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キリンメッツコーラは発がん物質入り 「発ガンコーラ」はトクホにふさわしくない
“発ガントクホ”のキリンメッツコーラ。カリフォルニア州で販売するなら「発ガン物質入り」という警告表示が必要。

 キリンメッツコーラに、発癌物質が含まれていることが分かった。キリンビバレッジが認めた。コーラの着色料として使われるカラメル色素の副産物として発生する「4-MI」という物質で、規制が厳しい米カリフォルニア州の1日あたり許容限度の4~5倍にもなる量が1本に含まれているという。このため、カリフォルニア州でメッツコーラを販売するには「警告:この製品にはカリフォルニア州が発がん性があると判断した化学物質が含まれています」と表示しなければならない。一方、日本での表示は、消費者庁によってトクホ認定されたことで特定保健用食品のお墨付きマークがつき、「お食事の際に1本1日1回を目安にお飲みください」と勧められる。発がん物質入りのトクホコーラを飲みたい人はいるのか。トクホ許可の審議中に情報は収集できたはずで、この許可は消費者庁の怠慢といえる。

【Digest】
◇コーラのカラメル色素から発がん物質
◇米カリフォルニア州で基準値以上で警告表示義務付け
◇コカコーラ・ペプシコーラも国内向けコーラだけ対策を発表
◇メッツコーラにも発がんカラメル色素使用も「変更の予定なし」
◇トクホ審査時に消費者庁は情報収集できなかったのか

◇コーラのカラメル色素から発がん物質
消費者委員会第4回新開発食品調査部会議事録の一部。部会は企業の権利保護のため非公開で開催。議事録の委員名も伏字で誰の発言かわからなくされている
 キリンメッツコーラのトクホ認定に際しては、「コーラはトクホにふさわしいか」という議論が審議委員の間で交わされた記録が残っている。

 審議したのは、消費者委員会の新開発食品調査部会。消費者庁の設立とともに厚労省のトクホ許認可業務は消費者庁に移管され、現在、認可に伴う審議は、消費者庁が消費者委員会の調査部会に諮問する、という仕組みになっている。

 2010年12月の部会の会議では、コーラをトクホに認めるべきかという点について「ハンバーグなど高脂肪食の時だけに使うのならいいけれども、毎日たとえばご飯を食べるときにもコーラを飲むのかという話になると非常に違和感を感じる」などといった意見が出されていた。

 メッツコーラには摂取目安量として「食事と一緒に1本、1日一回を目安に」と書いてあるので、ハンバーグではないメニューの日も飲め、と薦めているように読める。さすがに夕食時に毎食コーラを飲むという食生活は、本来トクホが推奨する「バランスのとれた食生活」とは違うだろう、という真っ当な意見だ。

 しかし結局、2011年6月、「現在市場に流通している食品について良し悪しの区別を判断することは困難で、つまりコーラだからという理由だけでもって許可しないということはできない」という結論になり、2011年10月に許可が下りてしまった。

 そのほぼ同時期、アメリカのカリフォルニア州では、コーラの色の主原料であるカラメル色素に含まれる発がん物質「4-メチルイミダゾール」(4-MI)に対する懸念が浮上していた。2011年1月には、この「4-MI」が州の発ガン物質リストに追加された

 消費者庁の職員が、まじめにコーラの安全性について海外の情報も収集していれば、メッツコーラのトクホ許可はされなかった可能性が高い。

 カラメルというと、プリンの上にかかった褐色の甘苦いソースだが、家庭でも砂糖に少量の水を入れて加熱して作ることができる。「カラメル色素」は、それを食品添加物の着色料として使用した場合の名称だ。

 ただ、工業的に作られるカラメル色素には4種類あって、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳと分類されている。そのうちⅢとⅣには、製法としてアンモニアを加えられており、副産物として、4-MIが発生する。コストが安いという問題もあり、食品添加物としてのカラメル色素の多くは、ⅢかⅣである。

 4-MIの毒性としては、高用量で投与した場合、けいれんなどおこすため、WHOのコーデックス委員会などで、国際的には「250ppm以下」という基準値が定められている。

 しかし2007年にアメリカ連邦政府の研究計画(NTP)の発がん試験で、マウスで肺がんが増えるという結果が示された。そのデータをもとにWHOの国際がん研究機関では、発がんの可能性ありを意味する「2B」という評価を下している.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。



BBC記事3月10日の記事。コカコーラもペプシもアメリカ向けの対策は講じるも、ヨーロッパ向けには対策なし
メッツコーラの成分表示。人工甘味料、カルシウム強化剤などの対策はしているが、カラメル色素の対策はしていなかった。

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記者コメント
キリンビバレッジから見解がでました。→「キリン メッツコーラ」に含まれるカラメル色素の安全性について
しかし発がん物質4-MIについてキリンが考える摂取許容量やメッツコーラの残留値も示さずに1日16Lまで飲んでも安全、と言われても困ってしまう。
カリフォルニア州の規制はかなり​斬新なリスク評価に基づくものですが、結果としてカ​リフォルニア州のコーラの4-MIの値は桁違いに下がっています。技術的には対応可能と言うことです。海外のコーラよりトクホのコーラの方が有害物質が多いというのはいかがなものかと。
本文:全約4800字のうち約3400字が
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ぷぷぷ  10:23 05/17 2013
カフェインのほうがよっぽど発がんリスクが高いっていう。
ブルマン  16:02 05/16 2013
メッツコーラを飲みだしてから、唇にほくろが出来ました。 ほくろと言えば、発がん性物質を含んでるとか・・・ 関係ないとは言えない感じだね!
品格のない人w  11:28 04/28 2013
何でも、飲みすぎ食べすぎヤリすぎは、駄目ってことじゃない??普通の人は、コーラーなんて一日に、何十本って飲めないでしょ??www
masanova  00:42 01/07 2013
トクホ自体やめた方がいい。必要かね?人心を惑わすだけ。
774  16:18 01/06 2013
発癌物質入りの飲み物なんぞありえん、絶対ウソだ
hahaha  23:31 12/11 2012
アメリカンがコカコーラの売り上げに影響するから必死に欠点をさがしたんだろ!
iku  18:56 11/14 2012
やせるコーラと 聞いていたのに 発がん性とは・・・ しかも トクホのマークがいかにも 日本国お墨付きというおすすめマークに見えてしょうがない 消費者庁 ちょっと問題ありなのでは・・・