植草容疑者は容疑を認め「申し訳ないことをした」と供述しているという。

植草氏はマスコミ御用達のエコノミストとして知られ、日本経済新聞社1998年アナリストランキングエコノミスト部門第１位、日経マネー誌2003年第３回オンライン投資家によるエコノミストランキング第１位に選出されている。日本経済新聞のコラム「一刀両断」の執筆、ワールドビジネスサテライトのレギュラーコメンテーターを務めるなど、日経グループ各社での「活躍」が特に目立っていた。

同氏は野村総合研究所の主席エコノミストを経て、2003年4月、早稲田大学が政治家や行政官などを育成するために新設した大学院の教授に就任。「経済政策論」などを担当していた。