佐高信社外監査役案を否決「結局日経は社内報で記者は社畜」
同社株主らのHPによれば、約200名の株主が出席し、6人の株主から発言があった。株主からの質問に対しては、鶴田前社長への退職金額や一部返納の有無については公表できないとの回答だった。
佐高氏は10数年前、月刊誌で日経を「日本株式会社の社内報」と批判して以来、日経の紙面から締め出されている。夕刊フジの取材に対し佐高氏は「結局、日経は社内報で、記者は社畜であり続けるということ」と話している。
記者会見で佐高氏は、「三菱自や関西電力の腐敗に似た体質になっている。根底から改めようとする態度がみられない。ここからどう脱却するのかが問われている」と指摘。
「取材対象の日銀OBを監査役にしてどうする?」「コクド、三菱グループと、企業の不祥事が相次いでいるが、内情は日経がいちばん知っているはず。それを書かないから不祥事が起きる」(2005年4月2日『夕刊フジ』)と変わらぬ体質を批判した。
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読者コメント
日経の会社の狭い利益が優先されて、日本資本主義の健全な発達のためのメディアの役割の自覚がないんでしょうね。かつて現代企業の経営陣の小粒化を嘆いた佐高氏でしたが、病はますます進行している証明。日本のマスコミは、強いものには弱く、弱いものには無限に強い悪弊があります。昔は強い軍部に迎合して会社を守り、その結果国が崩壊。メディアの株主と経営人に見識を求めるのは無い物ねだり?それならまた国が潰れます。
現在の新聞は日経に限らずコマーシャルの多い企業は批判記事を掲載せずコマーシャルの少ないJRなどは餌食にされる。マスコミとして恥ずかしくないのか
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