「共謀罪」反対で、超党派国会議員と市民の緊急集会
4月21日(金)から、共謀罪を含む刑法などの改正案の本格審議が衆議院法務委員会で始まった。
共謀罪とは、600以上の主要犯罪について、犯罪が実行されなくても単に合意したというだけで、罪を問われるもの。これまでの審議のなかで「合意」とは「目配せ」も含まれることが明らかになっている。
つまり、何もしていなくても、警察が「犯罪を行うと合意した」と認定すれば逮捕できる法律だ。しかも、自首すれば罪を免じられるという条項もあり、密告につながりかねない。
思想処罰と人権侵害につながる危険性を市民に訴えるため、国会議員が中心になり、4月26日午後4時から、参議院議員会館の第三、第四会議室において「共謀罪に反対する超党派国会議員と市民の集い」を緊急に開催する。
日時 2006年4月26日(水)16時~17時場所 参議院議員会館 第三・四会議室
(地下鉄永田町駅・国会議事堂駅 会館入り口で通行証を配布)
発 言 超党派国会議員・表現者・法律家・市民団体 ほか
【呼びかけ人(50音順)】
糸数慶子(無所属・参議院議員) 石井郁子(共産党・衆議院議員) 井上哲士(共産党・参議院議員) 枝野幸男(民主党・衆議院議員・法務委員) 江田五月(民主党・参議院議員・法務委員) 小川敏夫(民主党・参議院議員) 河村たかし(民主党・衆議院議員・法務委員) 近藤正道(社民党・参議院議員) 千葉景子(民主党・参議院議員・法務委員) 仁比聡平(共産党・参議院議員・法務委員) 平岡秀夫(民主党・衆議院議員・法務委員) 福島みずほ(社民党・参議院議員) 保坂展人(社民党・衆議院議員・法務委員) 松岡徹(民主党・参議院議員・法務委員) 円より子(民主党・参議院議員) 簗瀬進(民主党・参議院議員・法務委員)
【問合せ先】
平岡秀夫事務所 3508-7091
福島みずほ事務所 3508-8506
仁比聡平事務所 3508-8333
Twitterコメント
はてなブックマークコメント
facebookコメント
読者コメント
日本男児さん、そんな甘い法案?例えば、日本男児さんが飲み屋で知らない誰かと意気投合して一緒に飲んだら、警察はその相手を「犯罪しそう」と思えば、貴方も逮捕できる法律ですよ。「犯罪前」に逮捕出来るので、国民全員が常に容疑者。世界史に逆行する、無人権の暗黒社会=北朝鮮社会化、が彼らの卑しい理想!左翼だけに適用して、市民や右翼には不適用・・なんてあり得ない事は戦前戦中の歴史が証明。法律の常識です。
共産党および朝鮮系日本人の社民党と旧社会党議員がほとんどということは、左翼系には都合の悪い法案なんでしょうね。
自民党・財界は、憲法改正(=改悪)もそうですが、「人権」の無い戦前が理想社会なんでしょうね。「国家優先」で北朝鮮化が目標。現状でも日本の民主主義はほぼ形骸化してますが、彼らにはまだ足りない。公明党も民主主義や人権はジャマなんです。「国家優先」を「創価学会」に変える目標ですからね。教育基本法も憲法も「国家優先」策に乗るだけ。国民も敗戦でもらっただけの「棚ぼた人権」。やっぱり猫に小判!?
黒い腹の内を明かさないよう巧妙に言い繕ったまやかしの発言に、皆さん惑わされないようにしましょう。その為には、実際にどのように対処をしたのか、口先ではなく行動に重点を置いて観察し、善悪の判断を下せばよいのではないでしょうか。
共謀罪に関しては、小沢体制の民主党が反対してるようですが、この国は一体どうなっているのだろうか?と感じますね。偽善の仮面を着けた悪が堂々と随分と蔓延っているけれども、多くの方はそれに気付いていない、といった構図なのかもしれませんね。
2002年の通常国会に政府が提出した“人権擁護法案”も廃案になりましたね。人権侵害の被害者を救済するため、政府に助言をする人権委員会の位置付けや報道機関の取材を規制するメディア規制の内容を巡って、自民党内からも批判が噴出したのがその理由だそうで、法務省が今国会に再度の提出を目指しましたが、これも断念するに至ったそうです。
職務質問すら恣意的にやっている警察に共謀罪を恣意的に使わないという担保が無いのが問題。自分達で決めたものは、自分達には使い勝手が良いということで。
市民権擁護派の野党国会議員の方々らが反対されているようですが、過度に警戒して、法案の真の趣旨を誤解されてはいないでしょうか?今の社会は、権力者にこそ、裏で悪事を働く輩が多いので、その手の悪を裁く為には、この法案は有効だと思います。むろん、判断する際の慎重さは不可欠ですが、これまでがあまりに慎重すぎて弊害があったと思います。
記者からの追加情報