クリスタルの木下正義さんとウガンダのコーヒー農家の子どもたち
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コーヒーは日本ではほとんど栽培されていない。南米産の無肥料の自然栽培コーヒーを化学物質過敏症の人に試飲してもらったところ、のどが熱くなるような不快感が出た。その人でも安心して飲めたのが、ウガンダの無農薬の自然栽培のコーヒーだった。取り扱うのはクリスタルコーヒー(春日井市)。独自焙煎で、コク、甘味、苦味、酸味をうまく引き出し、香り高いコーヒーを届ける。発送も焙煎後24時間以内を目指している(無肥料コーヒーを飲めるカフェ一覧付)。
【Digest】
◇無肥料の自然栽培のコーヒーを探す
◇ウガンダの無肥料コーヒー
◇アフリカの貧困と平均余命
◇アフリカは無肥料の自然栽培の宝庫
◇無肥料の自然栽培のコーヒーを探す 日本ではほとんどコーヒーの栽培は行われていない。コーヒーは無肥料の自然栽培であろうが一般栽培であろうが、外国産を探さなくてはいけない。
2006年4月頃、知人から南米産の無肥料の自然栽培のコーヒーを紹介された。コーヒー畑を紹介するDVDを見せてもらったが、たしかに何も畑に投入せず一切肥料を与えずに、しかも何も散布しない完全無農薬で栽培していた。
ただし、DVDで一つ気になる場面があった。除草目的でコーヒー畑に牛を放し飼いにしていた。牛は雑草を食べるが、コーヒーの実は食べないということだ。
除草目的と言えども、牛は当然コーヒー畑に糞尿をする。その懸念を知人に聞くと、「牛の糞尿はコーヒー畑の土の上で乾燥してしまい、畑の土の中には混入しないだろう」とのことだった。しかし、まったく混入しないとは言い切れず、不安が残った。
そこで、食べ物の有害物質に反応する化学物質過敏症の人に、南米産のこのコーヒーを試してもらった。飲めることは飲めたが、飲んだ後のどが熱くなるような不快感があったとのことだ。やはり牛の糞尿の影響があったのかもしれない。
この人には無肥料の自然栽培のコーヒーであることは話していたが、コーヒー畑に除草目的で牛を放し飼いにしていることは言っていなかった。先入観念はなかったのだから、信頼できる。
化学物質過敏症は、空気中のごく微量の化学物質に反応して症状が出る人が多くいる。中には食べ物や飲み物の農薬や食品添加物などに反応する人や、化学繊維、合成洗剤で洗った衣類、プラスチック、金属などに接触して反応する人もいる。
この人は空気中の化学物質に反応する化学物質過敏症だ。血圧が高く毎日、高血圧の薬を飲んでいても副作用もなく何も反応せず、症状は出ていなかった。化学物質過敏症は、体内に入ってくる化学物質が一定量を超えると、発病するという仮説がある。化学物質を水に、カップを体に例えて、カップに入れた水がカップからあふれ出ると発病するという考え方だ。
しかし、空気中の化学物質よりはるかに量の多い薬剤の化学物質を飲んでも発症しないこの人では、この仮説が当てはまらない。
そこで、化学物質過敏症には空気化学物質過敏症、食物化学物質過敏症、接触化学物質過敏症の3つが存在し、お互いに影響し合っているとの仮説を立てた。
化学物質が注がれるカップが、空気センサーと食物センサーと接触センサーと3つあり、それぞれのカップが大きくなったり小さくなったりし、そして3つのカップが互いにパイプで繋がっていると考えられる。
この人の場合、当初、空気用のカップが小さく、食物用が大きかったため、高血圧の薬を飲んでいても反応しなかったのだろう。ところが、薬を飲み続けた結果、空気化学物質過敏症の症状が悪化し、徐々に薬にも反応するようになり、薬が飲めなくなった。
さらにこの人は、農薬や食品添加物を使った飲食物や、合成洗剤で洗った衣類などにも反応するようになった。おそらく、食物用のカップが小さくなり、しかも食物用のカップから飲み続けていた高血圧の薬の化学物質が、パイプを通して空気用や接触用のカップに流れこんだために、症状が悪化したと思われる。
このようなケースは少なくない。ほとんどの化学物質過敏症の患者さんは、空気化学物質過敏症から始まり、当初は食物や接触化学物質過敏症はほとんど出ないことが多い。出ないからといって、薬剤を常用したり、食べ物、衣類、洗剤などの安全性にこだわらないでいたりすると症状が悪化し、食物や接触化学物質過敏症になってしまうことが少なくない。
◇ウガンダの無肥料コーヒー
2006年9月頃、
ナチュラルハーモニーがウガンダの無肥料の自然栽培のコーヒーを扱い始めた。南米のコーヒーに違和感を覚えた同じ人にこのコーヒーを飲んでもらったところ、何の違和感もなく大丈夫だった。これが、(株)クリスタルのウガンダコーヒーだ
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コーヒーの収穫

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コーヒー豆の乾燥

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