとしている人間としての質問です。渡邉さんを参考にしたいと思っています)

A:

■1日の過ごし方について。

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机上は、マックブック、ThinkCentre(レノボ)につながったキーボード、Canonのスキャナー、シャープの液晶17型、ドコモ703iD、きなこ餅入りの皿(夜食用)。

午前11ごろ:自然に目覚める。目覚まし時計は持っていない。月に1回くらいアポがあって必要なときがあり、ケータイの目覚まし機能を使っている。仕事内容の中心となる執筆が、極度の集中力を要するため、頭が疲れているとまったく仕事にならず、睡眠は十分にとっている。10時間以上寝ることなどざらにある。

起きて30秒以内には、隣の部屋にあるデスクに座って仕事を始めている。PCは常時シャットダウンしない。1人で3人分は働いているので、通勤時間には一秒も時間を割けない。

忙しい日々が続くと、目覚めると夕方5時のときもあれば、疲れているときは夜11時のときもある。時間や曜日の概念はない。時間に余裕があって、買い物やスポーツクラブに行く場合は、平日の午後にしている。これは圧倒的に空いているから

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