④「AI・ブロックチェーン失業」エリアの職業群――10年後に食える仕事 食えない仕事 テクノロジー編
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- 放射線科医「むしろ検査数が増えるのでは」
- 「隈研吾風の設計で」建築士のAI化
- 司法書士、行政書士、社労士…代書業の危機
- ポイントは「紙にハンコ」の法律
- メイン業務をシフトする
- 自動化するトレーダー、変わる証券アナリスト
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- 会計士と税理士の本質的な違い
- 保険薬局とドラッグストアの薬剤師は半減
- 学校教師のマスプロ授業はAI代替へ
- 全自動化するネット広告、マーケッターは激変
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このエリアでは、従来型の業務は、AIやブロックチェーンといった新しい技術によってネット上の自動販売機のように自動化されてゆく。労働時間で成果が計れない知識労働であるがゆえに、質を変化させることで生き残れるが、自らをモデルチェンジできなければ失業する。一方で、職業によっては新技術の活用で需要が掘り起こされ、後工程で人間にしかできない業務が増えて多忙になったり、新しい形態の仕事が生まれる余地も大きい。
放射線科医「むしろ検査数が増えるのでは」
放射線科医は、このエリアの典型である。現在の業務の大半は、CTやMRI画像を見て腫瘍を発見するなどの「読影」だ。放射線科は、ひたすら画像診断と向き合う仕事で、患者とは直接、会わないのが一般的。人的コミュニケーションが少ない点からも、機械化されやすい。
胃のX線画像やCT・MRI画像を、月3千枚以上見ている放射線科医(40代)は「日本で実用化するまでに10年もかからない」とみている。現在は、すべて人間の眼だけが頼りのアナログ作業
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