ツナマヨネーズおにぎり(食の安全・コンビニ編)
「サンクス シーチキンマヨネーズおにぎり」 |
<サンクスに特に高いリスク>
「シーチキンマヨネーズ」または「ツナマヨネーズ」という名で販売されているおにぎりは、家庭では作るのに手間がかかる和え物系の人気商品だ。サラダ油に漬けた鮪などをマヨネーズ和えにした具が入っている。
5つのチェーンはいずれも、調味料(アミノ酸等)、pH調整剤、グリシンを使用。それぞれ「うまみを出す」(調味料)、「酸-アルカリの調整」(pH調整剤)、「日持ち向上/酸味や塩味を和らげる」(グリシン)などが目的と考えられるが、調味料(アミノ酸等)とpH調整剤は「一括名表示」することが認められている。調味料(アミノ酸等)とpH調整剤として使用される可能性のある物質は法律上特定されるので、それらの物質の平均値として「危険度レベル2(=安全とは言い切れない)」に設定した。
サンクスではこれら3つに加えて更に、「酢酸Na」と「増粘多糖類」、そして「トレハロース」も使用し、計6種類もの添加物を使用している点で数が際立っている。
酢酸Naは、ここではpH調整剤として使われているが、これも一括名表示のため実態は不明確。増粘多糖類は、ツナとマヨネーズをしっかり混ぜ合わせて粘りを出すために使われている。トレハロースは、苦味を抑えるために使用されている模様。いずれも味や食感を過剰に操作するもので、その必要性が低いことは、他社では使っていないことからも容易に想像できる。
総じてシーチキン(ツナ)おにぎりには、明確な毒性が認められている添加物は
この先は会員限定です。
会員の方は下記よりログインいただくとお読みいただけます。
ログインすると画像が拡大可能です。
- ・本文文字数:残り3,994字/全文4,619字
チェーン別危険性比較グラフグリシン・酢酸Naについては、それぞれ調味料(アミノ酸等)、pH調整剤との重複カウントの可能性があることから、ポイント算出の対象としていない
サンクスの食品表示。キャリーオーバーも心配。
「松田マヨネーズタイプ」
Twitterコメント
はてなブックマークコメント
facebookコメント
読者コメント
学生時代、部活動の際に母が毎回おにぎりを握ってくれました。友人は 毎度 コンビニおにぎりを持参しており、なんとなく憧れの様なものがあったのを覚えています。
今となっては、有り難き母よ。
こういった食の安全ニュースは とても参考になります。もっと、もっと、広めて欲しいです。
皆が健康である為に。
添加物について本当に気になります。最近、主人にはコンビニのおにぎりをやめてもらい、お弁当を必ず作るようにしています。
>学薬品で人工的に作ったものに、体にいいものなどありえません。
ありえないという意見がありえない。
化学合成品が1件残らず不健康だという根拠を聞かせてもらいたいものです。単なるあなたのイメージでしょ?昔ながらのものが100%良いなんて。リキュールのアブサンでもがぶ飲みしててください。
酢酸=酢で健康によいというのは間違いだとおもいます。化学薬品で人工的に作ったものに、体にいいものなどありえません。アトピーとかも添加物の影響だと思います。昔ながらのものが一番です。添加物たっぷりの食品を作っている会社の人は怖くて自分の家族にはたべささないという本がでています。
>何故粘りを出したり、余計なことをするのかわかりません自分で作って、冷蔵庫へ数時間入れておいて。食べてみれば分かると思うョ。
コンビニおにぎりでもツナマヨネーズはダントツで人工的な味がしますよね。何故粘りを出したり、余計なことをするのかわかりません。
酢酸ナトリウムとは酢酸を中和した物質で、酢とアルカリ性食品を同時に食べたのと同じことです。これがダメなら寿司の酢飯もだめということになりますね。 添加剤という括りですべてを考えるのでなく、化学的知識を持った上で、何が危険か、不要なのもは何かを検証して考える必要があります。
今まで普通に食していたコンビニのおにぎりですが、これを機にちょっと気に留めてみようと思います
酢酸Naというのは防腐目的かもしれないんだけど、いわゆる「酢」です。むしろ健康によいといわれているものでは?「添加物」=「悪」という思いこみは危険かと思います。
食品添加物の僅かな差異を検討するよりも、ツナ自体の危険度を報告すべきと思います。文中で使用されている「危険性ポイント」の基準も比率も、きわめて主観的で曖昧だと思われます。今後ご検討を。
記者からの追加情報
>企画概要 >添加物の危険度判定方法
>商品別の危険度算出方法 >sample
企画「食の安全コンビニ編」トップ頁へ
会員登録をご希望の方は ここでご登録下さい
企画「食の安全コンビニ編」の新着お知らせをメールで受けたい方は ここでご登録下さい