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【こだわりグルメ】辛すぎず、化学調味料も不使用 香菜軒(カレー料理/東京・上鷲宮)
カレー料理「香菜軒」(東京・中野区上鷲宮」店主の三浦勉さん。

 化学調味料を使っていないからこそ、カレー本来のおいしさが味わえる「香菜軒」。現在カレーは8種類提供中だ(食材仕入先リスト付)。店主はインド料理店などで約15年間仕事をしていた三浦勉さん。安全性にこだわる食材が増えるたび食材費は上がったが、客から「おいしくなった」と好評だという。「できるだけ食材の情報公開をしたい」という三浦さんのような店主がいる一方、エスビー食品のようにカレー「有機スパイス」で「有機で認めている化学合成農薬を使用」と回答し、栽培履歴の公開を拒否する企業もある。

【Digest】
◇きっかけはパプアニューギニア海産の天然えび
◇3種類のカレーからスタート
◇エスビー「有機スパイス」はすべて低農薬
◇ベジタリアンのためのセットも
◇半年間の完全菜食体験で感じたこと
◇13年、50回もの「香菜軒」の取材歴


◇きっかけはパプアニューギニア海産の天然えび
 8月1日のMyNewsJapan「何分炒め続けてもプリプリ透明感保つ、蝋人形のような『むきエビ』は保水剤漬け」(南条リカ)で紹介された天然エビのパプアニューギニア海産 は現在宮城県石巻市にあるが、以前は東京の豊島園の近くにあった。

 1997年頃、その店に行ったとき、パプアニューギニア海産の武藤優社長が「近くにこのエビを使ったおいしいカレー屋さんがあるから行きましょう」と言われた。

 たとえ、天然のおいしいエビを使っていても化学調味料を使っているのでは食べたくないと思い、武藤社長に「化学調味料を使っていないか」と聞いてみると、「使っていない」と言われたので行ってみた。

 行くことにしたが、不安があった。1つは調味料に化学調味料を使っているものがあるのではないか。もう1つ、私はカレーは好きだが辛すぎるカレーは好きではない。当時、激辛カレーなるものが流行っていた。旨みを感じられないくらい辛すぎるカレーであれば食べたくない、と思っていた。

 カレーは数種類あったが、エビカレーを食べてみた。

 辛さも私には丁度よかったが、人によってはもっと辛くてもよいと言うかもしれない。だが、この位の辛さの方が旨みは十分に引き立つと思った。

香菜軒

◆住所:東京都中野区上鷺宮4-17-6 ハイツ小河101
◆TEL・FAX:03-5241-6608

◆営業時間:
平日:昼12時~15時 夜18時~22時
日曜:昼12時~15時 夜17時30分~21時 

◆定休日:水曜日、第2火曜日

◆アクセス:西武池袋線「富士見台駅」南口より徒歩2分

◆座席:14席、全席禁煙

◆料金:カレーは8種類
地鶏ひき肉のカレー920円 
野菜カレー900円
キーマカレー860円
レンズ豆のカレー860円
天然エビときのこのカレー1400円
カツオのスモークとキャベツのカレー950円
健康豚と2種のチーズカレー1500円
地鶏と季節の野菜カレー1250円

*そのほかのメニューは画像参照
*テイクアウトも可能

 

 調味料なども安全性にこだわり、化学調味料を使っていなかった。

◇3種類のカレーからスタート
 店は店主の三浦勉さんと奥さんの2人で切り盛りしている。三浦さんはカレー店やインド料理店などで約15年間仕事をしていた。そして、1994年6月に香菜軒を開業した。駅から徒歩2分の商店街から少し入った住宅街にある7坪14席の店だ。

 夫婦2人のアットホームな店で約7割が固定客。地元のお客さんが多いが、おいしさと安全性を求めて遠方から来るお客さんも少なくない。辛すぎず化学調味料も使っていないカレー本来のおいしさが味わえるからだ。

 開店当時は3種類だったカレーは現在では8種類に増えている。

 三浦さんは「当初は安全性にこだわった食材は米と玉ねぎぐらいで、まだ少なかったが徐々に増やしていきその度にお客さんからおいしくなったと言われ、食材費は高くなったが食材にこだわってよかった。

 しかしまだ食材のすべてが無農薬無添加ではなく、さらに安全性にこだわった食材を探していますが、どうしても食材費が高くなりメニューの値段も上げにくいのが現状です。カレーに使う香辛料も無農薬かどうか確認がとれません。ただし、できるだけ食材の情報公開をしてお客さんに理解してもらえればと思っています」と言っている。

 私も安全性の高いカレーに使う香辛料を探しているが見つからない。生産者の確認ができ栽培履歴があり、内容から安全性を確認できる香辛料がないのだ。たとえ有機の香辛料でも見つからない。

◇エスビー「有機スパイス」はすべて低農薬
 以前、新聞の広告にエスビー食品の「有機スパイス」のコマーシャルがあった。有機ガーリック、有機シナモン、有機パプリカ、有機ブラックペッパー、有機コリアンダー、そして有機ハーブとして有機バジル、有機ペパーミント、有機スペアミントなど全部で34種類書いてあった。

 エスビー食品に電話で問い合わせたところ「有機で認めている化学合成農薬を使っている」とのことであった。中には無農薬の有機スパイスもあるかと聞いてみたところ「すべて低農薬」とのことであった。

 改めて新聞広告を見ると有機認証とか有機栽培とは書いてあるが、無農薬とは一言も書いてない。低農薬ということを意図的に隠しているかのようだ。

 エスビー食品に「有機には無農薬と低農薬が存在するが、ほとんどの消費者は有機は無農薬と誤解しているので、低農薬ということをはっきり表示して欲しい」といってファクスで回答を求めた。

 しかし、ファクスの内容は「国の規格基準を満たした方法で生産している」と回答してきただけなので、改めてエスビー食品にすべての商品の栽培履歴の情報公開を求めた。

 質問に対しての回答は「有機農産物の栽培は、通常の栽培で使用可能な農薬や化学的肥料が使用できずそれぞれの生産者が、栽培方法(施肥時期や施肥内容等)を独自に研究・工夫することにより、良質で安定した香辛料の生産と収穫を図っている。

 そして、その方法は各生産者の長年の努力によって培われた重要な機密ノウハウであり、それを公開することは契約購買している当社としては困難な状況である。かねてより現地生産者に対して『有機農産物の日本農林規格』にて使用を認められている堆肥・農薬であっても、極力使用を避けて栽培するように指導を行っている」との内容だった。

 御覧の通りで、何回質問してものらりくらりとした回答で、はっきりしないので、次の質問をした。

『有機スパイスの回答いただきましたが、納得できません。有機でなくても野菜や米や牛肉などでトレーサビリティーが広まっています。エスビー食品はトレーサビリティーを拒否するのですか?

 生産技術である堆肥の作り方や剪定の方法などは重要な機密ノウハウであることはよく理解できますので、情報公開は求めません。

 しかし、消費者は化学合成の肥料や農薬を使っているかいないかを知りたいのです。

 行政やマスコミや企業のあいまいな情報のために、消費者のほとんどは「有機はすべて化学合成の肥料や農薬は2年又は3年以上使用していない」と誤解しているのです。下記の質問のどれに該当するか○と×を付けてください。

 有機スパイスとハーブについては

1、(  ) すべて有機で認められている化学合成の農薬を使用している。
2、(  ) 一部において有機で認められている化学合成の農薬を使用している。
3、(  ) すべて有機で認められている化学合成の化学肥料を使用している。
4、(  ) 一部において有機で認められている化学合成の化学肥料を使用している。
5、(  ) 化学合成の肥料や農薬の情報公開をする予定である。
6、(  ) 化学合成の肥料や農薬の情報公開をする予定はない。
7、(  ) 広告に化学合成の肥料や農薬の情報を明記する予定である。
8、(  ) 広告に化学合成の肥料や農薬の情報を明記する予定はない。

 この質問に対する回答は「.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。



香菜軒メニュー

 

料理は上から
◆2,100円のセットメニューのポタージュ(小さな前菜とどちらか選ぶ)と有機野菜のサラダ

◆エビカレー(好きなカレーを2分の1サイズで2種類選ぶ)
◆野菜カレー
◆半ライスと2分の1プーリー(揚げパン)
◆焼き菓子とチャイ(ダージリンティーとどちらか選ぶ)

 

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編集部  23:51 08/31 2007
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(1)美味しいこと
(2)化学調味料を一切使ってないこと
(3)食材の内容の情報をできるだけ公開できること
(4)適正価格であること
(5)効果、効能を謳わないこと