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『第2の江原を探せ!』発売

情報提供
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扶桑社より発売
 去年より連載していた「スピリチュアル検証」が12日に発売となり、本屋に並び始めたようだ。連載→書籍化のビジネスモデルも7冊目となる。250万も投資した274ページの本をたった1000円で読ませてしまってよいのだろうか、と疑問に思う内容である。10万部売れても黒字になるか怪しい。とりあえず1冊買っていただきたい。
Digest
  • ~現場を取材し、検証すべき時期だ~
  • テープ起こしで文字にして「ホンモノ度」を徹底検証
  • 取材チームは、ジャーナリスト集団
  • 検証①:主護霊と前世がどこまで一致するか
  • 検証②:類魂、現世の目的、カルマ
  • 検証③:個人的関心事の過去、近未来
  • 検証時の注意「こちらから情報を与えない」
  • カウンセラー選定と検証回数
  • 本書の構成

第2の江原を探せ!(amazon.co.jp)

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~現場を取材し、検証すべき時期だ~

林真理子、よしもとばなな、酒井順子に室井佑月…若い女性に人気のオピニオンリーダーたちが女性誌で江原啓之氏と対談する。テレビ番組『オーラの泉』では、有名人が次々とカウンセリングを受け、「なぜ自分しか知らないはずのことが分かるのか?」と驚くシーンが流される。

これら有名人らの“権威”で一気に広まったスピリチュアル。作家や芸能人らがこぞってダマされているとも考えにくく、「これほど長期にわたってニセモノが生き残れるはずがない」と江原氏が述べるとおり、ネットが発達した情報化社会でイカサマや仕掛けが漏れてこないのは、やはりスピリチュアルの世界が本当に視えている証左かもしれない。

一方、全否定派の『ニューズウィーク』や『週刊文春』は、自ら懐に飛び込んで事実を検証する労をとらず、アタマから全否定して評論を繰り返す。ろくに現場取材も行わずに否定するから、説得力がまるでない。

空前のスピリチュアルブームの中、肯定派は権威に頼って頭から信じ込み、否定派は事実に基づかない全否定を行うため、議論が噛み合わない。不毛な議論をする暇があったら、現場を取材し、江原氏の唱える仮説を実際に検証するほうが、はるかに有益ではないか。もはや、その時期に来ていると思う。

そこで、ジャーナリズムサイト「MyNewsJapan」では2007年夏より1年をかけて、5人のジャーナリストが実際に“スピリチュアル・カウンセラー”を名乗る16人のカウンセリングを五月雨式にのべ37回受け、録音&テープ起こしをして、事後検証した原文をニュースサイト上で連載した。ファクト(事実)とロジック(論理)によって、スピリチュアルの世界を実証ルポしたのである。かかった費用は、鑑定料と人件費で計250万円を超えた。

◇全否定できない結果になった

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江原氏による守護霊の分類

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ねこ2010/11/27 18:03
ゲーナ2008/12/18 14:13
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