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AI時代に強みを発揮――文系人材が10年後、勝ち残れる職業

情報提供
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『週刊東洋経済』2020年5月11日発売号 これが「10年後に勝ち残る職業」だ
 文系人材がAI時代に勝ち残る道は、3つある。第一に、そもそも文系人材は、アルゴリズムやプログラミングにアレルギーがあって文系を選んだ人が多い。苦手なスキルを克服するのではなく、強みがある得意なスキルを集中的に伸ばすべきであることは、21世紀を生きる職業人にとってのキャリアの鉄則である(拙著『35歳までに読むキャリアの教科書』参照)。そういう人たちにとって勝ち筋になりうるのが、「職人プレミアム」エリアの職業群だ。

本稿は『週刊東洋経済2020年5月11日発売号』に配信した記事の元原稿である。紙幅の都合で雑誌版は約3分の1に短縮されている。

■第一の道=AIと無縁な「職人プレミアム」

「すべての産業が例外なくAIで激変」と言ってみたり、「シンギュラリティー」のような意味不明なワーディングで注目を集める学者が多い昨今だが、これらは投資家から研究予算を獲得するための脅しや営業トークか、または研究室に籠りすぎで世間知らずなだけ。真に受ける必要はない。

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図版校正中イメージ。【特集】AIを使いこなす人材になる参照

料理人・寿司職人のような職業は、10年後も20年後もAIの影響を何ら受けることなく、その本質的な付加価値は現状のままである。そして、その職人が経営する外食店に連なる各種〝ラストワンマイル営業〟たとえばソフトバンクグループが『PayPay』を全国の店舗に導入するローラー営業部隊も、日本語ネイティブの日本人が、同じく10年20年後も担当しているだろう。

AIに足が生えてロボットが店を回ったり、AIがいきなり話し始める電話営業に代替されると本気で考えている人はいないだろう

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