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有名30社の「対価」、トリプルAの2つのパターン

情報提供
 成果主義の人事・報酬制度が浸透しつつあるなか、大企業・有名企業の実質的な報酬水準や評価方法、雇用の安定度といった「労働の対価」は、どうなっているのか。我々は今回、主要企業の30歳前後の社員を、広報を通さず100人近く取材し、仕事内容や生活への影響とともにまとめた。対価の総合レーティングで高い順に並べたのが下記の表である。
Digest
  • 法規制
  • 資本力
  • ネットワーク力
  • アップ・オア・アウトの完全成果主義で高報酬を維持
  • 低位に甘んじるメーカー
  • 納得性が高いパターン
  • 納得性が低いパターン
  (これは『週刊現代』04/11/29号掲載の依頼原稿の原文です。編集方針や紙幅の制限により掲載記事とは大幅に内容が異なります)

〔Digest〕
 【報酬水準】3つの参入障壁とガチンコ成果主義
  ■参入障壁
   ◇法規制
   ◇資本力
   ◇ネットワーク力
  ■ガチンコ成果主義
   ◇アップ・オア・アウトの完全成果主義で高報酬を維持
   ◇低位に甘んじるメーカー
 【格差】空手形のリスク
 【報酬決定方法】横並びで「目標管理」の導入進む
   ◇納得性が高いパターン
   ◇納得性が低いパターン

【雇用】大手メーカーで不安定さ増す


【報酬水準】3つの参入障壁とガチンコ成果主義

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報酬水準については、様々なメディアが企業の給与や年収、ボーナスの特集を掲載しているが、およそ半分は嘘であることが分かった。企業側の「大本営発表」に頼っているのだから当然である。特に巨大広告主やマスコミ企業自身については手心を加える傾向が顕著に見られた。

 事実に即して分析した結果、「トリプルA」はテレビ局や大手商社を中心に8社あった。若い社員の高い報酬水準を維持できているパターンは、2つしかない。

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