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給料安いヤフー、実家通いの引きこもり系オタクに最適なユル~い職場
「会社が掲げる『ワイルド』さは、サービスからも社員からも、まだほとんど感じません」と語る20代後半の社員

 2012年に、若い新経営陣(宮坂学社長)へと代替りして3年。「爆速」「ワイルド」を人事評価基準に入れ込むなどして、保守的で凡庸、ガチガチな中央集権カルチャーの変革を試みているものの、特段、ワイルドなサービスが生まれている気配はない。業績は安定しているが、社員の平均年間給与は、10年前と比べ、2015年3月期で40万円下がっている(平均年齢は3歳上がった)。前回記事(ヤフー 株主と社長がぜんぶ持ってく「独立した個人労働者」集団)時点から新体制になっての変化や、ヤフーで働くことの実情について、若手社員に話を聞いた。

【Digest】
◇報酬への納得感が最悪
◇360度評価も実施
◇デキる人は転職していった
◇福利厚生は無料のヤフーBB とiPhone
◇IT系ではめずらしくホワイトな職場
◇残業は月22時間
◇子育てと両立したい女性におススメ
◇グーグルユーザは高偏差値、ヤフーユーザは情弱
◇「爆速」「ワイルド」を目指してはいるが…
◇海外展開不可、親会社への配慮必須で気苦労が絶えない
◇「ジョブチャレ」「ジョブチェン」で動ける
◇ゲーム好きが多い

 私は、新卒でヤフーに入社して、現在、在籍5年超になる正社員です。大学生の時より『若者はなぜ会社選びに失敗するのか』等の著書を拝読し、たいへん私の人生によい影響をいただけたと思っており、このほど、インタビュー等でご協力したいと思った次第です。ヤフーで働くことのメリット、デメリット、どのような人に向いているのか等について、率直にお伝えしたいと思います。

 総じて、私の知る限り、職場の人間関係や労働環境は良好で、ホワイトな会社と言えます。他方で、一部上場企業にしては給料が安く、在籍し続ける前提なら、将来設計については割り切る必要があります。また、新サービスの展開力は乏しく、ゲームほか世界規模を狙える他社サービスと比較すると、今後に不安を覚えます。


◇報酬への納得感が最悪
 これからヤフーで働くことを検討する上で、もっとも参考になると思うのが、社内アンケートの調査結果でしょう。最近(2015年5月)、全社的な社員満足度調査が行われ、ヤフーの良いところ、悪いところの順位が公表されました。

 まず、「悪いところ」のランキングは、以下の通りでした。

1位 評価と給与への納得感
2位 福利厚生
3位 ヒトモノカネの配分

 ワースト1の、報酬への納得感が低い件は、以前から報酬水準が低いことに加え、「爆速」の新経営陣になってから作られた人事評価制度とその運用の納得性が著しく低いことが原因です。

 ヤフーは、年に2回、「バリュー評価」(=給与水準が決まるランクの昇格に影響、360度評価)と、「プロフィット評価」(=単年度ボーナスに影響、目標管理制度)を、それぞれ実施しています。

 昇格に影響する肝心の「バリュー評価」は、文字通りヤフーの価値観に沿った仕事ができているかを上司や同僚が査定するもので、「課題解決」「爆速」「フォーカス」「ワイルド」「役割」という5つのサブ項目に分かれています。

ヤフーのバリュー評価
 この5つのサブ項目には、それぞれブレイクダウンされた評価基準が2つずつあり(左記図参照)、それぞれに1~5の点数がつき、最終的に、総合点がつけられ(たとえば3.14など小数点以下2まで)、SABCDの5段階評価が決まります。

 そもそも、この基準がかなり曖昧で納得性が低いのですが、それをもとに点数化されて、さらによくわからなくなります。私の過去の例では、3点台でも2点台でも「B」だったことがあり、相対評価らしいのですが、わかりにくいです。

 半期ごとに、「B」をとると+1、「A」をとると+2、の昇格となります。C以下はステイです。

ヤフーのキャリアパスと報酬水準
 新入社員は、給与制度上(右記参照)、「YS1」から始まって、「YS2」「YS3」…と、1段階ずつ上がります。+1というのは、たとえばYS1→YS2に1段階上がる、ということです。1つ階級が上がるごとに、昇給額が.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。



20代後半、YSの源泉徴収票

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   00:34 09/03 2015
かと言って全ての社員に対して高い要求(200以上)を掲げるとユニクロやワタミのようになるのではないか。要は一人ひとりを見た上で130の力を出させ続けるのは難しい。
   00:32 09/03 2015
日本電産の永守重信氏の2015年7月24日(金)日経新聞の東芝粉飾決算に対しての取材での発言に「100の力がある社員に130やらせないと会社は伸びない。200やらせると危ない」とある。それぞれの社員の力量を見て120~130の力をいかに発揮させるかが課題なのではないか。Yahoo!はおそらく100も力を出させることが出来てないように思われる。
   00:28 09/03 2015
働きやすい労働環境が整っているのは良いこと。ただ変化の激しい業界、業種では10年後どうなっているのか分からない。今Yahoo!と聞いてもMicrosoftよりも革新的な動き、サービスが生まれているように思えず。難しい所ですかね。