MVPは韓国のガチンコ国民性だ
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キム・インシク監督 |
サラリーマンは仕事の時間を自分で決められないが、私は勝手に決められる。普段、野球はほとんど観ないが、ほぼオールスターのWBCは、観て損はない。ハノイでも「ESPN」でずっとライブ中継をやっていたので、ほとんど見ていた。
仕事柄、試合自体よりも、その背景を考えるほうが好きだ。今日の決勝戦では、イチローと真っ向勝負した韓国の国民性が、興味深かった。
延長十回表、二死二・三塁でイチロー。次は中島。佐々木主浩など解説者も、なぜ歩かせて満塁にしないのか、と驚いていた。そしてイチローは格の違いを見せ付けるかのようにタイムリーヒットを打ち、決勝打となった。
それまでの原監督の継投策は、かなり怪しかった。「原監督では勝てん」と言った野村監督の発言根拠はこのあたりに現れているのだろうが、「岩隈代えるの遅いだろ」「ダルじゃなくて杉内継投だろ」「ダル代えろよ」と、視聴者も解説者も、みんな思っていたはずだ。あれで9回、ダルが連打で負けていたら、原監督はボコボコだった。それをひっくり返したイチローは、さすが天才、年俸15億である。
イチローから逃げて試合に勝っても、韓国の国民性としては、監督が非難されてしまうのだと思う。それ以外の理由で、あの場面でイチローと勝負する理由がひとつもない。イチローは世界一の打者で、既に今日も3安打している。誰がどう考えても試合の勝敗だけを考えたら不利だ。
これが同じ場面で日本だったら、勝負して打たれて負けた際に、「なぜ勝負したのか」と監督の采配が非難されるだろうが、韓国では潔く勝負して打たれたのだから勝負は正しかった、という空気になるに違いない。カルチャーというのは、「ある同じ場面で、自然とどのような空気になるのか」と定義できる。韓国のカルチャーなのだ。
日本では、いまウラ番組でやってる高校野球の時代から、犠牲バント大好き、セコい野球で試合に勝つ、勝負に負けても試合に勝つことをよしとする。明徳義塾が、星稜の4番打者・松井秀喜を5打席連続敬遠して試合に勝った(1992年夏)ように、勝ち方は問わないのが日本野球だ。
実際、10回表でイチローに打たれた時点で、韓国はやる気を失っていた。この時点で、実際の勝敗はついたのだった。勝負を避けて勝ってもOKな日本カルチャーと、勝負して勝たなければ賞賛されぬ韓国カルチャー。これは検証のしがいがあるテーマではないか。
MVPは松坂が受賞したが、これは「準決勝で世界一のアメリカを倒したから」というアメリカ中心主義によるものだろう。実際には大一番の決定戦で4本打ったイチローであり、さらにいえば、イチローと勝負するよう仕向けた韓国のガチンコ国民性こそが、本当のMVPなのだと思う。
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読者コメント
論理がちょっと強引すぎるように思います。「韓国のガチンコ国民性」でなく「林投手のガチンコ性格」ならまだ納得ですが。この話題は韓国でも相当話題になっているようですよ。
松井を敬遠したことを例に出したのはまずかった。
だって、勝てばいいなんて日本人は思ってないから、今でも話題になるんです。
そこまでしなきゃいけないほど松井は凄かった、っていう文脈でしょ。
(続き)
去年のセリーグのクライマックスシリーズ、阪神vs中日で、9回の大事な場面で藤川球児はウッズを敬遠せずに勝負を挑み、そして敗れた。
野球のセオリーからすれば、敬遠は当然の場面だったが、阪神はベンチもバッテリーもウッズとの勝負に微塵の揺るぎもなかった。
打たれた藤川は泣いた。岡田監督は辞任した。
阪神ファンの中には、敬遠しなかったことで岡田監督を批判する人もいる。
しかし、多くの阪神ファンは、藤川を、岡田監督を称えた。
野球というものは、そんなものである。勝負を大事にする魂は、韓国だけが持っているのではなく、野球をする人すべてに宿るものだ。
まずは事実関係から
韓国の監督は、あの場面で敬遠の指示をバッテリーに送っていたという。
また、あの試合で、韓国は青木に対して2回も敬遠しているので、韓国が敬遠もしないガチンコ国民性というのは間違いであろう。
そして、イチローの場面で、韓国のピッチャーはイチローと勝負したいという本音があったという。
だけど、そんなことはどうでもいい。
野球には、勝敗、どんな大勝負の勝敗よりも、ピッチャーとバッターの勝負が大事なときがある。
それが大事なのは勿論韓国だけではない。
(続く)
MVPが韓国のガチンコ国民性??
彼の国が日本を常に侮辱し、マウンドに旗は立てるは、やり放題。
日本に対し、強がりだけを反日教育で教えている国に
MVPは如何でしょうか!?。
むしろ、今大会、打率が低く、チャンスで当たっていなかったイチロウに向かったのは、至極当然で、打たれるとは思っていなかったのですよ。
その後、韓国の監督が敬遠のサインを出したとか、それをよく見えなかった・・・とか、
韓国独特の言い逃れですね!!。
前のコメントの続き
勝負して勝たなければ賞賛されぬ韓国カルチャーとか書いちゃってますけど、それを言うなら、「勝つためには手段を選ばぬ韓国カルチャー」ではないでしょうか。特に日本には何をしてもよい。と思ってるんでしょう彼らは。何かあればすぐに日帝36年て馬鹿の一つ覚えみたいに
ノーベル賞を取るためにデータ捏造までしちゃった国ですよ。韓国は。そんな国、韓国以外で知りませんよ私は。
渡邊さんからこんな話を聞くなんて非常に失望しました。もう解約しちゃおうかな。左巻きの連中と一緒じゃん。
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