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トヨタホームが手抜き工事 施行放棄、建築士法違反も「客とは思っていない」
23:41 05/07 2007
 
基礎工事の頃の長さんの自宅写真。当時はまだトヨタホーム東京を信頼していた長さんは数日ごとに見学に来て我が家の完成を楽しみにしていたが、後にこの基礎工事を含めた数多くの施工放棄やマニュアル違反を発見することになる。

 


 自社製品のリコール対応が不十分なトヨタの体質は、本業の車に限らず住宅部門でも同様のようだ。茨城県つくば市に住む長秋雄さんは、トヨタホーム東京と契約して新築した自宅に関して自力で次々に欠陥を発見し、4年前から現在までトヨタと交渉を続けている。耐震強度偽装事件は個々の建築士らを断罪し収束したが、長さんの話を聞けば、トヨタのような大企業グループによる潜在的な被害は、水面下でより大きく広がっている可能性が見えてくる。

【Digest】
◇床下に潜ってわかった欠陥
◇欠陥が次々明るみに出ても修理を拒否
◇行政の不可解な対応とトヨタの傲慢さ
◇「耐震等級3」を食い物にするトヨタホーム
◇トヨタホームで建てた人は床下に潜って点検しよう


 トヨタホームは、トヨタ自動車の100%子会社だ。長さんがトヨタホーム東京と工事請負契約を結んだのは2002年5月。数ある建設会社の中からトヨタグループを選んだのではなく、気に入った区画が建築条件付分譲だったからだという。
 
 「目の前に歩行者専用道路と緑地帯があり、公園や学校施設も近く、購入希望者8名の人気の区画でした。そこがたまたまトヨタの区画だったのです。幸いにも当選し、土地付きで約4500万円で、トヨタホーム東京が紹介してきたトヨタファイナンスとローンを組みました。

 トヨタホームの売りは『耐震等級3』という、地震に対して最高ランクの強度で、どんな地震が来てもつぶれない、というものでした。

 私は地震防災の研究者として30年間研究を続けてきたので、万が一地震が起きた時には私の家をご近所の方のためのシェルターにすることができると考えました。建築の間は、それなりのメーカーさんなので信頼していました」
◇床下に潜ってわかった欠陥
 家屋の受け渡しも予定通り10月に終えて家族とともに住み始めた長さんが、トヨタホーム東京に不審を抱いたのは、新居での初めての冬を迎えた2003年の2月頃だった。
 
 「妻が、ダイニングの床暖房の調子が悪い、冷たいところがある、というので、私が床下に潜って見てみると、床暖房の配管に保護管が巻かれていませんでした。2月15日に修理依頼をしたところ、3月初めに来た業者は、規定以上の温度差となる4度以上のむらがあることを確認した上で、『なんで温度が低いかわかりますよね、ここに配管がないんだから』と話してくれました。


トヨタホーム東京のパンフレット。「安心の家づくり」をうたっているが、「強靭な構造体」も「強い基礎」もマニュアルを守って作ってこそ本来の性能が発揮されるもの。大地震が来た時に心配なのは長さんの自宅だけではなく、潜在的な被害者は数多くいる可能性がある。

 

 

 トヨタの場合は鉄骨構造をユニットとして組んでいくので、ユニットとユニットの間に10センチほどの鉄骨が入ることになります。そのため、床暖房エリアの真ん中に、10センチから20センチの間隔で床暖房のパイプが配管できない。これは構造上の欠陥商品です。

 それ以上にひどいのは、後から入手したトヨタの設計マニュアルによれば、暖房配管は保護管で巻くこと、とあるのに、実際には巻かれていなかったことです。配管を裸で出していれば傷もつくし、そこからどんどん熱が逃げてしまう。これはミスではなくて、明らかに施工放棄です。通常は床下なんてめったに潜ることはないし、チェックすることもありません。

 トヨタは見えないところで手抜き工事をやっていたんです」
 その後も長さんが床下を自力で調べてみると、盛土がされていない、防湿シートの破損、電気配線の不備などの欠陥が次々と見つかった。
 
 「さまざまな手抜き工事があったので、トヨタの販売パンフレットに書いてある工事記録書を見せてくれ、と要求したら、内部資料だから見せられない、と言われました。あきらめずに2回ほど要求したところ、ようやく基礎工事記録書だけは見せてくれました」

◇欠陥が次々明るみに出ても修理を拒否 
 「基礎工事記録書には、施工したらその都度、現場写真を残しなさい、と書いてあります。監理建築士は、その写真に基づいて設計どおりに施工されているか確認するのですが、基礎工事記録書に添付されるべき写真が無いところがたくさんありました。

 その点についてトヨタホーム東京に尋ねたところ、『撮り忘れました』と言うんです。あきれましたよ。その写真を撮るお金だって私は払っているのに。その他にも、基礎工事に関してさまざまな施工基準違反・マニュアル違反を発見したので、このままにしてはおけないと思いました」

 2003年4月に行われた長さんとトヨタホーム東京との打ち合わせでは、長さんが気づいた基礎工事の施工基準違反・マニュアル違反については協議事項となったものの、最初に発見した床下の不良箇所(床暖房修理・床下盛土高の不足・防湿シートの破損)については、協議事項のいかんに係らずトヨタホーム東京が修理を行うことで合意し、署名捺印した文書も交わした。


長さんの再三の要求によりトヨタが出してきた工事監理報告書。本来は家屋の引渡し時に建築主である長さんに渡す義務があるのに、長さんの手元に届くまで約2年が経っていた。

  

 一方で、トヨタホームの施工に不信を募らせた長さんが独学で建築関係の法律を調べたところ、本来は2002年10月の家屋の引渡し時に建築主が受け取るべき書類である工事監理報告書を、いまだにもらっていないことに気づいたという。
 「工事監理報告書というのは、工事監理を委任した一級建築士(トヨタホーム東京一級建築士事務所)が建築工事が設計図書どおりに行われたことを確認し、建築主に報告する文書です。建築士法は、竣工後速やかに建築主に提出することを義務づけています。この文書を提出するようにトヨタホーム東京に電話で再三要求しましたが、なぜか拒否されました。

 その上、基礎工事の修理要求を放棄しない限り、床下の不良箇所に関する修理もしない、と前言を翻してきたのです。.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。




(上)当初は床下に関する修理を文書で約束していたトヨタホーム東京だが、その後、長さんが数々の欠陥を指摘し文書の提出を要求すると、基礎工事のやり直し要求を撤回しなければ床下修理もしない、と態度を一変させた。

(下)トヨタホーム東京の代理人が電話で長さんに「客とは思っていない」と発言したことについてのトヨタの弁明書。正式な契約書を交わしローンも払い続けている建築主への暴言に関して、「謝罪する意思はない」と断言している。

 

 

+++ 記者コメント +++
下請け会社の名前が完全に消えていなかったため、1個目の写真を差し替えました。(5/9)
本文:全約6,300字のうち約3,600字が
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金沢竹ちゃん  21:55 05/02 2008
長。単なるボヤキのタレ流しかと思っていたが、すべて現実からのアプローチ。かつて産官学を批判していたわが身も久々にいきどうりを感じたよ。間違いだらけのホーム選びってとこか。いまだかつて一度たりともトヨタの車買ったこともなよ。

トヨタみっけ  07:50 02/17 2008
(独)産業技術総合研究所W理事(2005年4月就任、現在に至る。) 経歴:1996年6月トヨタ自動車(株)取締役就任、1999年6月同社常務取締役、専務取締役を歴任、2005年6月同社技監に就任、現在に至る

長  01:00 02/09 2008
理事長はトヨタ財団の理事でもあります。

長  00:58 02/09 2008
産業医は、不開示の誰かの発言として、7/17「今回要休業になったのは産業医の先生の意見に基づく理事長の判断だが今までよりトラブル・被害の程度が大きいのも要因の1つでないかと説明しました。」と記録しています。

長  00:50 02/09 2008
復帰しました。産業医は、診療録に不開示の職員の発言として、4/13「一番心配なのは内部告発ですね。」、5/15「強制的治療をぜひ検討して欲しい。」と、記録しています。そして、5/15「安全配慮義務違反を立証し(顧問弁護士に確認)受診命令を検討していく。」としていました。

トヨタさんの回答は  20:48 06/01 2007
神戸市内の土手沿いの路上で、また炎上事故が発生しました。今年に入ってから2台目になり、信用を失ったトヨタ カローラ。年式は2000年7月頃の車輌でした。元奥寺社長が暴言を発した事がきっかけでお客を見殺しにする行為は許し難いと言えます。トヨタ車輌を所有の皆様、突然の炎上にお気を付け下さい。

長  16:10 05/31 2007
職場(独立行政法人産業技術総合研究所)の産業医が、一方的に「病気だ」と診断し、「休業」を言い渡してきました。

長  10:36 05/27 2007
家は建築基準法にしたがって建てなければなりません。この義務は、建築主(私たち)に課せられています。ハウスメーカーは請負会社です。設計と工事監理は、建築士にさせなければなりません(建築基準法第5条)。建物工事請負契約の際には、設計と工事監理の委任契約をハウスメーカーの一級建築士事務所と交わし、そのための代金も支払っています。

長  10:35 05/27 2007
建築士は工事監理を修了したときは、直ちに、その結果を文書で建築主に報告しなければなりません(建築士法第20条)。これを怠った場合、行政処分「業務停止1月」になります。2006年12月11日の中央建築士審査会は、このような建築士法違反建築士への行政処分を決定しています。

一級建築士  03:42 05/27 2007
長様。少しでもお役に立てればと思い書き込みします。工事監理報告書は元々はお施主様に出すべきものですが、現実は、監理者も建築主も役所への提出に重きを置いているのが現状のため、「建築主に内容を説明し、押印して貰った報告書を役所に提出」のみとなっている事が多いです。役所には長様の印が押されたものが提出されているのではないでしょうか。ちなみに地盤調査は監理者がローム層を目視すれば必須ではありません。

長  13:18 05/26 2007
トヨタホーム建築主の皆様へ
★地盤調査報告書は提出されていますか?
(トヨタホーム東京は、私への提出を拒み続けています。)

長  12:32 05/26 2007
トヨタホーム建築主の皆様へのお願い。
★工事記録書をとりよせ、施工実態を確認してください。
★工事監理報告書は、提出されていますか?

長  21:44 05/17 2007
一級建築士様
私もご返答いただけるとは思いませんでした。
おっしゃるとおりです。一生に一度の買物です。メーカー名で信頼せず、一級建築士さんと相談しながら建てるべきだと、いまさらながらに思います。
これからもいい家を建てて下さい。

一級建築士  13:18 05/17 2007
お返事を頂けるとは思いませんでした。有り難うございます。営業が間取を決めて建築士には申請をさせるだけという仕組では、施主様の期待を形にする事は極めて難しいのです。設計は建築士とするべきもので、また、そう法で定められている事をご理解頂きたいです。

長  21:46 05/16 2007
アクセスされた皆様へ
家具の転倒防止策をお願いします。

長  21:43 05/16 2007
ネモ様へ
コメントありがとうございます。
資源がない日本にとって「物を作ること」資質が肝要だと思います。

長  21:39 05/16 2007
一級建築士様へ。
消費者は、メーカー名と「一級建築士」の肩書きを信頼して、契約します。
建築士法の趣旨は、「一級建築士」に信頼できる建築を義務付けている、と思います。
我々研究者も「国民の信頼感」を背負って仕事をしています。

一級建築士  08:35 05/14 2007
多くのメーカー住宅で顧客と設計打合わせをしているのは無資格者です。自分の家を設計している「設計者」「監理者」(確認申請書に書いてあります)に合わせて貰っていない事に何の疑問も持たない建て主にも問題はありますよ。もっと設計や監理に興味を持って欲しい。

やっぱり  21:00 05/13 2007
トヨタホームはトヨタの自動車並みに品質が低いことがわかりました。
やはりトヨタホームで家を建てなくて良かったと胸を撫で下ろしています。

ネモ  11:35 05/12 2007
程度の問題ではない
作る人の心の問題です
千葉県佐倉市の堀田邸は
明治に作られたものなのに
筋交い、柱はボルト止めで
作られているのです
棟梁の心がニジミ出ています
我々は安普請の家ですが
精一杯のローンで建てているのです
それを考えればプレハブ住宅を作る人はおろそかな工事など出来ない、その心があるなら設計図どうりの物を作れるはずです
そして満足間を与え信頼をも生むのです

ちょうさん  19:59 05/11 2007
建設会社、住宅メーカーはそれを、建物ではなく、壊れ物として造っているだけです。自分はバブル期に約1億円で建てたものの、当初からの雨漏りがいまだに治らず、ころころ担当者が交代するたびに、こちらがいつの間にか「クレーマー扱い」になっていたほどに程度の悪い社員の集合体です。下請けに丸投げ。そこには責任を負い全うする意識はゼロ。と断言します。

だったら全員無責任  18:57 05/11 2007
程度の差が問題だろうが。
住んですぐ壊れたら欠陥だろうが、フォローしだいだろう。50年経って壊れて欠陥云々言われたら、全世界の商品は全部欠陥品。

住宅?  17:01 05/11 2007
トヨタの看板外したらどうかね?
普通の人は、車のトヨタと同じ目で見るよ、車の様な信頼性無いのだね!
真面目にお客様対応しないといけないよ。
トヨタの看板にあぐらをかいていないかね?

ネモ  22:28 05/10 2007
住宅はすべて欠陥商品です
と言うより無責任住宅です
人が50年は生活することを考えず、ただ売れればいい
それだけです
ナショナル、SXL無責任住宅です

長  20:37 05/09 2007
修理の約束を反故にしたのは、トヨタホーム東京の会社決定です。それまで私に真摯に対応していただき修理の約束をしてくれたアフター担当のお二人は、その後退社・降格されたと聞いています。

ハイエースユーザー  14:20 05/09 2007
乗ってみてわかる欠陥車ですね。
企業体制だろうから、子会社がこういう事しても驚きません。
うちの車はウインカーの接点が壊れました。
うちの親父のエスティマも同じ部分が壊れました。
我が家にはここ30年、トヨタ車は3台しか買っていません。そのうち2台が同じトラブルでした。
他の日産、スズキ、三菱、プジョーと、10年20年乗ってる車もありますが、こんな故障は初めてでした。

そろぐらふ  14:02 05/09 2007
>どっちもどっちさん
記事を書いた人と、この事件の被害者は違うみたいなので単に書き間違いなのでは?

マイン  14:01 05/09 2007
わたしもトヨタホームを買ってしまいました。入居前に壁に青い汚れが1mあり壁紙張り替えを約束。2ヶ月すっとぼけたあげくトヨタテクノが忙しいと子会社のせいに。子会社に電話すると聞いていない!とすっとんできた。2.梅雨時、二度の雨漏り。アフターサービスが横柄で、忙しいから修理はいつになるかわらないとすっとぼけた。激怒し修理をやらせた。やはり私だけじゃなかったんですね。トヨタホームはお薦めしません。

源さん  12:36 05/09 2007
大手の建売はよくある話です。
業界自体ピラミッド構造だから下請けの施工業者がコストをたたかれ生き残るためしかたなくやっているのが現状です。
私の兄もその下請けの大工なのでよく話には出ます。「大手の建売は買わない方がいいよ、釘は大工もちだからパネルは4本以内の釘で止めないと採算合わないよ」なんてね。木造、鉄骨どちらも手抜きだらけのようです。
買うときは気を付けましょう。

どっちもどっち  12:05 05/09 2007
『耐震等級3』=どんな地震が来てもつぶれないとは地震防災の研究者のお言葉とは思えませんが。。また、在来木造でも根太部分に床暖房の配管できません。
トヨタホームの施工不備・管理不備・前言撤回も問題だと思いますが、無茶を言う一部のお客の対応コストをその他大勢のお客からの利益でまかなわなければいけないことのほうが問題な気がしますが。。。

トヨタさんの回答は?  23:51 05/08 2007
2007-04-16 愛知県日進市岩崎の県道で、トヨタ製カローラが走行中に「ポーン」音を発てて炎上し河川敷の、のり面を滑走した。今年に入ってからレクサスLS460に引き続き、今回のカローラも炎上しているがリコールは無い。

ちょうさん  14:00 05/08 2007
いまの大工は、のこもカンナも使えません、打ち釘が錆びれば家全体の重さをを支えらなくなり瓦解するのを待つだけ。{オレが建てているOOハウスは買うなよ}と自嘲。現場では木材の切れ端を天井裏 内壁 床下など見えない場所にフル利用しているのが現実。 4千万円近くの建売住宅の価値は 下請けに丸投げして12百万円程度だからな。「雨漏りさえ防げばこっちのものさ!」これが現場の真実です

それは別  10:52 05/08 2007
労働集約型産業の住宅建築業界は、多数ある施工業者を監督することが必要で、確かに元請けの責任と言えば責任になるが、監督不行届と言った位だろう。それと工業製品の車の品質は別。では、何故、世界中でこんなにトヨタ車が売れているのか説明して下さい。全世界が騙されているなんて言い出さないよね?

de  10:33 05/08 2007
トヨタ車のようにぞうきんを絞りまくる事しか考えない企業ですから仕方が無いです.
あなたのおっしゃるように床暖房を全面に施工をしたいならこのようなフレーム構造の建物をやめそこら辺の工務店にお願いしなければ願いは叶えられません.
要は あなたのプライド次第なのです.
トヨタマークをたかーい金で買い物をしたのです.

あさみ  09:45 05/08 2007
トヨタのような大企業が基礎工事の欠陥や放棄数多くの施工放棄に驚いています。世の中は信用で
成り立って企業は大きくなっていくものと思っていました。日本人のモラルの低下といったら怒る企業もあるでしょうか?
私宅も大企業のプレハブで懲りて小企業で立替アフターサービスは1度もなしで10年、あきらめています。トヨタ車を買うのも考え物ですね

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