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Ba 普通の企業
(仕事4.0、生活3.7、対価3.4)
 昨年のクリスマスの日、IBM Business Consulting Service(IBCS)の清水照雄社長、通称「しみてる」さんは、某ビッグクライアントを訪れ、プロジェクトメンバー全員に「必勝グッズ」をプレゼントした。その中身は、社長からのメッセージ、マスク、イソジン(うがい薬)、お菓子…。メッセージには「年末年始出勤される方、そのご家族のご理解に深謝致します」「史上最大の作戦の成功を祈ります」などと記されていたという。
Digest
  • 「地獄の整備場」
  • 戦略系の仕事がとりにくくなった
  • 新卒は3年間、IT漬け
  • 実績ベースで全社員の報酬を削減
  • 会社側が契約更新の有無を決定
  • 報酬が加速度的に上がらなくなった
  • 「未来企業の実験室」
  • 「一生やる仕事ではない」

【Digest】
◇キャリアのスピード感は減速
◇「地獄の整備場」
◇戦略系の仕事がとりにくくなった
◇新卒は3年間、IT漬け
◇有期雇用制を導入
◇会社側が契約更新の有無を決定
◇報酬が加速度的に上がらなくなった
◇業務の繁閑が激しい
◇「未来企業の実験室」
◇「一生やる仕事ではない」
◇顧客から見れば「ベンダー」


キャリアのスピード感は減速

「地獄の整備場」

しみてる自ら現場へ慰労に訪れたのは、もちろんプロジェクトが順調とは言えない状況だからだ。同社が旧PWCC時代より得意とするERP導入のカットオーバースケジュールが、当初予定より半年以上も延びてしまい、クライアント側のカンパニー長でも決裁できないというCEOマターにまでなっていたのである。100人超を投入する大プロジェクトとあって、これ以上の遅延は同社にとっての致命傷にもなりえる。ERP導入のプロジェクトに関しては、いまだ忘れ得ぬ古傷を負っていたからである。

社員の脳裏をよぎるのは、日本航空(JAL)が2001年度からスタートさせたe-整備プロジェクトの大失敗だ。

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元しみてる部下2008/02/01 02:49
実態2008/02/01 02:49
blue color2008/02/01 02:49
やな仕事2008/02/01 02:49
業務チーム2008/02/01 02:49
nanasshi2008/02/01 02:49
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