ケータイ電話基地局。沖縄県那覇市にある沖縄セルラーのもの。(本文の内容とは関係ありません。)
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ある日突然、めまい、吐き気、頭痛、嘔吐、眼痛などの症状が現れたら、「電磁波過敏症」を疑ってみる必要がある。電磁波過敏症は、スウェーデンではすでに障害として認定され、患者には医療保険が適応されている。だが日本では、ほとんど認知すらされておらず、一部で住民とケータイ会社との間で訴訟が進んでいる段階。この問題に大半の人々が気づかない最大の理由は、巨大メディアが広告主に依存し、スポンサーに不利益になる報道をタブー視するためだ。その被害者の1人が、長野県伊那市でNTTドコモの電波に苦しむ塩田永さんである。
【Digest】
◇国策としてのユビキタス社会
◇1年で基地局が10万局増
◇子供が不眠症に
◇電磁波過敏症が花粉症なみに
◇メディアのタブー
◇「圏外」を求めるもうひとつの理由
2010年の夏、塩田永さん一家は、伊那市から東京都千代田区永田町にあるNTTドコモの本社までの220キロを12日費やして歩き切った。猛暑の中の長距離「ウオーク」は、ある意味では無謀な計画だった。
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伊那市内の基地局付近で見つかった奇形のタンポポ。写真は、『告発・電磁波公害』(松本建造著)より。松本氏は、朝日新聞記者。
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しかし、塩田さんたちは人々の目に見えるかたちで基地局問題の存在を知らせざるを得なかったのである。
「この国ではケータイ電話を使うひとの権利は保証されていますが、使わない人の権利はないがしろにされています。使わない自由もあるのではないでしょうか」
ケータイ電話の基地局からは、高周波の電磁波が放出されている。その結果、基地局の周辺に住んでいる住民は、ケータイ電話を所持していない人も電磁波を浴び続けることになる。それはちょうど受動喫煙の原理と同じだ.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。
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「放送タワー・携帯タワー周辺のガン疫学研究」のリスト。『健康を脅かす電磁波』(荻野晃也著)より引用。
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塩田永さんが書いたNTTドコモ宛の請願書。
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