“ヒト転がし”見えた転職活動 人材紹介会社の危うい実態
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非常に見栄えはよいインテリジェンス(千代田区大手町・丸ビル) |
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- インテリジェンス(×) 適正年収は「常に+100~200万」?
- 人件費が安い若手を揃える、明確な戦略
- 新聞広告と同じようなもの
- ケンブリッジ・リサーチ研究所(△) 3年間放置される
- ムービン(○) 役に立つ面接の訓練
- 早稲田では政経と法は可、商学部以下はダメ
- キャリアインキュ(×) 今、何個のゴルフボールが浮いてる?
- アンテロープ(×) 明らかに押し込もうとしていた
- 有料サービスへ(○) 「入れない理由を全部書き出せ」
- 軸をしっかり決める
- 「ぶっちゃけ三流業界なんです」
- 紹介業の本音は「キャリアコンサルの時間を省きたい」
- 他人のコンサルどころじゃなくなる人材紹介業の社員
インテリジェンス(×) 適正年収は「常に+100~200万」?
最初に人材紹介会社と関わりを持ったのは、今の会社に入って間もない頃、2002年のことでした。
国内の大学(理系)を卒業してから海外留学して経営学(BA)を学んでいたので、社会人1年目で27歳。「慶応卒じゃないから」とJALの合コンを断られ落ち込んだこともあり、多少、学歴にはコンプレックスを持ち続けています。
同年代と比べ年齢的に出遅れたという意識もあり、インテリジェンス の「無料年収査定」というのをWEB上で見かけたときは、「自分は適正年収を貰えているんだろうか」と興味を持ち、申し込んでみました。
大学名や仕事内容など簡単な経歴と今の年収を入力して申し込むと、自宅宛に、もったいぶった豪勢な封筒が送られてきました。自分の年収は420万円でしたが、「適正年収は600万円」と書いてありました。
そういう人もいます、みたいな書き方でしたが、いい加減なものだと感じました。なぜなら、同じ時期に申し込んだ東大卒の同期入社の新人のところにも、全く同じ適正年収、同じ文言のレポートが来ていたからです。
私の友人で、人材紹介・人事コンサル会社(40人規模)に勤めた後に独立、人材紹介のキャリア8年というベテラン・Tさんに聞いたのですが、どこでも同じような年収査定はやっている、と。「あれは登録させて、転職まで持って行くツールなので、必ず100~200万円は高い数字を適正年収にします。明らかに貰い過ぎの人には、バッファーを持たせて提示し、とにかく低い数字は出しません」。
人件費が安い若手を揃える、明確な戦略
絶対ウソだとは思ったものの、まんまとはまり、タイミングよく案内メールが来たので、丸ビル27Fのインテリジェンスのオフィスに行くことにしました。
「キレイなねーちゃん」が3人もいる受付を過ぎると、カウンセラーの若手の男性社員と対面。「何をやりたいのか、どういう業界に興味があるか」と聞かれて、とりあえず「コンサルタントをやりたい」と伝えると、「メールを送るから、興味があったら連絡してください」と。とにかく受付の人がキレイだったことくらいしか、よく覚えていません。
仕事上、丸ビルに出入りすることは多いのですが、エレベーターに乗っていて「おっ」と思う綺麗な人がいると、だいたい27階で降りる。だから、社員全般について言えます。合コンするならインテリが一番だと思います。
Tさんによれば、「あそこは、明確にそういう戦略」だと。つまり、仕事内容は簡単な接客業だから、カウンセリングやコンサルティングの能力よりも容姿優先でスタッフを採用し、27~28歳までの人件費が安い若手ばかりを据え、その人たちのスキルアップにはさほど興味はない。一方で企業側に対しては、体育会系のノリで強力な営業をかけて網を張り、大量の案件を持つ。
そして、サッカーのスポンサーをやるなど、マス広告を打って転職予備軍を大量にかき集め、案件とマッチングさせて、右から左に人材を流していく。紹介した人の年収の30%を、企業から受け取る。それが急成長したインテリジェンスのビジネスだ、と。
新聞広告と同じようなもの
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今でも送られてくるインテリジェンスからのメール![]() |
インテリの人と最初に面接をした後は、メーリングリストに登録され、週1くらいで、人材募集のメールが送られて来ました。多少はセグメンテーションされていますが、かなり大ざっぱで、自分とは関係のない案件も多かったです。
それをみて興味がある案件について応募すると、すぐに面談がセッティングされ、また丸ビルの27階に行って、直接、企業の採用担当者と面接をします。私は一回だけ応募しました。証券会社がコンサルティング事業を立ち上げるというので人材を募集する、という話でした。
この面接は、簡単に落とされました。入社したばかりだったし、本気でないことがバレたのもあると思いますが、あとで落ちた理由を尋ねたところ、「人の話を聞かない」と言われました。インテリの人に「自分をアピールして」と言われていたので、自分の話をしたのですが、しすぎたのがまずかったようでした。第2新卒募集だったので、年齢も関係したかもしれません。
「インテリとリクルートエイブリックは、数の論理。リクナビみたいなもので、企業が人材募集を依頼すると、一気に100人規模で応募が来る。スクリーニングもあまりないから、ほとんど新聞広告と同じようなものですね」(Tさん)。
メーリングリストで一斉送信してくる時点で、怪しいです。今思うと「あれはヒト転がしだな」という感じで、本当に自分のことを考えて紹介してくれる仕組みではない。リクナビネクストなんかと同じで、広く浅く、というやり方ですね。
ケンブリッジ・リサーチ研究所(△) 3年間放置される
翌2003年、仕事にも慣れた頃、「ケンブリッジ・リサーチ 」という老舗の人材紹介会社に、WEBサイトから登録しました。日本系の、金融・製造業界に強いようでした。最初の面接に行くと、40代とみられる素人っぽいオジちゃんが出てきた。やりたいことを聞かれ、自分はやはり、コンサルタントをやっていきたい、という話をしました。
その後、3年も経って、2006年5月、突然、メールで案件の紹介が来ました。国内金融関連会社のリサーチ職でしたが、たまたま友人がそこに勤めていて、社風を聞く機会もあり、自分には合わなそうなので面接も受けずじまいでした。
ケンブリッジの人は、「あなたのスキルでは日系しか行けない。外資は即戦力を求めますから」というのですが、要するに、日本系企業の案件しか持っていないから、それをさばくために言っているだけじゃないか、と思います。
今年(2006年)に入ってからは、日本で働くなら金融、海外ならコンサルティング、といった方向性を漠然と持つようになり、コンサル系に強い人材紹介会社を中心に動きました。
ムービン(○) 役に立つ面接の訓練
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ムービンといっても引越し業者ではない。その実態は…![]() |
2006年2月に登録したのが、「ムービン」。これはボストンコンサルティンググループ(BCG)にいたコンサルタントが兄弟で経営しているそうで、紹介先もコンサルティング会社に特化しています。
WEBで登録して、案内に従ってムービンのオフィスを訪問すると、すごいダサいオフィス。場所も新橋のさびれた感じのところでした。元SAPという40代前半くらいのおっちゃんが出てきて、ちゃんとレジメをみてくれた。面接でアピールするポイントなんかも教えてくれた。
即興の頭の回転の速さやロジカルシンキングを試す「ケース」がある、という話や、面接の訓練をしてくれて、レジメも見てくれた。これは非常に役に立つので、行って良かったと思いました。
案件も、コンサルに特化しているので詳しくて、たとえば日立がコンサル事業を立ち上げようとしているからどう?とか、他にもいろんな選択肢をあげながら、相談に乗ってくれました。
ただ、BCGやマッキンゼーは、学歴で駄目だと言われました。日本の最終学歴を見る、というのです。これにはちょっとむかつきましたが、しかたがないとも思いました。今はまたここにお世話になろうかと思っていますが、カウセリング後はしばらくキャリアについて、悶々と悩んでいました。
早稲田では政経と法は可、商学部以下はダメ
BCG・マッキンゼーと人材紹介で付き合いがあったTさんによれば、この両社は、日本市場での戦略として、クライアント企業のトップマネジメントに合わせるために、紹介する人材は学歴で足切りをするよう指示されていたそうです。
「東大、京大、一橋大、東工大はOK。早稲田だったら、政経と法はOKだが、商学部は×。慶応だと、経済・法はOKだが、商学部は微妙。あと、学生の時の就職活動で適性検査を受けて×だった人は、その記録が残っていて、
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「ボクのこと、見てる?」と聞きたかったアンテロープ
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読者コメント
丸の内のインテリジェンスは、ここに書いてあるとおり。人材紹介会社なんてどこも似たようなものですよ。
少しは違うかな、というのはリテーナー(前金制)で特定の人材をサーチする会社。世界的なブランド力を持っているということもあり、余裕が違います。ただし、こういうところは「こんな仕事ありませんか?」と求職者が門を叩いても、そのとき余程ピッタリの仕事があるのでない限り、あれこれ紹介してはくれません。
ジェイックという人材サービスのセミナーに3日間参加しました。集団洗脳というか自己暗示でムリヤリ士気を高めている感じです。ちなみに案件はほとんどが営業職です。ひたすら根性論を叩き込まれ飛び込みもさせられます。安保というCAが熱弁をふるっていますが、前職で会社の車のロゴを隠し仕事をサボっていたことや、大学では替え玉で単位を取ったことを自慢したりと、人格に問題ありなので注意願います。
キャリアプランネットワークという会社もIT専門を唄った会社ですが、ここはCAは代表1人のみ。メールに返信がない、段取りが下手、メールは誤字脱字だらけなど、ビジネススキルがゼロ。さらに応募を依頼したのに2ヶ月ほったらかしにされた。
人は悪くないのですが、はっきり言って頭は悪いです。
IT専門を売り物にした中小は要注意。所詮、ITができなかった連中がCAやっている。
特にリーベルという会社はひどい。小塚(取締役)というCAはメールに返信がないなど不備を指摘されるとすぐキレる。そして最後は謝る。
元アクセンチュアらしいが、ITの知識はない。
企業に確実に入る条件はただひとつ、経験学歴よりもタフが自慢なことです。
鬱病が流行る訳です。
スカウトは実はコンサルが企業から来たように書いていますし、企業も減点評価して圧迫面接し、違う採用条件を出すのが常態化しています。
インテリジェンスに×が付けられているのは、当然の結果です。なるべくしてなった、社会からの評価です。あなたは無知ですね。
インテリジェンスでさえ、×がつけられているのは衝撃だ。
人材派遣会社は玉石混交で、相当選ばなければならないと感じた。
下の人は知った風に批判するより先に「気おつけたい」とか書いてる時点でだめだと思う。
まともな人材会社が少なすぎる。またこの人にお願いしたいと思える人材コンサルも少ない。みんな話を聞くとしょぼい経歴であり業界に精通していない。そんな人に何をお願いできますか?まずはキャリヤコンサルのバックグラウンドチェックをし登録するかどうか考えたいものだ。特に気おつけたいのはアビリティーデザイン松本。自慢しか言わないから。時間の無駄。
インテ市ヶ谷ビルから勤務時間中に飛び降り自殺した香山さんのご冥福をお祈りいたします。 真面目な仕事をする人でしたのに何故? 鎌田も高橋も香山氏の告別式には参列せず 「本人の意志で飛び降りたのだから」といっていまだに労災の適用に印鑑を押しません。 本人の遺書にはインテへの恨みつらみで一杯だったのに。
こんな糞会社よりも、すばらしい企業は星の数ほどあるのにね。というより、この会社の労働環境や仕事内容は、社会の底辺レベルだということを早く認識した方がいい。 世間一般から見れば、人材サービスなんて、リクルート以外は、 パチンコ業界や消費者金融に匹敵するよ。 鎌田も死人が出てるんだから、豆腐屋ジョニーを研究する前に離職者を減らす努力をすべきなんだよ。
ここ数ヶ月で、インテリジェンス内にて自殺事件が続いています。 みずから命を絶たなくても、その前に転職すればいいのに。それすら出来ないように、マネージャーに人格否定されたり立ち直れないくらい罵倒されたりしたんだろうね。とくに新卒から在籍してる奴は、この会社がすべてだと思いこんでるバカも多い。
キャリアDivのEMやってた青葉っていう馬鹿が、リクルートエージェントに転職したよ。EMって部長クラスで、役員手前だろ? そんなやつがライバル会社へ転職って、 どーゆーことなんだ?? 鎌田は知ってるのか?? 多田や川田なんかといったマネージャーも メンバーもたくさんリクルートエージェントへ転職してるよね。
人材業界いくひとはなぜその業界を選んだのか聞きたい。 離職率、勤続年数、給与福利厚生、激務度、 世間体など考えたら普通は選ばないでしょ。 スキルもつかないんじゃないかな? 教えて、人材業界のバカども。
インテリジェンスで2年働いて悟りました。 人材サービス業は全部カスだって。 人材業界に就職した後、何すんの? まさか定年まで働くつもりじゃないよね? 年齢にもよるけど、異業種への転職は極めて難しいよ。 起業するにも、どんな業種で起業するの?? やっぱりカスの人材業界で起業するしかないでしょ。 もう人材会社2万社以上に増えちゃってるよ。
リクエー初め、7、8社程度利用しましたが、やはりどこも人転がしの感は否めませんね。今年卒業して(MARCH)短期退職してしまって転職活動してますが中々第二新卒といえども職歴が少ないと厳しい状況で、機械的に吐き出されてくる求人に応募をし書類選考落ちを繰り返している状況です。
インテリジェンスって有線の宇野さんが作った会社でしたよね?違いました? あまりよくないと聞いてショックです~
ちなみに筆者掲載企業のムービン以外は、本当に使えません。ディールフロー(紹介先)がないなら、あれこれ指定してもってこないようなら切っちゃえば、いくらでも他の会社があるのでご心配なく。
(つづく) 転職が成功する人はほっといても成功します笑。 採用側も、直接募集リスク・面倒からこうした業者を使います。そこに、単なるブローカーが成立する余地があるのです。 転職後の給与から紹介料を引かれないなら、まぁ放置するしかないなぁと言う感じです。 うまく使うというより、案件もってくれば終了ぐらいに考えていたほうが良いかもしれませんね。
人材紹介会社はM&Aでいえば投資銀行ではなくディールフローのみのブローカーです。案件をもってくることだけが価値で、成功報酬で成約先企業からマージンをとります。 付加価値としては、対応コンサルよりも、面接先の非公開情報提供という重要要素があるのですが、大抵持ってません笑。
人材紹介会社は、中には確かに”人転がし”のように思える会社もあれば、良い会社もある。要するに、それなりの学歴や資格を持っている人ならば、それなりの会社に入社し転職はしなくてすむ。学歴や資格がなくアピールするものがない人が人材紹介会社を使い中々、内定を貰えなかったり、紹介してもらえず批判する。人材紹介会社の求人を見て自分なら出来ると思い込みと、いつでも理想の求人があると思い込みが悪い。
当職にて、悪徳人材紹介会社をブログにてデータベース化しております。被害に遭われた方の通報を、お待ちしております。http://blogs.yahoo.co.jp/komeo_koizumi
確かに人材派遣会社の人材はひどい。だが、ごくごく一部によい人もいる。私はインテリジェンス経由で内定を決めたが、その人限定では当たりでした。結論としては「人による」と思います。あと内定とれなさそうな人にはいつまでたってもオファーはきませんね。私も最初は放置状態でした
>みなさん・・ご批判の点に関しては、的外れだと思います。記者でない方に無理な要求をする方が間違ってますし(注:このサイトは本職の記者の方がサポートしているはずです)、実態の一部であることには違いありません。価値基準は利用者にとってどうなのか?であり明確です。多角的に見聞きした体験を掻い摘んで説明するのはやむを得ないことでもあります。まあ、業界関係者の方なのでしょうね?
>みなさん・・一人の方の経験で全ての実態が把握出来るとは思ってませんよ。言うまでもない当然の前提です。ですが、数例だけでも、凡その傾向は把握出来るはずです。また、企業広告のように加工された2次情報ではなく、実体験者による1次情報にこそ、他の人にとっても役に立つ真実があるものです。2次情報を幾ら集めても、企業の実態はわかりませんよ。
>みなさん・・・どの程度の「レベル」なら納得するのでしょうか?具体性の無い文章はただの煽りにしか見えません。
良く見ているブログに採用する企業側のホンネが書かれていました。併せて読むと裏側が良くわかります。「人事部長の採用一直線」http://tamatasi.blog70.fc2.com/blog-entry-6.html
ビジネスモデルを考えれば、決して求職者の立場に立つ業界ではないです。紹介会社を介した前回の転職は仕事内容が合わず、結果短期退職をしてしまい職歴に傷を付けてしまいました。私自身の脇の甘さが原因なのですが、アドバイザーから営業トークをかけられると、やはり少なからず判断が鈍ります。転職はあくまで自己責任で行われるものです。無責任なアドバイスに対しては毅然とした対応をすべきです。
インテリジェンスは、あやしい。インテリジェンスに登録して脱退したとたん、スパムメールや会社にマンションや先物の勧誘電話がやたら増えた。インテリジェンスから情報を漏らされたと思う。みんなにインテリジェンスだけはやめるように言っている。
また、年配の方は年配の方で「派遣は、本来正社員では出来ないような高度な仕事を請け負う会社です」などと(少なくとも私の知る)現状とは凡そ異なる発言をされていたりもしました。正しいかどうかや、善か悪かではなく、世の中は、色んな人で成り立っているのだ、と思い知らされた一コマです。
パソナも、非常に見栄えの良いオフィスや若くて綺麗な受付嬢を使ったりしていますが、どこか水っぽい印象を受けてしまいます。事業内容によるところの事情もあるのでしょうが、男性社員までもが若くて軽そうで社会をわかっていなさそうな社員ばかりが目に付いた点にも不信を覚えました。若い内だけ利用して後はポイ捨てといった寒い実態や離職率の高さが隠されているのでは?と穿った見方をしてしまいます。
人材紹介・人材派遣自体は社会的に必要だと思うが、現実には悪徳企業ばかりなので虚業に見えてしまう。パソナとかクリスタルグループとか・・・
人材派遣は昔で言えばただの口入れ屋、手配し、単に給料ピンはねするだけの会社、理想も何も無いけど金を儲けたい奴らは皆これに走ってますね
わたしも紹介会社を利用したことがありますが、最近気づいた。人身売買のようなものかな?まあ、互いに利用しあうので一方的に非難もできませんが。賢くなって相手に呑まれないようにすべきかな?
>(別の)匿名さんいえ、旧リクルートエイブリックの担当者から聞いた話をうろ覚えで確かめもせずに書いたので、相場は20%程度の方が正しいのでしょう。少し下がったかもしれませんね。実際は、もう少し複雑な料金体系だったようにも思いますが・・。
インテリジェンスの紹介手数料は、年収の20%のはずでしたが。上がったのかな?
自社のサイトにしか求人を掲載していない場合、確率がぐっと高くなりますよ。自分で好きなだけ選べますしね。応募作業が多少面倒ですが、だからこそ得られるメリットがあります。
考えてみれば、ごく当たり前の方法ですが、企業の採用担当者曰く、文系で直接応募してくる人は珍しいそうです。今では、JOB.netだったか、企業サイトの求人情報を検索して集めた求人情報サイトまで出て来たようで、便利なのか罠なのか、良し悪しですね。。
という訳で、私のお勧めは、各企業のサイトの求人情報を直接確認して応募することです。紹介会社や求人サイトを経由するから、ややこしくなる面があると思います。この方法をお勧めして実践した友人は、うまい具合に最大手の上場企業に就職出来ました。希望職種や地域?まで参考にしたようでしたが・・。
求人という生ものを扱う為、泥臭くも難しい面がことには理解を示しますが、ちゃんとした会社がないように思えます。この業界は、前近代的ですね。。いい仕事を得ているなら、余程不満がない限り、転職はしないようにした方が身の為です。年収査定を餌に、給与が上がるだの、転職をそそのかすような広告を紹介会社は打ちますが、営業狙いに騙されてはいけません。。
人材紹介会社で、どこか本当に良い会社ってあるのでしょうか?大学の就職サークルを母体とした会社は、やたらと親切でしたが、所有求人件数が50件もないような会社で、最初に、その点は確認したのですが、やたら時間を食ったコンサルを経た後に判明しました。
では、人材紹介会社が提供するメリットとは何か?を考えてみると、開拓した乃至秘密の求人情報を持っているというだけで、利用者側は求人をあまり選べませんし、デメリットの方が大きいようにも思えます。それ位、紹介会社本位です。次を決めずに辞めてしまった人は、苦労しますよ。
利用は無料とは言っても、紹介会社を通じて転職が決まれば、会社から紹介会社に転職者の3~6ヶ月分の給与相当額が支払われます。それだけ企業側の注文は厳しくなる為、今の時代、自分でネットで探した方が、その意味では可能性が高まると言えます(但し、ネットは応募者が多い為、競争倍率が相当高まります)。
また、品も熱意も感じられない、うだつの上がらないタイプの年配のカウンセラーが、偉そうに遠慮なしに失礼なことを言ったりもします。意見も的外れな内容だったりするので、目も当てられません。この会社は規模だけだな(とは言っても大して大きくはないですが)と思いました。ケンブリッジ・リサーチも、規模が小さく外資系紹介を得意とするといった違いを除けば、後は似たような感じです。
人材紹介会社は、う散臭い会社が多いですね。最大手のリクルートエージェントは、所詮、儲かればよいという発想の会社。労力を掛けずに転職に結び付きそうなら、力を入れてやりますが、面倒そうなら、紹介物件はない。等と暴言を吐きます。量はそこそこあれどもレベルの高い求人はあまり持ってないんですけどね・・。企業とグルだという指摘が図星なんだろうと思います。
当方,転職を二度経験しました.最初に陸ROOTを使ったときは,,,最悪.会社と人材紹介会社がグルだったみたいで,嘘の仕事と給与条件の募集でした.少し,焦っていた隙を衝かれました.それに懲りて,二度目は15社以上の人材紹介会社と面談しました.やはり,大手や商社系は酷い対応でした.転職を志すみなさま,お気をつけあれ.
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