B 不良企業予備軍
【一連托生型】
(仕事3.0、生活2.7、対価2.8)
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5大ゼネコンの一角を占める鹿島建設。ある社員は、就活生に「どういう人が部下になってほしいですか?」と会社説明会で聞かれると、こう答えるという。「元気で、根性あるやつ」。主戦場である建設現場でも、そして営業の現場でも、常に泥臭さが必要不可欠となる仕事だからだ。
【Digest】
◇事務系の現場は「1人総務部」
◇営業は「飲む」カルチャー
◇海外に行きたいと言えば行ける
◇肩書きは報酬と連動しない
◇差がつくのは30代後半から
◇入札前は忙しい
◇リクレーションで建設現場を訪問
◇事務系の現場は「1人総務部」
鹿島はここ数年、180人ほどを採用している。バブル期は500人超、その後は250人ほどを採用していた時期が長く、昨今は最低水準だ。事務系が3割ほどで、残りが技術系である。
技術系は建築・土木出身が多く、配属後はずっと動かない人もいるし動く人もいて、バラバラ。事務系の新入社員は、まず北海道から沖縄までの全国に散らばり、「現場」(建設現場)か「営業」に配属される。おおむね7:3で、建設現場のほうが多い。
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鹿島建設の現場組織 |
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建設現場は5人~20人以上まで建設の規模によって人数は様々だが、基本は技術系の人たちで、その庶務全体を1人で担当するのが、事務系の仕事だ。つまり各現場に事務系は1人しかいない。しかも掛け持ちだから忙しい。
建設にかかわる一連の流れにおいて発生する、技術以外の仕事を一手に引き受けるのが事務系の仕事である。工事が決まると、契約業務。そして、事務所を用意する手配。これは、プレハブを建てるか、マンションの部屋を借りる。
そして、安全祈願祭ほかの式典を開催。施主による近隣説明会実施の手伝い。工事が始まってからは、事務の女性を雇い、経理を取り仕切り、資材を発注し、労務管理し、月ごとの財務を管理し、現場所長(技術系の部長クラス)の確認をとりながら進捗管理。さらには、現場懇親会や、バーベキューなどイベントの手配もする。
「1人総務部です。これを、複数の現場を掛け持ちでやることも普通。1つの現場は1年以上にわたる場合が多い」(中堅社員)
仕事のやりがいも、現場にある。建設現場では、騒音が出ることは避けられない。近隣とのトラブルも起きる。鹿島の社員は、施主とともに説明会を開く。「あんたらの利益のために、なんでウチが我慢しなきゃいけないの?」と言われると、正直、そう思うほかない。
でも、法律は守っている。自分も会社のために働いて給料を貰わないといけない。「最初は全員が敵だと思っていたけれど、ひたすら訪問して挨拶してまわったら、1軒以外の人とは、仲良くなった.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。
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キャリアパスと報酬 |
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社内報は完成した建物の紹介がメインコンテンツ。これは進行中の飛騨高山のトンネル工事。社内リクレーションでは、社員の家族も含め、こうした進行中の現場を訪れることも(『KAJIMA』6月号より)
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