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リコール王トヨタ 過去3年欠陥車率99.9% トップは三菱ふそう1840%
メーカー別リコール件数ワースト10(過去3年合計値)

 過去3年の国内リコール台数についてメーカー別の集計を行ったところ、リコールの絶対数ではトヨタ自動車がダントツトップの511万台と、生産台数世界一(今年の見通し)らしい王者の貫禄を見せつけた。同時期の販売台数は512万台とほぼ同数で、人命も顧みず顧客を“無料テストドライバー”として利用している欠陥車メーカーの実態が明らかになった。販売台数に対するリコール台数の比率では、リコール隠しで信頼を失った三菱ふそうが、販売台数の実に18倍をリコールしていた。

【Digest】
◇3年分を独自に集計
◇本当にこれだけか
◇海外組ではフォルクスワーゲンが1位
◇「販売台数リコール比率」が高いルノーとプジョー
◇罪に問われることを恐れ情報隠す国交省

◇3年分を独自に集計
 国交省は、とにかくメーカー別のリコール数を絶対に発表しないし、取材にも答えない。国民や生活者の立場よりも企業の都合を常に優先する体質がDNAレベルに染み付いているのだ。主要メーカーも、三菱を筆頭に答えたがらない。一方、マスコミは「巨大広告主である自動車メーカー様に序列をつけるのはけしからん」という意識で、こうしたネガティブ情報は、読者ニーズがあっても、絶対に調査報道をしない。

 たとえば前回、報告した三菱自動車の「亡くなった人も浮かばれない」対応を振り返ってみよう(抜粋)。相手は、三菱自動車お客様相談センター(担当・オオシマさん→ナイトウさん→アラオカ課長)である。三菱自動車は、いくらしつこく聞いても無駄だった。

--リコールの台数は教えてもらえますか?

 「それも公開していません」

--あれだけ深刻な問題を起こしたのに、何も改善していないの?

 「現状では、しておりません」

 そこでMyNewsJapanでは、国交省が公表している1件ごとのリコール情報 の、2004年~2006年の3年分すべて、計1,285件を「エクセル」にひたすら入力し、集計・分析を進めてきた。リコールを届け出た社は、計129社にのぼった。

 当然、販売台数が多いほどリコールは増える可能性が高いため、販売台数との比率でみなければ意味がない。販売台数は、国内メーカーについては、日本自動車販売協会連合会 が、輸入車については、JAIA(日本自動車輸入組合) の輸入車新車販売台数速報に出ている。同様に、2004年~2006年の販売台数を集計した。

 このほど完了した集計結果によると、リコール台数ワースト10社は、右上グラフのとおりである。

◇本当にこれだけか
 100台売ったら99.9台は人命を脅かす欠陥車だから修理が必要--。過去3年間のデータは、トヨタの品質軽視・儲け第一主義の姿勢を物語る。2005年10月に、主力車種であるヴィッツやカローラなど、対象車が127万台にものぼる過去最大のリコール(5年前から発売し始めた車のヘッドライトスイッチの不具合)を届け出るなど、過去にさかのぼったリコールを続発させ、消費者を混乱に陥れた。

 2004年、2005年と、リコール台数が販売台数を上回っていたトヨタは、2006年に減少したため、3年トータルの欠陥車率は99.9%と、3年ぶりに100を割った。

ネッツトヨタから届いたお知らせ
 リコールだけではない。今年5月、トヨタの販売店は、ノア、ヴォクシーなど16車種のユーザーに対し、「ご愛用者の無料修理実施のご案内(サービスキャンペーン)」と題した郵便を出した(右記参照)。

 中を読むと、「長時間のアイドル運転等を繰り返しますと、スロットバルブ部にカーボンが多量に堆積し(中略)エンジンが停止することがあります。」などとある。エンジンが停止するというのは、尋常ではない。人身事故に直結する。だが、これはサービスキャンペーンであり、リコールではないという。

 リコールとは、「安全上」「公害防止上」の規定に適応しない恐れがあることが発覚した場合、メーカーが国土交通省に届け出て自動車を回収し、無料で修理しなければならない制度。要するに、リコールとなるのは人命にかかわる深刻な欠陥のケースのみで、ほかに「改善対策」や「サービスキャンペーン」がある。

 いずれの場合も、車を修理工場に持ち込むなど消費者に多大な迷惑をかけるが、それらに対する一切の補償義務はなく、消費者は泣き寝入りを強いられる。

 しかし、この手紙のケースは、なぜリコールでないのか、さっぱり分からない。エンジントラブルは十分に危険であり、安全上、問題がある。国交省が定めた基準は曖昧で、何をリコールと申請するかは、メーカーの自主性に任されているのが実態だ。

 この手紙を受け取ったユーザーが言う。「高い金を払って車を買った一般大衆にとって、国交省うんぬんは、正直どうでもいいわけです。自分たちの不手際のくせして、無料サービスキャンペーンとは、かなり腹立たしい。あたかも自分がタダで直してやるくらいの勢いをもたせたこのDMは、どうなのでしょうか?」

 トヨタは、サービスキャンペーンなるものを、2006年に8回、2005年に12回も行っているが、台数は非公表だ。つまり、本来、リコールすべき台数は、もっともっと多い可能性が高い。リコールとして届け出たものだけで100%弱、ということだ。

 トヨタからすれば、ユーザーが販売店まで持ってきてくれるし、ガソリン代もユーザー持ち。修理期間中の代車も出す必要はないし、ユーザーが無駄にした時間の補償もしなくてよい。だから、とりあえず販売してしまって、あとから直せばいい。不都合なことはマスコミは書けないからよいだろう…。つまり、消費者を無料のテストドライバーがわりに使っているのが実態なのだ。

◇海外組ではフォルクスワーゲンが1位
 .....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。



リコール台数順ワースト24と販売台数。フォルクスワーゲンやメルセデスベンツが上位に。

 

 

 

販売台数に対するリコール比率ワースト24。仏車の高率が目立つ。あなたの愛車は大丈夫?

 

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けい  15:26 03/13 2010
品質はいいとおもう12年間一度も故障しないもの
トヨタの信頼度って?  17:45 11/19 2007
先日トヨタウィッシュ1.8X(本年7月新車購入)で高速道路走行中に、何の警告も前触れも無くエンジン停止。追突事故の恐怖を回避しつつ惰力走行で路側帯に退避。その後エンジンはかかりませんでした。JAFのお兄さんも初めて見るケースだとの事でしたが、ただ今原因究明中です。怖かったぁー・・・。
ぼぼぼーぼぼ  23:56 08/19 2007
解決策としては、リコールの一本化と、ガイドラインの作成が必要だとかんじるが、総務省や経済産業省に聞いてみたが、リコールについては各省にの判断に任せているといって、対応してくれないでいる。民間レベルの運動が必要なのだと思うが。
ぼぼぼーぼぼ  23:53 08/19 2007
しかし、安全に走行できることが前提である道路保安基準であるにもかかわらず、抵触するかしないかという判断は、抵触することが明記しているかどうかを基準にしており、頻繁にエンストをするなどのいわばあり得ないエンジンを作ってしまった場合、そんなバカなといった想定外の明記などしていない不具合は定職しないと判断されて、リコールの対象にならない。
ぼぼぼーぼぼ  23:44 08/19 2007
車以外の製品はリコールかそうでないかしかないが、車と言う商品だけ、サービスキャンペーン等の複数のリコールでない金利で言えばグレーゾーン金利のようなものが出来てしまっている。道路保安基準に抵触しない不具合については、そうしているという言い訳をトヨタも国交省もしている
新興カルトヴィッツ  01:00 08/12 2007
読者コメント、すっかり落ち着いて何よりです。新車のウィッシュを前に、またトヨタ買っちゃった、こんどは何回どきどきかなと、新生児の平均余命だの、生命保険料の算出根拠だの、世のふざけた統計につっこみを入れながら…ウソ、案外うまい計算だなと感心しながら愛車を眺めております。自動車保険も見直したし。いわゆる巷のリコール率、分母詐欺かよ…。その点「販売台数リコール率」、ユニークな着眼で参考になりました。
修理工  12:19 08/02 2007
エンストについて
スロー回転制御が不十分で、アイドリングが安定しない、吸入空気が不十分でアイドルが安定しないのです、気がついたらエンストしていました。