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【スピ6】江原啓之の元弟子、自宅近くのパワースポットを透視?

情報提供
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パワースポットと言われた「川尻八幡神社」(「川尻神社 ネット」より)。
 江原啓之の元弟子というスピリチュアルカウンセラーに、神秘的なものや『易』好きだが、お金を払って視てもらったことはないライターが初のカウンセリングを受けた。霊の世界に否定派の筆者が言われたメインの守護霊、先祖霊は「源氏の武士」。その源氏にゆかりがあるという、自宅西にある「川尻八幡神社」を具体的に透視された。とはいえ前もって住所を伝えている。その神社に出かけ、詳細に検証した。「霊能者&個人セッション」データ付き(実名入り、会員限定)。
 スピリチュアル取材班でM氏を選んだ理由を挙げる。まず、江原啓之の元弟子ということが、いくつかのウェブサイトで報じられており、相応の「能力」が期待できそうだということである。ただし、本人はその事実を認めていない。しかし、明確に否定もしていない。ただ、M氏本人は、HPで以前の自らの師について相談料の値上げから「方向性が違う」と確信し、離れたことを報じている(本文末リンク参照)。

 インターネットにて予約すると後日、カウンセリング承諾とのメールが送られてきた。すぐに料金を振り込むと3日後くらいに封書で案内が届く。駅からの道順も同封されていた。入金からのレスポンスは迅速で、依頼者=クライアントへの配慮が感じられた。
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Mさんのカウンセリング前、記入した用紙。氏名・住所・生年月日など、基本的な個人情報のほか、職業や相談内容なども記入。
◇カウンセリング録音テープは顧客へ
 2007年7月6日(金)15時から1時間。場所は国道20号線沿いにあるマンションの一室。郵送されてきた案内には、「待合室等がないので、なるべく時間通りにきてください」とあったが、15分ほど早めに到着してしまったので、エレベータのすぐ脇で待機。その後、エレベータで5階まで上り、通路が見渡せる場所でさらに待つ。この間、504号室にも、人の出入りはない。

 時間になったので、チャイムを鳴らす。すぐにドアが開き、M氏本人が出迎える。それから個室に通される。あまり広くない。狭いが、小ぎれいで威圧感などは感じられない。ソファの座り心地もよい。室内にはグレゴリオ聖歌のような音楽がかかっている。壁にはそれほど大きくはない本棚があり、スピリチュアル関係のほか、オカルティズム関連の本などが並んでいる。専門書もあるが通俗的な新書判のものもあり、なんだか中途半端な印象を受ける。
 「では、こちらを記入してください」
 M氏はそう言って1枚の紙を手渡し、「5分ほどしたら参ります」と告げて部屋から出ていった。用紙には、氏名・住所・生年月日など、基本的な個人情報のほか、職業や相談内容なども記入するようになっている(画像参照)。

 記入し終わった頃、M氏が部屋に入ってくる。記入した紙を手渡すと、M氏は項目をチェックし、用意されてあったカセットレコーダをセットした。
「来ていただいた方には、録音してテープを差し上げているんです」
 やはり顧客に対しては、配慮しているとの印象がある。
◇前世は戦いが嫌いな出家した武士
 「最初に田原様の守護霊がどういう方なのかをお調べして、メッセージをいただいてみてよろしいでしょうか?」
 筆者が承諾すると、M氏は「リラックスされてお待ちください」と促し、目をつぶって念じるような姿勢になった。これが「交信」というものなのであろうか。

 しばらくすると、M氏は「よろしいですか?」と口を開いた。
 「田原さんは、前世はね、もともとお武家様だったんですって。武士。地位や名誉や財産や、そういうものにはあまり執着がなくて、だからそういうステイタスのために戦うこともあまり好まなくて。戦国時代なのに、戦うことが好きじゃなかった。

 だから当時ね、武士をやめて出家してしまったんです。で、俗世間をある意味切り捨てて、仏教に帰依されて、お坊さんとして生きているイメージが出てきています」

 筆者は幼い頃から今日に至るまで、戦うことが苦手である。現在も、何かと戦っている意識はまったくない。
 「でもどうしてかというと、あなたにとって楽だったんです。難しい修行から逃げた、ともいえるんですね。で、ただ逃げるために仏教に帰依されたわけではなくて、あの、やはり心のあり方だとか、人と人との触れ合いだとか、そういうことは戦いの中に見出すものではないということを、あなたはすごく捉えていた方なんです」
 話し始めて数分にもかかわらず、M氏はその「出家した武士」のことを筆者であるという前提にしており、「あなたは」という言い方になっている。なんだか中学校か高校の進路指導の先生に話を聞いているかのような感じである。
 「それで、前世では太陽の輝き、自然界の素晴らしさ、そういう人として、人であれば当然感じられるもの、それを人として自然に感じたかった方なんですよ。だからこそ、戦国時代の環境が生きづらかった。だから、端的にポンと逃げちゃった。なのでね、今生、生まれ変わってどうしてもネックになるのが、あの、働いていくことなんです。働いて稼ぐ。

 今っていうのは、ある意味バブルが崩壊してから、戦国時代的なところがあるでしょ?

 もう、働かないと食べていけない。実力あるのみで、戦いに出ていくようなものですよね。そういった、前世で逃げちゃった分、今生は、逃げられない環境を選んで、わざとね、ご自身で『今度こそ逃げないぞ』と言うことを目指して、生まれ変わってきている。

 前世はね、ご家庭を持つ前にポンと逃げちゃったの。だからね、心の中だけによぎることだと思うんだけれど、家族さえいなかったらスコーンと逃げちゃう人ですよ。でも、ご家族がいらっしゃるから、逃げるわけにはいかない。その人生を、あなたが選んだということなんです。今度こそ越えると」
 後からこうして文章にしてみると、かなり決めつけ的であるが、カウンセリングの最中には特に威圧的とも感じなかった。
◇メイン守護霊、先祖霊は源氏のお武家
 「守護霊のメインの方なんですけれど、源氏のお武家様だった方らしい。源氏側です」
 ずいぶんとメジャーな氏姓が登場した

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■川尻八幡神社(上)地元自治体などのサイトのなかで公開されているもの。神社正面からの写真はかなり広角で撮られているが、注連縄などの様子も現在とは異なり、かなり以前のものと考えられる(「川尻神社ネット」より)。(中と下)2007年9月筆者撮影。少なくともこの2年間は、同神社で大幅な改装等は行われていない。神社の名称が書かれた木札は、ネットで公開されているものに比べてかなり形状等が変わっている。

「Mさん&個人セッション」データ

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編集部2008/02/01 02:51
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