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漫画アクション復刊社会問題軸

情報提供
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双葉社 HPより
 休刊中の「漫画アクション」が4月20日、復刊した。コンセプトは「タブーに斬り込むメッセージコミック」。日本の闇社会や裏舞台を、マンガというエンターテインメントの形で伝えるとしている。

その目玉として連載が始まったのが、北朝鮮拉致をノンフィクションで描く「奪還」(本そういち)。拉致被害者の家族会事務局長を務める蓮池透氏(東京電力社員)の同名の著書が原作で、「膨らませなければ絵にならない時でも、勝手な想像で描かない」「事実に忠実に描く」といったことを条件に漫画化に合意した。

TBS「ブロードキャスター」によれば、事実並走型のノンフィクション漫画のため、エンディングは決まっていないという。

ただ、同誌のノンフィクションは「奪還」だけ。他に死刑囚を収容する拘置所を描く「モリのアサガオ」(郷田マモラ)、警察腐敗を描く「秘命監察官ドン」(末田雄一郎)などがあるが、フィクション中心の内容となっている。

週刊「漫画アクション」は販売不振から、2003年9月30日号を最後に休刊していた。30代のサラリーマンをメーンターゲットとし、月2回刊で再スタートを切った。

 社会問題をテーマとした漫画としては、「ブラックジャックによろしく」(モーニング)、「新ゴーマニズム宣言」(SAPIO)などが人気を集めている。

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この分野はもっと拡大して欲しいものです。ジャーナリズムは「伝わってなんぼ」なんだから。漫画界は、紙と活字の自己満足の世界にこもっている人たちを、もっと引っ張り出して欲しい。