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「電通は、モラハラの温床『密室の局長室』を廃止すべきだ」元部長がハリボテ対策室の実態と対策を進言
密室の局長室でパワハラを受けた経験のある電通元部長(50歳前後)

 覚えなければならない仕事が多い新入社員が、休日の局長ゴルフに付き合わされるのが当り前とされる電通。絶対的な権力者である局長の意向に対し、新入社員に拒否権はない。「自己愛性人格障害」の特徴を持つという電通の局長や局長補は、それをパワハラと認識できず、会社もそのモラルハラスメント(セクハラ・パワハラ)が横行するカルチャーを容認しており、ハリボテのモラハラ対策室を作って、やったふりだけしているのが現状だ。実効性のあるモラハラ対策はどうあるべきなのか――。前回に続き、自身のパワハラ被害体験や局内で発生したモラハラ事例を踏まえ、電通の元部長が手記を寄せた。

【Digest】
◇人事に相談した翌月に自殺した高橋まつりさん
◇新入社員が休日にゴルフを強制される
◇モラハラは権威の象徴「局長室」で決められる
◇成果主義に反するオフィス環境の序列主義
◇教育係をモラハラ拡張要員にするな
◇電通の伝統「勝ち負け二元論の価値観」
◇旧日本軍に似ている
◇電通にとっての本当のイノベーション

◇人事に相談した翌月に自殺した高橋まつりさん
「ハラスメント相談課」の成果を強調する電通(公式サイト)
 電通は、モラハラ対策室を作りました、という事実だけで責任から逃れようとしていますが、実態としては、機能していない“ハリボテ対策室”です。

 公式サイトには、各年度のモラハラ相談数と、それらに対処しました、と書かれていますが、ほとんどが相談を聴いただけで終わっている、と推測できます。私自身がそうでした。

 形式を整えてやったふりをしているだけで、実効性はありません。

電通では、2012年度に法令違反等に対応する社内通報制度「コンプライアンスライン」とは別に、ハラスメント関連の相談については「ハラスメント相談課」に機能一元化しました。(公式サイトより)

 私自身が、この2012年度以降に、パワハラ被害にあって相談に訪れたものの解決せず、2年通院の後に辞めていますので、このハラスメント対策が機能していないことは、事実として断言できます。

 高橋まつりさんが、明らかなパワハラ・セクハラのアラートをツイッター等で発し、人事にも相談していたにもかかわらず自殺に追い込まれたのも、2015年のことです。人事が有効な手を打っていたら、自殺という最悪の事態は防げたはずです。

部長「君の残業時間の20時間は会社にとって無駄」「会議中に眠そうな顔をするのは管理ができていない」「髪ボサボサ、目が充血したまま出勤するな」「今の業務量で辛いのはキャパがなさすぎる」

わたし「充血もだめなの?」(October 30, 2015)

 そして、このツイートの翌月、つまり亡くなる1か月前には、友人にメッセンジャーで以下のように送っていた(リンク先画像参照)。

「毎週土日返上を要求する働き方や殆どモラハラな上長についていけず、異動か退職を考えて人事に相談しています」

 高橋さんは、人事に対して、モラハラ上司や休日出勤について相談したあげく、解決せずに自殺に至ってしまったわけである。

 それでよくも、ハラスメント対策をやっています、などと、反省も改善もないままにCSRに書けるものである。

◇新入社員が休日にゴルフを強制される
 私にパワハラ危害を与えたS局長は、新入社員にも、休日のゴルフに“自発的に”参加するよう、強要していました。今から3~4年前の話です。

 それが分かったのは、私の部に在籍していた、とてもゴルフなどやりそうもない、クリエーティブ系の新入社員が、似合わないゴルフバッグを持って苦々しい顔をしていたからです。「ゴルフなんてやるの?」と聞いたところ、「休日に局長と新入社員でゴルフするんで、練習しないといけないんですよー」と、何ともやりきれない、疲れ切った返答をしていました。

 初耳でした。なぜ、新入社員と局長が、ゴルフをするのか?局内の部長以上が集まって毎週行っている幹部会でも、その話は出ていませんでした。どういうことか新入社員に聞いてみると、5~6年目の先輩社員たちから、局長とゴルフをする際に下手だと迷惑をかけるから、新入社員はその時までに練習するように言われている、とのことでした。しかも、練習にかかる時間と費用は自腹なのだ、と。

 ただでさえ覚えることが多い新入社員の貴重な休日なのに、ゴルフに駆り出されるとは、一体どんな理由があっての事だろう.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。



「局」を中心とした、電通の組織図
局長・局長補が仕切る局の現場

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   23:05 01/08 2018
電通を見ていると、貴乃花親方を降格させた日本相撲協会と通じるものを感じる。変わらない変われない日本国の悪習の塊とでも言おうか。このような組織に踊らされる東京五輪はごめんこうむる。