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ヘルシアコーヒーで血圧が下がってしまう副作用、花王との癒着で「注意表示なし」のトクホ許可
セブンイレブンでもキャンペーン中のヘルシアコーヒー

 

 

 

 

 

 


 体脂肪減少効果が一般のコーヒーと何ら変わらない『ヘルシアコーヒー』。ところが、実は血圧を下げてしまう副作用があり、この血圧降圧効果はヘルシアだけに起こる作用であることがわかった。商品に表示がないため、高血圧治療中で血圧を下げる薬を飲んでいる人が、痩せるためにヘルシアコーヒーを飲むと、必要以上に血圧を下げてしまう危険性が高い。だがトクホ許可権を持つ消費者庁・消費者委員会の新開発食品調査部会は、花王提供の『発掘!あるある大事典』に虚偽のコメントを寄せた田島眞・実践女子大教授が部会長を務めており、結局、消費者利益にはならず花王には有利となる「注意表示なし」で許可してしまった。審査を牛耳る消費者庁と消費者委員会から利害関係者を排し、審査の中立性と公開度を上げない限り、トクホの安全性は担保されないことがわかる好例といえる。


【Digest】
◇ヘルシアコーヒーには血圧を下げる副作用
◇高血圧治療中の人への注意表示をと食安委
◇消費者庁は食安委の注意を無視
◇農水出向組の消費者庁、事業者よりの調査部会長
◇メッツコーラやペプシコーラも同罪

◇ヘルシアコーヒーには血圧を下げる副作用
 2012年度のトクホ全体の市場規模が約7000億円の中で、『ヘルシア緑茶』に始まる花王ヘルシアシリーズが約300億円を占めるほど、ヘルシアの存在感は大きくい。

 1000品目を超える特定保健用食品(トクホ)の中でも、花王のヘルシアシリーズは4割を超える断トツの売上シェアということになる。その勢いに乗って、新たに缶コーヒーのヘルシアが登場したきたわけだ。

 ただ前回の記事でも明らかにしたように、体脂肪を減らす効果があるというクロロゲン酸の含有量は、一般のコーヒーのばらつきの範囲内で、普通のコーヒーに比べてヘルシアの効能が高いわけでは全くない。

 その点については花王自身も認めているようで、「コーヒーは嗜好性が強い飲み物なので、健康成分であっても『なにかが添加されている』という印象を持たれると、受け入れてもらえない。そのため今回は『発見、誕生』という端的なワードを用い、コーヒー本来の力を引き出した製品だという点を押し出している」と説明している。

 体脂肪を減らす効果は特にヘルシアコーヒーだけにあるわけではないが、実は、ヘルシアコーヒーだけにある副作用(一般のコーヒーにはない)があることは、ほとんど知られていない。

※この場合副作用とは必ずしも健康に害があるという意味ではなく、主作用以外の作用という意味である。

 それは、血圧を下げてしまう作用だ。この血圧降下作用は、コーヒー豆の焙煎時に発生する酸化成分(ヒドロキシヒドロキノン)を除去することによって得られるのだ、と花王は食品安全委員会での審査資料の中で説明している。

 つまりこの副作用には、酸化成分を除去していない一般のコーヒーでは起こらず、ヘルシアコーヒーだけに起こる、ということだ。

 そもそも最初のヘルシアコーヒーは、この血圧降下作用を主作用として申請していたのだが、その後、体脂肪への作用に変えた、という経緯がある。実は、この血圧作用の方でも、『リズムライフコーヒー』という名称でトクホの許可は下りているのだが、なぜか現在のところ、販売はされていない。

 しかし中身は同じものなので、体脂肪作用のヘルシアコーヒーでも血圧は下がる、ということになる。どれくらい下がるのかというと.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。



図1 血圧と血糖値に作用するトクホには注意喚起表示を求めている食品安全委員会の文書の一部。下線は筆者。
図2 血圧にも作用するのに注意表示がいらなくなったヘルシアコーヒー
消費者庁食品表示課長(当時)相本浩志氏。農水省から出向組で、現在は通産省に出向中。
消費者委員会新開発食品調査部会部会長の田島眞氏。花王スポンサーの「あるある大事典」の常連コメンテーターだった

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記者コメント
「2012年度のトクホ全体の市場規模が約700億円」は正しくは「約7000億円」でした。お詫びして訂正いたします。(2013/10/7、本文訂正済)
本文:全約4900字のうち約3900字が
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