 A:優良企業
(仕事5.0、生活3.0、対価5.0)
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三菱商事の若手社員は、同期入社組で集まり情報交換するのを概ね楽しみにしている。同期それぞれが、全く違う部署で違う性質の仕事をやっているため、お互いライバル心を持つ必要もなく、普段のストレスを発散できるからだ。
【Digest】
◇社内転職も可能
-新機能グループで戦略的に投資
-ルーティンワークがほとんどの部署も
-体育会、政財界コネ、バラエティーに富む人材
-最速31~32歳で管理職に
-出張はビジネスクラスが当り前
◇30代半ばまでに1,200万
◇お坊ちゃんカルチャー

重厚長大系の本部に配属され、入社して1~2年の間、ゴルフ場や宴会場探し、コンパニオンの手配を連日やっている人もいれば、MBA取得者が多くいる「新機能事業グループ」に配属され、全く泥臭さがない投資銀行業務をやっている人もいる。貿易の基礎をじっくり学んだり、業界の情報収集をしている人もいれば、配属された翌月から海外出張に出されている人もいる。
商社の事業領域は幅広い。同社は過去5年、毎年100~130人程度の新卒を採用しているが、組織の最小単位である「ビジネスユニット」(BU)は約190あり、同じBUに新人2人が配属されることはほとんどない。また、全国に散らばる訳でもなく、ほとんどが東京地区での勤務となるため、集まりやすい。
お互いが他部署での業務を知り、人脈を築いておくことは、自分のキャリアを考える上でも重要だ。なぜなら、その部署に異動できる可能性があるからである。同社の社内公募制度である「チャレンジポスト制度」は、1985年と早い段階から導入されていることもあり、既に定着している。
ある社員によれば、実際、同制度を活用して、入社4年目くらいまでに自分のやりたい仕事が出来る部署に異動した人が沢山いる。また、別の社員によれば、特に新しいビジネスを手掛けている部署では、この制度で異動して来た人が半分くらいを占める場合もあり、異動先での差別のようなものもないという。
確かに、重厚長大産業など旧来型の「守り」のビジネスへ異動しても序列が残っており異動先で思うようなことができなかったり、「本部」をまたいでの異動は昔ながらの困難さが残るといった課題はあるが、「商社は縦割り組織で、横の異動が難しい」というステレオタイプは、既に同社には当てはまらなくなってきている。
異動希望先のBU長と「アンダー・ザ・テーブル」で握っておいて、形式上だけチャレンジポスト制度で募集を出して貰い、形式上、応募するという「引き抜き」があるのはソニーなどと同じ。公にイントラ上に出ているのは、常時、数件程度という。
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三菱商事の組織
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そもそも社内公募制度は、最初の配属で希望通りの仕事に就けず社員がモチベーションを維持できない問題を解決するため、「社内転職」を可能にするもの。このため、最初の配属時からギャップが出ないことが、会社と新入社員の双方にとって望ましい。
同社では入社後、最初の1ヶ月半~2ヶ月の研修の際に、各本部の説明会が開かれる。また、BUの人が研修中に有望な人材がいないか見に来る、といったこともしている。社員は研修中に配属の第一~第三希望を述べるが、半分くらいは第一希望に配属され、8~9割は結果的に不満のない配属になっているという。
配属先を内定の時点で決める「配属先グループ特定採用」が行われるなど、必要な人材と社員が希望するキャリアのミスマッチを減らすため、人事部もいろいろ気を遣っている模様だ。
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同社での仕事内容を語るときは「BUによって全く違いますが」という前置きが必ずつく。それほどやっていることが違う。.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。
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年収推移
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20代中盤
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