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60代以上でも稼げる仕事、60歳で切られる仕事
『週刊女性』4月2日発売号■厚生年金受給年齢上げで……旦那が「60歳から65歳まで無収入」ど~する!?より

 55歳だった定年を「60歳以上」に義務化した法律は1998年の施行だった。それから15年、今度は65歳までの雇用を義務化する法律が今月から施行された。一方、ドイツは67歳とすることを決め、スウェーデンは既に67歳。日本は世界一のスピードで高齢化が進んでいるため、団塊ジュニア以降の世代の年金支給開始は「70歳以上」を想定すべきだろう。とはいえ企業は、未来のない60代を理由もなく大事に扱うはずがない。70歳まで現役を続けるうえで、頼れるのは自分だけだ。実は60代以上でも稼げるかは職種により大きく異なるため、今後の仕事選びの重要なポイントとなる。以下、詳しく見ていこう。(本稿は『週刊女性』4月2日発売号掲載のインタビュー記事を改編した)

【Digest】
◇「お客さん個人」につく職種は年齢関係なし
◇組織につく仕事
◇見分けるポイント
◇60代は日本人メリットだけでは食えない
◇食いっぱぐれエリアは早期に準備を

4月からの雇用安定法改定で、厚生年金支給開始年齢引き上げにともなう65歳までの雇用延長がはじまる。40~50代の夫をもつ主婦が読者である週刊女性。企業の対応はどうなっているのか、主婦はどういうことを知っておくべきなのか、レクチャーしていただきたいと思います。(雇用安定法改定!65歳定年で私たちの生活はどう変わる?)

◇「お客さん個人」につく職種は年齢関係なし
 もっとも重要となる基準は、顧客ロイヤルティーの対象である。すなわち、その職種が「個人客につくか、組織につくか」だ。たとえば美容院や理髪店では、お客さんが美容師さんや床屋の兄ちゃん個人につく。いったんついてしまうと、代えた場合にゼロから細かなクセや希望を伝える面倒が発生し、失敗するリスク、つまり、スイッチングコストが発生するため、客が転居してもなお、遠方から通い続けることが多い。

 歯医者や主治医も同様で、客が自分の細かなニュアンスも含めたアナログ情報を伝え、理解してもらうには、かなりの時間と回数を擁するため、現状で満足している場合、どちらかが死ぬまで、スイッチしなくなる。だから、勤務医だろうが開業医だろうが、60歳でも70歳でも、終身の仕事となり、経営側も客がいる以上、それなりの報酬で雇い続ける。ジョーブ博士が桑田真澄投手の手術を行ったのは70歳のときだし、聖路加病院の日野原氏は101歳で現役医師だ。

 よって、自分と同年齢か、自分より若い人を顧客につけるのがポイントである。僕が通っている理髪店は同年代の店主なのだが、「いやー、ずっと刈ってもらってた人が亡くなっちゃって、どうしようかと思って」と言ってやってくるお客さんが、時々いるそうだ。死ぬまでの安定受注だから、個人付きの商売は、世間の景気動向もほとんど関係なくなる。

 寿司屋の板前も、客は板前さん個人につく。僕が昔、通っていた赤坂の寿司屋は雇われ店長が握っていたが、リーマンショック後、社内でリストラがあった。だが、馴染みの客を引き連れて、銀座の一等地で独立を果たしている。そのグループの別の店の雇われ板前も以前から知っていたのだが、元いた店から200メートルほど離れた場所に常連さんを引き連れて独立開業した。「リストラされたんですよ~」などと言っていたが、繁盛している様子だった。銀座「すきやばし次郎」の小野二郎氏が88歳で現役であるように、寿司職人も年齢が関係ない世界である。

 百貨店の外商は、典型的な「個人付き」職種だろう。信頼関係は一朝一夕には作れないため、客としても、新しい人が突然やってくるより、安心して買い続けられる。自分の好みやクセを把握した担当者のほうが好都合だ。こうしたアナログ情報はデジタル化不可能なので、それが年齢よりも高い参入障壁となって、雇用が守られるのである。

◇組織につく仕事
 逆に、組織につく仕事というのは、常に取り替え可能な部品みたいなものである。たとえば、運送系が代表だ。パイロットやJRの運転士やヤマトのドライバーは、顧客である乗客や荷主から個人名では選ばれていない。企業名の看板で選ばれている。客はANAを選んだのであって、パイロットの○○さんを選んだわけではない。CAにしても、××さんがいるからANA便を選んだ、というわけではない(キャバクラのごとき指名制にしたら繁盛してしまう可能性は高いが、当局が許さないだろう)。

60歳以上でも稼げる仕事、稼げない仕事
 組織付き職種の中心は、実は、メガバンクの行員や、TV局員、広告屋、商社マンなど、人気ランキング上位に名を連ねる大企業の総合職社員たちだ。融資を受ける顧客は、三菱東京の看板があるから会うのであって、看板が外れた行員など、誰も相手にしない.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。



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応援会員X  00:10 04/12 2013
会員
<4月からの雇用安定法改定で、・・・> 名が知れた企業でも実態は力量がある社員でも60歳でゴミのように捨てられておりますよ。 替りに給与が安い若年層をおだててサビ残させてもやりくりはなんとか出来る。  景気さえ良ければ職人仕事が食いっぱぐれが無いのですがね!
  14:31 04/08 2013
既に生涯現役で仕事している職人系の仕事が有利だね。会社単位のキャリアは定年と無関係ではいられない。