 Baa 優良企業予備軍
(仕事3.5、生活4.0、対価3.8)
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2004年の東大生就職人数ランキングは5位(「サンデー毎日」2004年7月18日号)と、学生からの評判は決して悪くない。連結売上高約8,500億円(2004年3月期)というSIのガリバー企業、NTTデータ。にもかかわらず、一般的には何をやっている会社なのか正確に把握している人は少ない地味な会社である。
【Digest】
◇公共分野に強み
◇遅くてもダメ、早くてもダメ
◇帰属意識は部よりもシステム
◇若年層は異動に高いハードル
◇社員は安定志向
◇やはり強い組合
◇「みんな、入っているよ」
◇セクハラの罰金40万円
◇ドコモに次ぐ高水準
◇社外からの出向者は少ない
◇公共以外で遅れ
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東大生の就職人数ランキング
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公共分野に強み 一般的にSI企業のサービスは一般消費者になじみがない上、NTTデータは公共分野のシステム構築を多く手掛けており、派手な営業やPRを行っていないことも、企業のイメージがわかない理由と考えられる。なかでも、郵便貯金と社会保険庁向けシステムがダントツで規模が大きい。
同社が富士通、NEC、日立などの競合他社と異なるのは、製品(ハードウェア)を持たない「マルチベンダー」である点だ。たとえば、富士通であれば富士通の製品を使わざるを得ないが、NTTデータの場合には「どこの製品を使わなければいけない」という制約がない。
とはいえ、公共分野での強さの理由は、「技術が高い」とか「営業力がある」といったことよりも、過去の実績や契約形態によるところが大きいという。
強みの一つ目は、電電公社時代から官公庁に食い込んでいたという過去の実績。そもそもシステム改修の場合には、現在のシステムがどのような仕組みになっているのかを知る必要があるが、他社間ではシステムの仕様書をやりとりしにくいので、特に大きなシステムの場合には、発注先を変えることは難しい。また、長年の付き合いによって、両者の間では人的なつながりもできてくる。
もう一つのカラクリとして、「データ通信サービス契約」と呼ばれる独特の契約方法がある。NTTデータが設計、開発、保守・運用、ハードウェアのリース料まで全てを負担する。その上で毎月のサービス利用料を受け取るという仕組みである。システム構築を行っている間は金が入ってこないので、当初の負担は大きいが、一度食い込めば、毎月金が入ってくる上、継続的にシステム発注を受ける可能性も高くなる。現在では、新規にこうした契約はほとんど結ばれないが、依然「データ通信サービス契約」は公共分野の強さの源泉である。
◇遅くてもダメ、早くてもダメ
そうはいっても、必ずしも官公庁向けの仕事が「おいしい」わけではない。民間企業向けでは考えられないような品質管理も求められる。
例えば、.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。
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