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森永「小枝」、ロッテ「パイの実」に要注意…トランス脂肪酸量を隠し続ける怪しいチョコ菓子たち
主なチョコ菓子のトランス脂肪酸含有量を調べた。対応は、ブラックな2社(森永、ロッテ)と、前向きな2社(明治とグリコ)に、はっきり分かれた。

 江崎グリコ「ポッキー」、明治製菓「きのこの山」「たけのこの里」、森永製菓「小枝」、ロッテ「パイの実」「チョコパイ」といった主要なチョコ菓子製品について、各社にトランス脂肪酸の含有量を聞くと、その開示姿勢は大きく分かれた。明治製菓は、全体として0gと表示できるレベル(100g当り0.3g未満)に低減済みと回答。江崎グリコも100g当り0.55g未満を達成と答えた。両社とも海外商品も同レベルに低減済みとのこと。一方、森永製菓は具体的な数値を完全に回答拒否。ロッテも「コアラのマーチ」はやっと開示したが、「パイの実」「チョコパイ」など他の商品は引き続き回答拒否しているので要注意だ。「コアラのマーチ」ではタイ産で日本の20倍以上のトランス脂肪酸を放置するのかについても回答拒否し、外国人の健康を積極的に軽視するという、日本製品全体のブランド力低下にもつながる企業姿勢を鮮明にした。大手コンビニの100円チョコレート菓子は、セブン、ローソンで100g当り0.45g未満と概ね低い値だった。

【Digest】
◇ロッテ「コアラのマーチ」国内製造品は一箱当たり0.1~0.2g程度
◇「なぜタイ産は20倍も高いのか?」ロッテは回答拒否
◇グリコ・明治・森永のチョコレート菓子と比較すると
◇大手コンビニの100円チョコレート菓子は?
◇なぜトランス脂肪酸の表示は進まないのか

◇ロッテ「コアラのマーチ」国内製品は一箱当たり0.1~0.2g程度
 香港で販売されているロッテの「コアラのマーチ」のトランス脂肪酸量は、一箱食べただけで、世界保健機関(WHO)が推奨するトランス脂肪酸の1日当たりの摂取上限値(2g)に相当する量でることは、すでに前回の記事で紹介した。

 ただこの商品はタイで製造されているもので、香港やフィリピンなど、東南アジア諸国で販売されているものだ。一部は、アメリカへも輸出されている。

 一方、日本で販売されている商品は、国内の狭山工場で作られているもの。そこで筆者もかかわっている「食の安全・監視市民委員会」は、「日本消費者連盟」と共同で、ロッテに対して、国内の「コアラのマーチ」でのトランス脂肪酸の含有量などについて、質問状を送った。質問状とその回答が左図だ。

ロッテへの質問状と回答1
 質問事項は、

 1、日本で製造販売されている「コアラのマーチ」トランス脂肪酸の含有量について

 2、香港の商品で使用されていた発がん物質を含む「カラメル色素Ⅳ」が日本の商品にも使用されているのか?

 等だ。

 ロッテからの回答では、日本の商品での含有量は一箱(48g、50g)当たり0.1~0.2gとのこと。タイ産の商品の10分の1から20分の1の量、ということになる。また、カラメル色素も、発がん物質を含まない「カラメル色素Ⅰ」だとのことだった。

 日本の商品(国内生産)は、タイ産の商品に比べて安全性は高い、ということになる。日本の消費者としては一安心だろう。

 ロッテに限らず、国内の製造業者はこれまで、トランス脂肪酸の含有量の情報を隠し続けてきた。商品に表示が無いだけでなく、消費者が企業のお客様相談室へ問い合わせても、「開示できない」と拒否してきた。

 積極的に公表しているのは先にも記事にしたとおり、製パン業界だけだ。

 今回、ロッテが、限定的ながら商品のトランス脂肪酸量を回答したことは、評価すべきだろう。

 ただ、なぜ国内と海外とで、10倍~20倍もの差をつけているのか?という疑問が残る。

 製造原価などの問題があるのかもしれないが、同じように海外生産を行っている江崎グリコや明治製菓の場合、後述のとおり、海外生産も国内生産も、トランス脂肪酸含有量は同程度で管理できている、とのことだ。

 江崎グリコの「ポッキー」は、「上海の工場でも製造している。製法や原材料は日本と同じとは言えないが、中国ではトランス脂肪酸の表示義務があるので、0gと表示できる範囲で管理している」とのこと。つまり、国内産も、ごく少量、ということになる。

 明治製菓の「きのこの山」や「たけのこの里」は、.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。



ロッテへの質問と回答2
大手製菓メーカーのチョコ菓子のトランス脂肪酸量の聞き取り調査の結果
主要なコンビニの100円チョコ菓子のトランス脂肪酸調査結果

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