朝日新聞・宮崎四地区の偽装部数は19~32% 「押し紙」示す内部資料
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新聞で包装されて破棄される水増しされた折込チラシ。折込チラシの破棄は、「押し紙」の破棄とセットになっている。(本文と写真は関係ありません) |
広告主
が新聞広告の出稿を検討するとき、もっとも知りたい情報は、新聞の実配部数がどの程度あるのかということである。これに関する正確なデータを入手しない限り、合理的な広報戦略が立案できないからだ。
(2008年1月)
広告代理店が読売1000万部、朝日800万部、毎日400万部などと漠然とした数字を提示しても、実配部数はそれとはかけ離れているというのが広告主たちの一般的な見方である。
実配部数を隠している新聞社に対する不信感。これが高じると、宣伝媒体が多様化している現在の情況下では、紙面広告の需要が落ちて媒体価値も低下する。
それを裏付けるデータを示そう。 電通が公表している企業の広告宣伝費のうち新聞を対象とした額である。
2007年 | 9462億円 |
2008年 | 8276億円 |
2009年 | 6739億円 |
凄まじいスピードで広告費が減少している。
一方、
広告の出稿量は、電通の調査によると、09年の場合、前年の92.1%である。
広告費は激減しているが、広告出稿量は微減だ。これは広告そのものの媒体価値が下がっていることを意味する。
◇「目標部数」=「仕入数」このほどわたしは宮崎県における朝日新聞の実配部数を示す内部資料をいくつか入手した。広域地区における朝日新聞の実配部数を推測する上で、格好のデータになりそうだ。広告主にとっては朗報である。
ASA(朝日新聞・販売店)の実配部数を示す資料が外部に漏れるのはまれだ。わたしが直接入手したケースとしては、ASA宮崎大塚(宮崎県)の次の例があるにすぎない。
目標数 | 4,770部 |
仕入数1 | 4,770部 |
実配部数 | 3,782部 |
発証部数 | 3,301部 |
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『SAPIO』(08年11月12日号)で公表したASA宮崎大塚の内部資料。![]() |
このデータは増紙検討表と呼ばれる書類から拾ったもので、『SAPIO』(08年11月12日号)で公表した
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人目を避けるために、コンテナ型のトラックで「押し紙」を回収する手口も一般化している。(写真と本文は関係ありません)
駅頭などの即売部数に関して読売は、部数を急増させている。07年1月は約3万部1000部だったが、10年6月には約13万7000部に。結果、読売「1000万部」を堅持したことになっている。
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読者コメント
黒藪さんへ
神奈川県下のYC部数にも目を向けて
大盛りの残紙だらけだよ
小生は正真正銘の「現ASA関係者」である。「仮面」を脱いで「現YC関係者」」と正直に名のれ。そうでなければ吾々多くの「ASA関係者」が嫌な感じがして迷惑千万だ!
「元ASA関係者」と名のって書いている者は「汚い手口を使っている犯罪者」と同じ穴のむじなだ。「ただ同然で回収業者に売っている新聞と同じ数の折り込みチラシの代金が経営者の懐に入っていることを知りながら、一切それに触れていないのは本質から問題をそらそうとの意図が見え見え。
あんたの言っていることは真実ではない。第一、主任や店長は経営者に言われる仕事をやって給料をもらうだけで、折り込み手数料や補助金などは全く関係が無い!よってあんたの説は「支離滅裂」と断じる他に無い。
「元ASA関係者」、また出てきたね。もうとっくに「読売のまわし者」と身元が割れているので、お主の主張は「とうしろ」にしか通用しない。
店に儲けが残るかどうかの一番の違いは、新聞を定価で読者に売るかタダ同然で回収業者に売るかの違いです。それから大規模店で経営と現場が別の場合、主任・店長など販売責任者は折込手数料・補助とは切り離されているため、架空部数でごまかすことはありません。一族で固めていれる大規模店は別だが、小規模店の方が遥かに悪質ですけどね。
「規模」です。一人で数店、10店以上を経営している店主が大儲けしているのです。配達部数よりはるかに多い部数を本社に申告してそれだけの「折り込みチラシ」を毎日受け取り、そのうちの3割~5割を捨てているのです。つまり、「犯罪を犯しながら」私腹を肥やしているのです。このような悪質な店主がいる為、「「本社側の犯罪(配達以上の新聞を送り付ける)」に泣いている店主が「押し紙裁判」をおこしても勝てないのです。
17日付けの記事で朝日の販売店が3年で2億円の所得隠しというのを見ました。販売店ってそんなに儲かっているのですか。儲かっている店とそうでない店の違いとはなんですか。
最近、各店舗300部紙切ってくれるのですが、Yも統合視野に入れてるのかな?
あんたは間違いなく「チラシを毎日捨てている人間」だと思う。だからそのような無茶なことを恥ずかしげもなく云えるのだ。
朝日新聞、同編集委員一色は「増税キャンペーン」を始めた!大本営財務省報道部「朝日」の不買を進めよう!
「裁判員制度」 今は刑事事件のみが対象だがやがて民事事件もやるだろう。無作為に選ばれる彼らこそ「第三の目」だ。果たしてかれらは「そんなことは小さなことだ」とは言うまい。
人間には誰にも常識と良心をもっている。「チラシを毎日捨てていることなど小さなことだ」とあんたがスポンサーだったら言えないはず。
第三者の目線で考えろ、チラシが毎日捨てられようが、そんなことは小さい出来事だ。
各系統の「大物」と言われている所長、各地区の「連合会長」たちも、毎日々々1種類につき何百枚ものチラシを捨て続けていることは大きな(犯罪)だと云うこと、「これ以上こんな犯罪を続けていたら自分の孫達が世間から後ろ指をさされる」と肝に銘じて「そろそろこんなことはやめよう」というべきだ。
この間読売のちばのチェーン店に入って拡張していたら。
店員さんがこぼしていましたよ
賞与が30パーセントも減らされてやる気がなくなってきたわと
この間読売のちばのチェーン店に入って拡張していたら。
店員さんがこぼしていましたよ
賞与が30パーセントも減らされてやる気がなくなってきたわと
さいたま市Yさんへ
今の業界で廃棄20%以下なら問題にならないでしょう。神奈川は40%ですよ。
新聞はともかく、チラシは一種類を数梱包に分けてバレても言い訳できるように指示されてます。この作業は配達より重労働なんです。
さいたま市Yさんへ
今の業界で廃棄20%以下なら問題にならないでしょう。神奈川は40%ですよ。
新聞はともかく、チラシは一種類を数梱包に分けてバレても言い訳できるように指示されてます。この作業は配達より重労働なんです。
当店は取り紙4000実配3300で700毎日捨ててます。
みなさん押し紙問題を世間に広めるためにどうしたら良いか案を出し合いませんか?新潮だけでは限界がある。
どこの発行本社でも最高幹部社員は残紙やチラシ大量廃棄は知らされていない。
知っているのは地区担当社員だけ。
新聞社が販売店に強要している押し紙・残紙・で森林環境破壊を地球レベルで加担している、押し紙・残紙・広告詐欺。森林破壊・国会に大きな問題として要請します。
大本営報道部手先機関紙は、消滅の運命にある!若年層は不買運動を!図書館でも読めるしね。
目標部数と仕入部数が同じ?これは優位的地位の濫用に当たる。
裁判所の文書提出命令によって販売店の実配部数が明らかになった新聞社もある。数ヶ月の間に約2割の部数が減っていた。押し紙を排除した結果だった。しかも、減紙をするときにも目標部数に従って減らしている。もちろん山陽新聞である。
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