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デロイトトーマツコンサルティング 現役マネージャーが後進にぜひ伝えておきたいDTCの特徴、業績、戦略
現在のところ業績は右肩上がりのDTC

 2014年、デロイトトーマツコンサルティング(DTC)には、約120人(春80、秋40弱)が新卒入社した。2015年も、ほぼ同じ規模が続く見通し。別途、中途入社は月平均20~30人ペースで、年100人ほどが辞めるため、純増が年300人規模に及ぶ拡大基調だ。2014年9月期決算は、売上高が前期比29%増の325億円、税引き前利益は同52%増の58億円と順調に成長し、社員数も1765人(10月1日時点)に。社内では3年後(2017年9月期)に1人あたり売上高2500万円を維持しつつ売上高540億円達成という野心的な目標が掲げられている。DTCに、働く場として死角はないのか。最新情報をもとに現役マネージャーに実情を聞いた。

【Digest】
◇好業績、賞与で還元
◇今期から絶対評価に変更
◇職種別・ランク別人数
◇M&A部隊に100人、業界別組織では自動車が最大
◇規模拡大と高単価の両立へ
◇英語ができないと昇進チャンスを失う
◇必須スコアはTOEIC730点、とらないと賞与が減る
◇監査法人系コンサルのメリット、デメリット
◇コンサルタントのジレンマ
◇四半期ごとの全体会議でノリノリの雰囲気を醸成
◇合言葉は「2020年までは大丈夫」


◇好業績、賞与で還元
 DTCでは、夏冬の固定賞与が約1.5ヶ月分ずつのほか、別途、業績連動賞与が冬に支給される。好調な決算を受け、直近12月の業績連動賞与は、年俸基準額の12.5%(標準評価の場合)が支給され、高評価者は25~30%になったという。

 昨年度は標準評価で10%だったため、若干のアップだった。経営陣としては、既に十分高い、という認識もあるとみられる。

 業績連動賞与の額は、個人評価の結果に応じて、年俸に対する比率が変わる。シニアコンサル以下は4段階、マネージャークラス以上は7段階評価だ。

 平均的な評価(R3)だと10%であったが、これが今期は12.5%にかさ上げされた、ということ。たとえば年俸基準700万円のコンサルタント職で、個人評価が標準の場合、87.5万円が今冬の業績賞与として支給された。

マネージャーの給料
 DTCは、コンサルタント→シニアコンサルタント→マネージャーとランクアップするが、ニューマネージャー(一番下の、マネージャーになりたて)の直近の年収は、保証されている分が、給与70万円×12=840万円と、固定賞与100万円×2=200万円の、計1040万円。

 業績賞与率が標準評価12.5%の場合、1040×12.5%=130万円。従って、1040万円+130万円=1170万円が、昇格したての新任マネージャーの年俸(昨年度、標準評価)である。

 高評価のマネージャーは業績賞与30%がついて1350万円にもなる。近藤社長の方針で給与水準を上げてきたわけであるが、非戦略系では最も高い。監査法人系、ベンダー系のなかで、トップの水準だ。社内でも、待遇面の不満はほとんど聞かないという。

◇今期から絶対評価に変更
 この個人評価の分布は表のとおりで、R1が一番高い評価、R5が一番低い評価。 最高評価、最低評価共に10%前後となっている。評価は社内にしっかり分布が情報開示されている点は納得性が高い。

 なお、2014年9月期までは同一グレード内での相対評価(例えばシニアコンサルならシニコンの一番下のランク内での相対評価)であったが、今期からは絶対評価に変更されたという。

 評価基準は、以下3つだ。
・セールス貢献(営業活動)
・マネジメント貢献(プロジェクトデリバリー)
・稼働率(お客さんに定価でチャージできた時間)

 マネジメント貢献とは、自分が管理したプロジェクトのサイズだ。「例えば、1億の案件を受注して、自分がアサインされ100%チャージ出来たのであれば(重複やセールスのシェアなど無視して考える)、セールス:1億円、マネジメント貢献:1億円、稼働率:100%、ということになります」(マネージャー)

 年間では、たとえばインダストリー所属のマネージャーの場合、セールス貢献1億1千万円、マネジメント貢献6千万円、稼働率50%が標準値として設定され、これをクリアすることが求められる。(※ランクごとのノルマ詳細は記事末尾よりダウンロード可)

 シニアコンサルタントに求められる稼働率は、標準でなんと「90%」。コンピテンシー所属のマネージャーで標準「65%」というのも業界的には高い。

 「確かに稼働率は高い数字を要求されますが、例えば、年間を通して30%関与の案件を2つ持ち続けられれば60%となるため、必ずしも高いハードルではありません」(マネージャー)

 プロジェクトが多く、人を増やし続けている現在の環境が続くなら、大丈夫とも言えそうだ。マネージャー以上に課される営業貢献ノルマについても、DTCは他の部門とダブルカウントが可能であるため、数字ほど大変ではないというのが実感だという。

 「年2億円の営業ノルマを課されるシニアマネージャーになると、かなり厳しいと思います。監査、デロイトアナリティクス、デロイトデジタルなど、同じグループ内での他部門との連携も重要になってきます」(同)。上に行くほど、“社内営業力”も必要ということだ。

 DTCのデメリットとしては、.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。



職種別・ランク別人数(2014年10月時点)
DTCの組織と所属人数
DTCのコンサルティング業界におけるポジショニング戦略(社内資料より作成)
グローバル人材の段階的定義と育成

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