美容整形番組『ビューティー・コロシアム』にも出演する美容外科医がいる、大塚美容整形外科の無料カウンセリングに出かけてみた。待合室は通常の病院とまったく違った。ぴりぴりした感じもあったが暗さはまったく感じない。患者の持ち物はブランドバックなど高級志向。あご、鼻2カ所の痛そうな手術の説明後、出てきた顔への“見積り”料金は164万円だった。あごを短くしてもヒフがたるむなど新たな問題が出ることもわかった。カウンセリングといっても、手術説明、見積り説明に終始。心に寄り添い始めると、顔ビジネスは成り立たないと思った。
【Digest】
◇美容整形番組『ビューティー・コロシアム』
◇大塚美容整形の無料カウンセリングへ
◇診断相談申込書には「手術の結果の保証は不可能」
◇「いちばん気にされているのは?」
◇顔は全体的に小さくはならない
◇「鼻先が下がっている」らしい
◇「変わった顔」へのメス代164万円
◇心に寄り添うと顔ビジネスは成り立たない
◇美容整形番組『ビューティー・コロシアム』 フジテレビ『ビューティー・コロシアム』(2001年10~2003年9月までは毎週金曜日レギュラー番組として放送、現在は「カスペ!」にて特別番組として放送)は、容姿コンプレックスを解決していく視聴者参加番組である。本人がカムアウトし、美容整形前後の姿を出す「ビフォアー、アフター」が売りである。
司会の和田アキ子、ビューティーコメンテーターと称するタレントらが、相談者の容姿コンプレックスの悩みについて聞き、スタジオで意見を交わす。美容整形の決意後、美容外科医、エステティシャン、メイクアップアーチスト、ヘアメークアーチスト、スタイリストらのプロフェッショナルが相談者を美しくする方法を提案する。
数カ月を経て、相談者が変身していく様子を臨場感とともに伝える。スタジオ、観客、テレビの前のわたしたちも、その「ビフォアー、アフター」の変身ぶりに驚く。かならずしも、美容整形ありきではない。かつては、治療費用も明示していたが、現在は公表されていない。
◇大塚美容整形の無料カウンセリングへ その『ビューティー・コロシアム』に美のプロフェッショナルとして出ている美容外科医がいる、大塚美容整形外科のカウンセリングに出かけてみることにした。対面での無料カウンセリングもやっていて、「お気軽にご相談ください」と
ホームページに出ていたので、さっそくアポイントの電話をしてみた。
名前、年齢、電話番号と一緒に「どこが気になりますか?」と聞かれ、「……全体です」と答えた。「できるだけ早いほうが」と伝えると、翌日のアポがとれた。24時間いつでも相談を受け付ける無料オンライン相談(インターネット)でも、専門カウンセラーが悩みに答えてくれる。
当日、受付で「今日はどこが?」とまた聞かれ、「顔とか」「全体的に」と答えた。記入するようにと3枚の用紙を手渡された。宣伝冊子『THE OTSUKA COSMETIC&PLASTIC SURGERY』も一緒にもらった。
アンケート用紙に、氏名、職業、生年月日、性別、未婚・既婚、住所、電話、相談内容、当院を知った媒体を記入。診断相談申込書は、手術目的、特異体質、大きな病気、美容整形の経験の有無などを書くようになっている。手術前問診票は、手術、入院の有無、麻酔、輸血、アレルギー、薬のアレルギー、現在治療しているか、薬を飲んでいるか、妊娠しているかなどを記入。身長、体重の記入欄もあった。
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待合室。『ビューティー・コロシアム』の録画がずっと流れていた。

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用紙に記入しながら、待合室を見渡すと、ゆったりした緑色のソファに9人、そのほかのイスにわたしを含めて6人ほどが待っていた。女性ばかりで、年齢は20代から50代。隣に座った2人は母娘のようだ。男性の患者も後から2人入ってきた。
待合室に流れる空気は、通常の病院とまったく違っている。一部にちょっとぴりぴりした感じもあったが、暗さはまったく感じない。かといって、和やかな感じでもない。はじめて感じる空気だ。
病院の待合室だと、「どこが悪いの?」と聞いてくるおしゃべり好きな人、自分の病気のことを語ってくる患者に出くわすことがある。だが、ここで「今日は?」という空気はまったくない。
待っている人の服装を見ると、ダサイ人はまったくいない。持ち物はブランドバック、財布をはじめ、高級志向に見える。お金がないと、こういう余裕も出てこないのだろう。
◇診断相談申込書には「手術の結果の保証は不可能」 診断相談申込書には次の6点が書かれていた。
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