プレジデント編集部作成の、働きやすい高収入企業トップ30。「低離職・短残業・有給消化・長勤続年数が長い」という各指標から。
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プレジデント編集部で作成した「働きやすい高収入企業30社」のランキングに言及しつつ、給料以外の多角的な観点で会社選びをする方法について書いてもらえないか--。そんな依頼を受けて『PRESIDENT』(4/14発売号)向けにコラムを書いた。これからの時代、まず「仕事」を高められない人は、それがボトルネックとなって、「生活」も「対価」もついてこない、という内容である。
【Digest】
◇「仕事」の視点がボトルネックになる
◇人生のステージ設計が必要な時代に
◇1stステージでは、全て基準が逆になる
◇ステージごとに会社選びの基準軸を明確に
30社のランキングは、東洋経済新報社のデータをもとに、平均年収、平均勤続年数、平均残業時間、有給休暇取得実績、3年後離職率の偏差値を、40:15:15:15:15のウエイト付けをして平均したものを、高い順に並べたものだという。
平均年収は、有価証券報告書や社債発行時に公表を義務づけられているデータなので、ばらつき(総合職と一般職など)はともかく、嘘をつくと大問題になりかねないから、そこそこ信用できる。だがそれ以外については、要するに東洋経済が各社にアンケートを配って回収したものだ。
もちろん、残業時間にはサービス残業が当然入っていないし、有休休暇も「取得したことにして出勤する」ことがよくあるし、離職率にしても私が実際に聞いた話とは大いにギャップがあるデータがある。つまり大本営発表に過ぎない訳だが、編集部もそれは承知のうえで、参考データとして作成したのである。
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上位100社まで。東洋経済新報社のデータをもとに、平均年収、平均勤続年数、平均残業時間、有給休暇取得実績、3年後離職率の偏差値を、40:15:15:15:15のウエイト付けをして平均。データ提供元の東洋経済自身は、平均年収1243万円、3年後離職率はなんと非公表(-)となっている。
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右記が上位100社である。それはそれで参考になるので、自分が勤める会社、同じ業界の会社、志望する会社がどのような位置づけなのか、確認してみるとよい。「こんなはずはない」というデータもあるだろうが、これは大本営発表の限界である。
◇「仕事」の視点がボトルネックになる
数字で分かりやすいために、とかく給料にばかり目が行きがちだが、私は「仕事」「生活」「対価」という3つの枠組みから会社を評価して選ぶことを提唱し、ニュースサイトで企業評価を連載している(5冊の本にもなっている)。
たとえば、給与偏差値が高くランキング1位になっている三井物産について言えば、昨年から事実上の全寮制が復活し、新入社員の同期112人中、9割超が、半強制的に指定の独身寮に入った。若手社員によれば、会社側からは「薄まってきたタテヨコのつながりの強化」が狙いだと説明されているという。
これは「生活」という視点から見ると、見過ごせない。オンもオフも常に同じ時間を過ごし、休日も寮のイベントに強制参加することにストレスを感じなかったり、そういうノリが好きな人も確かにいるから、こういう会社があってもよいが、一方で「住む場所も選べないんじゃ奴隷じゃないか」と思う人もいる。(三井物産でかつて「独身寮の新人に酒を飲ませて長距離走をさせる」という慣習があり、90年代半ば、レース中に死人が出た事件はその延長だ)
また、このランキングでは「仕事」の視点が出てこないが、むしろ、若い時点では、<やりがい><キャリア>といった「仕事」の切り口で企業を選ぶことが最重要と言ってよい。なぜなら、これからの時代は、まず「仕事」を高められない人は、それがボトルネックとなって、「生活」も「対価」も着いてこないからだ。
◇人生のステージ設計が必要な時代に
なぜ仕事視点が重要なのか。.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。
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Work ,Life, Money の3点のバランスが重要である
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