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電気自動車リーフは「暖房つけると30㎞しか走らない」「こんなの車と言えない」都内ユーザーが日産に激怒
写真①2011年9月に初期型リーフを購入したものの、使い物にならず苦慮している内澤健司さん(仮名)

 2011年9月に日産の電気自動車「リーフ」初期モデルを購入した、東京・ 江戸川区在住の内澤健司さん(仮名、40代)。「航続距離200㎞」との宣伝文句を真に受けたわけではなかったが、「とはいえガソリン車を基準に考えれば、カタログ値の7~8割程度は走るはず」と考えての購入だった。だが購入1年を過ぎたあたりから航続距離は急激に低下。長距離運転は、小田原市や足利市で単身赴任していた時期に週末の帰宅に使っただけで、走行距離も購入4年半で5万9千㎞とそう多くないにもかかわらず、「1回の充電で70㎞、冬場に暖房をつけながらだと30㎞走るのが限界」というほどバッテリーが劣化。暖房をつけないと冬は窓が曇るため、寒くても窓を全開にし、足先カイロを靴にいれながらの運転を余儀なくされている。内澤さんは「こんなの車と言えない」「可能なら他ユーザーと集団訴訟してでも日産に補償を求めたい」と言う。

【Digest】
◇「もはや車とは言えない」
◇関東でも起きていたバッテリー劣化
◇「暖房をつけながらだと30kmしか走らない」
◇週末ドライバーだったのに
◇集団訴訟も検討

◇「もはや車とは言えない」
 東京都江戸川区在住の内澤健司さん(仮名=写真①)とは、2016年2月下旬の土曜、内澤さんが所有する日産の電気自動車(EV)「リーフ」を置いている車庫で落ち合うことになっていた。内澤さんが現れ、車と並んでの写真を撮らせてもらうと、そのまま内澤さんが運転するリーフに乗せてもらい、近隣のファミリーレストランで話を聞かせてもらうことにした。

写真②【上】車庫にあった時点でのメーター。走行距離「59037㎞」で航続可能距離「118㎞」【下】2㎞離れたファミレスに移動した時のもの。走行距離は「59039㎞」だが、航続距離は「112㎞」に。
 筆者が内澤さんのリーフに乗り込んだ時点で、ダッシュボード上の航続可能距離は「118㎞」と表示されていた(写真②上)。

 内澤さんがリーフを購入した2011年9月、日産はリーフが「1回のフル充電で200㎞走る」と宣伝(その後発売されたモデルでは、航続距離は最長280㎞に伸びたとされている。ただしこれもカタログ値)していたが、購入から4年半たった現在ではフル充電してもこれが限界だという。

 しかも車庫のあった場所からファミレスまでは地図上では2・2㎞しか離れていないにもかかわらず、店に到着した時、表示は「112㎞」と6㎞も走ったことになっていた(写真②下)。

 「118㎞と書いてありますけど、実際はもう、1回の普通充電(自宅に設置しているチャージャーで一晩の間に行う充電)では70㎞しか走りません。暖房をつけながらだと30㎞が限度です。こんなのもう、車とは言えないですよ」(内澤さん)

◇関東でも起きていたバッテリー劣化
 リーフを購入したユーザーたちがそのバッテリーの早すぎる劣化に失望し、日産自動車や販売店に補償を求めている現状を、筆者はこれまでにも当サイトで連続して報じてきた。

■関連記事①電気自動車『リーフ』は“4年しか使えない”欠陥車だった!日産ファンだった購入者が告(2015年7月)

■関連記事②リーフに乗ることは「命にかかわる」 元ホンダ営業マンのユーザーが日産自動車と日産プリンスに激怒、訴訟を準備(15年11月)

 また、米国のEVベンチャー「テスラ・モーターズ」のユーザーも、バッテリー性能に関する説明が販売時に不十分であったとして、テスラ日本法人を相手取り損害賠償請求訴訟を起こしている。

■関連記事③「1時間の急速充電で1時間しか走らない」 テスラ・モーターズを『モデルS』ユーザーが提訴――全額賠償に一度は応じたトラブルの全容とは?(15年10月)

 ①および②で不満を訴えていたのは、福岡県と北海道のユーザーだったため、読者によっては、寒い北海道や夏場の気温が高い九州ではバッテリーの劣化が激しいものの、関東や関西など、特別暑くもなく寒くもない地域では十分に使用に耐えるのでは?との見方をしてしまうかもしれない。

 だが今回『MyNewsJapan』編集部に情報提供してくれた内澤さんは関東在住、しかも後述するように長距離運転は週末だけであったにもかかわらず、現在まったく使用に耐えない状態だという.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。



靴の中専用カイロ。暖房なしの運転で窓を曇らせないため、やむなく真冬でも窓を全開にして走らなければいけない内澤さんには手放せない。
自分たちのフロンティア精神を自画自賛する日産自動車の広告。冒険に伴うコストは、ユーザーが背負わなくてはいけないのだろうか。
日産の販売店にあるリーフの充電器。リーフのユーザーは増えたが、充電器はまだ1台しか設置していない店舗が多いため、2回以上の充電ができないことも増えているという。

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   23:24 04/26 2016
今、三菱自動車が燃費不正問題でメディア、世間から叩かれている。それは仕方ない。しかしこの日産自動車リーフの方がよほど大きな被害を消費者に与えている。今回の三菱の問題は過去のタイヤが飛んだ事件とは比較にならない。この日産リーフ問題の方が命の問題だ。メディアは叩きやすい三菱だけ叩くような姑息なマネをやめよ!!トヨタ、ホンダ、日産相手に同じ事をしないのが見え見えだ!
123  02:25 03/31 2016
急速充電ばかりしているのかなと記事を読めば 普通の充電でこれは厳しいわな。 この車だけの問題なのか、それとも全てがこうなのか 興味がありますね。
   00:19 03/15 2016
地球温暖化対策として電気自動車が必要なのは確か。しかしこういった実用化出来ていない現実を広く世の中で共有し問題点を解決して欲しい。しかし実際には日産自動車という広告主に何も言わないメディアばかりでため息が出る。最近のベッキー報道などで週刊文春のスクープ力はすごいかもしれないけれどもこういった事実は報道しない。