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日本興亜損保 マツジョンイルの憂鬱、社内の諦念
数年前の、入社数年目社員(総合職)の年末賞与。去年から年間で1か月分の賞与が減らされている

 2010年4月にNKSJホールディングスを設立し、損保ジャパンとの経営統合を予定する日本興亜損保。統合後も各ブランドを維持するが、ITや支店網などの統廃合でポストは減る。2001年の日本火災と興亜火災の合併では日火出身の「マツジョンイル」(松澤建・前会長)が剛腕を振るい、今や支店長クラスは日火出身者ばかりに。今回は2倍の規模を持つ相手とあって、社員は逆の立場になる。新入社員みんなに「記念に撮ってもいいぞ!」とツーショットを撮らせるほど社員思いのマツジョンイルは、統合を進める兵頭社長らの解任を求め、お家騒動に。「5年やったら(転職先が)どこもない」と言われる社内では、割り切り、あきらめムードだという。

【Digest】(ログイン後、本文内へジャンプ)
総論「仕事」「生活」「対価」
◇「給料泥棒だ」と罵倒される
◇「キミたちは鵜匠だ」と聞いていたが…
◇スケールメリットが働く業界
◇氷河期世代が死ぬほど働かされてる
◇たまに「保証金が降りて喜んでたわよ」
◇顧客よりも自社の数字を優先する体質
◇「地元の販売代理店を継ぐ」転職
◇有休は1年で2日とっただけ
◇後輩が自殺した
◇30代後半、課長代理で1千万円超
◇「リストラなし」が自慢だったが



 昨年(2008年)辞めるまで、新卒で総合職で入社して数年間、地方支店の営業課に所属していました。

 総合職の同期は約130人いて(※2010年4月入社予定はキャリアアップコース・グローバル=125名)、ほかに一般職の女性が200人くらい(同スキルアップコース・エリア=150名)。

 当時は総合職と一般職しかなかったのですが、今年は「キャリアアップコース・エリア」(2010年4月入社予定で25人)というのがありますね。これは、ようは女性のために作った採用区分で、「特定地域から動かない総合職の女性」です。

 自分が入社してビックリしたのは、女性の総合職が職場にいないことでした。女性で営業に配属されると、感覚的には全員辞めちゃう。その対策だと思います。女性は東京にしかいなくて、そのほとんどが管理部門。同期では20人ほど女性がいましたが、管理部門に多く配属されていました。

 一般職(スキルアップコース)の仕事は、①自動車保険の申し込み書チェック、コンピュータ入力。②新種のビルの総合的なセットの保険(コンピュータ化されていない)の事務作業。これは異常に多くて、100個とかある。単発で100万円とかだと、〆日に売上を建てるために顧客企業に訂正印を貰いに行ったりして、事務作業も忙しくなります。


 総合職の同期の配属先では、法人部門は1人だけだったと思う。コーポレートが10人弱、残り120人は個人部門の営業部と損害調査部で半々、勤務地は全国バラバラです。営業は代理店の管理が仕事で、損害調査は、実際に事故が起きたときに交渉にあたる「賠償主任」を管理するのが仕事。いずれにせよ、直接顧客と接するのではなく、管理業務が仕事になります。

 配属地は、第3希望まで書いて出して、概ねそのなかで決まる感じ。営業支店は課が2~3あって、1つの課は総合職5人くらい、一般職5人、パートのおばちゃん2人といった規模です。


 しっかり就職活動をしなかったので、自分が進みたい分野に学卒時はいけなかった。それで、先輩がいたこともあって、何となくこの会社に就職しました。結局、自分は辞めて大学院に戻って専門分野を学ぶことにしました。

 有力代理店経営者の子供がコネ入社して、何年か後に退職して、実家の代理店を継ぐというケースはあります。実際、自分の担当代理店にも元社員がいました。


ある月の給与明細。残業手当は「40時間超えたらつけるな」と課長が言ってくる。  

 

◇「給料泥棒だ」と罵倒される
 やりたいことがあったのに加え、社内に閉そく感があった。

 営業の仕事は、代理店30くらい分の担当エリアを持ち、何もしないと解約などで前年比9割くらいに減っていくので、それを105%に持っていくのが仕事。でも、半分くらいの課は100%行かないのが実態。

 特に、競合他社に専属代理店契約をひっくり返されると売上減に響く。支店内の会議では、課長が、支店長に怒られる。万座でみんないる前で、「前年比100%いかないんじゃ、いないのと同じだ、給料泥棒だ」と罵倒される。これにはビックリしました。

 営業は数字がいっていないと、面白くないんです。そもそも仕事がくだらないことばかりなので。仕事内容は、大卒社員の仕事じゃないと思った。仕事の9割は、.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。



営業の末端組織
日本興亜火災のキャリアパス

 

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業界トップに  08:11 03/24 2012
会員
損害保険大手NKSJホールディングスは2012年3月23日、傘下の損害保険ジャパンと日本興亜損害保険が14年度上半期に合併することで基本合意したと正式に発表した。新会社「損害保険ジャパン日本興亜」の社長には日本興亜の二宮雅也社長が、会長には損保ジャパンの桜田謙悟社長が就く。合併する2社は合算で保険料収入1兆8772億円(11年3月期)と東京海上日動火災保険を抜いて業界トップになる。
@  19:23 11/17 2009
銀行とまるで同じ構造です。若手、現場で働く人間を生かさない限り日本は再生しない。