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社員の定着率が高い会社、低い会社
社員の定着率が高い会社、低い会社の考え方

 労働白書によれば、大卒者は入社後の3年で3割が辞めるのだという。だが、会社側には、求職者に対して、個別企業の離職率を発表する義務が課されていない。私が取材した限りでは、大企業ほど離職率は低くなるので、5年で2~3割が平均といったところである。

【Digest】
◇5年で何ができるのか
◇年2~3割は辞める外資
◇想定内「アップ・オア・アウト」エリア
◇「会社も社員も想定外」エリア
◇キャリア支配の問題
◇残る人にかかる負担
◇リストラ中エリアはチャンスも
◇5年で3割辞めるJTB
◇離職率が低い企業の落とし穴
◇4億円の利権
◇解雇されやすい時代へ
◇モノカルチャーエリアは、カルチャーの中身が肝心
◇バランスよく活気ある業容拡大中エリア

 離職率というのは、会社を選ぶ際に極めて有用となる情報だ。一般的に、高すぎれば何か問題がありそうだし、逆に低過ぎれば、人材の入れ替わりがなく社内が活性化されていないこともある。高い会社のなかでも、外資を中心に、労使ともにそれを望ましいと考えているケースもある。

 唯一、新卒採用数だけは新聞発表されているが、2006年入社からは景気回復に伴う大量採用で、新聞には「バブル期以来」と景気の良い見出しが躍る。しかし、離職率が高い会社における大量の新卒採用は、「使い捨て」のリスクも高い。

 離職率に対する考え方は、会社ごとに、驚くほどに全く異なる。会社を選ぶ際に、一つの重要な判断基準になるのは間違いない。

◇5年で何ができるのか
 最近、タリーズコーヒーを展開するフードエックス・グローブの松田公太社長が、雑誌の対談で、「入社式で新入社員を前に、『みなさんには五年で辞めてもらいます』ということにしています」と発言しているのを読んだ。その5年で何ができるかを必死で考えるから、成長の速度が速まる、というのが理由だという(『THE21』2006年11月号)。

 それで、私が新聞社に入って3年目の終わりに、会社側から言われたことを思い出した。「君のように、5年ぐらいで辞めるかもしれないと言っている奴を、雇用しておく訳にはいかないんだよ。うちは基本的に中途をやらず、新卒採用で育てていくのが経営方針なんだから」

 真面目な顔でそう言い放ったのは、編集局総務(当時)という肩書きを持つ丹羽という人物だった。

 私は、ウェブ創世記にあたる95年の「MOSAIC」(ネットスケイプの前身にあたるブラウザ名)時代から自分のホームページを持ち、社会人になってからも、今でいうブログを続けていた。そのなかで、「これからの時代を考えると、早々と実力をつけてFA宣言をしなければならない、5年ほどを目安にしたい」といった内容を書いていたのが、問題視されたのだ。

 今ではFAを社内制度化している企業が増えてきたが、当時は皆無であった。ましてや、新聞社では未だにそういう発想はないのだから、理解できるはずもない。本来、そのようなことは言論の自由であって、文句を言われる筋合いなど、全くない。

 実際、私は今や独立してニュースメディア編集長として成功させているのだから、自分の実力からして相応のことを書いたに過ぎない。しかし丹羽氏は、法務室の森と名乗る人物と2人で、それをプリントアウトして線を引っ張り、私に文句を言ってきたのであった。

 そんなイチャモンは、初耳だ。それなら採用時に、そういう条件をつければよい。キャリアプランは個人の自由であって、会社が強制できるものではない。会社が個人の職業人生を決められるなどという考えは、傲慢はなはだしい。よりによって法務の人間が言うのだから、呆れてしまった。

 私は自分のブログサイトを閉鎖する理由が一つもなかったので、会社と争って辞めた。そのサイトが今では、会員制ネット新聞として成長を続け、月およそ100万ページビュー、ポータルサイトにもニュース配信し、2007年は3千万円超の売上高を見込んでいる。広告収入に依存しない有料会員モデルとしては、日本では史上初の成功事例だ。初心を貫く、信念を持って妥協しない。自分のキャリアは自分で描く。これが大切なことだ。

 私は当時、とにかく焦っていた。今、独立して成功しているのは、20代で何かを身につけたい、何かを成し遂げたい、という漠然としたキャリアプランがあり、まさに松田社長のいう「5年で何ができるか」を入社当時から、日々、考え続けていたからだ。

◇年2~3割は辞める外資
 私が4年目に辞めたとき、同期30人で辞めたのは3人目だった。.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。



取材に基づく、具体的な企業名のマッピング結果。

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cp21  00:38 12/09 2006
私も約30年前の渋谷パンテオンでの東急の合同入社式のことを思い出します。1500人受けて、決まったのが25人。東急グループ入社式でしたから1300人以上はいました。当時の総帥五島昇が挨拶し、君たちには生涯で会社は1億円掛けるんだ、と言われがっかりしたのを覚えています。只、会社も人間がつくる組織なのですべて理想どうりはいかないのはみんなはじめから解っていて行くのですよね。