去る8月14日(日)の18:30~20:00の間、川崎市の自宅前に駐車していた私所有の車輌に、トラックと思われる当て逃げ事件が発生した。自宅前は一方通行道路の裏通りで車輌の通行は少なく、目前にヤマト運輸の宅配所がある。
所有する車の破損状況から見て、出入りするトラックが後退した際につけた傷と思われるが、ヤマトは当日の車両リストの提出を拒むなど真摯な対応をしない。
当日、すぐに警察に届け出たところ、「99%、自宅前のヤマト運輸関係車輌以外、あり得ない傷のつきかたである」との回答を得た(残り1%は、事故を目撃していないことによる)。しかし警察は、強制力を持って介入することはできないとのことだった。
その後、まずは自宅前ヤマト運輸の社員の方に状況を話すも、マネージャーらしき方が不在だった。
同日21時、マネージャー(正式な肩書きは不明)のシライシ氏より連絡が入り、破損車輌(現状そのまま)を他の社員と自分と共に見た。
|
当日、20:05撮影した画像 |
|
その時は、明らかに過失であることを認め、18:30~20:00までの4tトラック業者2社の名前を挙げたが、正確には覚えていない。のちに再度聞けるものと思っていたからメモもしなかった。シライシさんより、業者に確認した後で連絡する、と言われた。
翌15日午前中、シライシさんより連絡が入らず、早い対応を期待し、ヤマト運輸本社に連絡を入れた。
本社では、社会貢献部のモリタ氏が対応。そこから状況が変わってくる。
そういった内容は、全て管轄の営業所での対応となる、との旨の報告を受け、川崎主管支店のタカノ氏より連絡が入った。
タカノ氏はシライシ氏の上司に当たるらしく、その後は、シライシ氏から、聞き逃していた業者2社を聞く事もできなくなる。
タカノ氏に事故の経緯を話し、ヤマト運輸関係車輌しか考えられないと伝えても、「そのような報告はない」と言われ、詳細に調べて欲しい旨を伝えても、2~3時間後に連絡が入り、
「該当車輌がない」
との報告のみだった。
何をどのように調べたのかを問いただしても、答える義務はないと言われてしまう。
タカノ氏の対応の悪さに、再度、社会貢献部のモリタ氏に話をするも、モリタ氏には「私は事故係ではないし、そのような対応係でもないので、再度連絡が来てもいないです」と逃げられる。
|
当日、20:05撮影した画像 |
|
自分で調べたいと述べても、「警察から正式な依頼を受ければ、その時間の出入りした業者を教える」とモリタ、タカノの両氏に言われた。
挙げ句、「一般の道路であって、ヤマト運輸専用道路ではない」と、タカノ氏より回答を受けた。
車輌の破損状況から見てもわかるように、一般車両につけられた破損ではなく、明らかに、トラックが後退する際に、つけた傷に見える。
「車輌を止めてあった道路は、一方通行道路の突き当たりまで曲道がない道路であり、ヤマト運輸敷地を利用しての、後退回転をするトラックは、ヤマト運輸関係車輌に他ならない」という思いを伝えても、真摯な対応が見受けられない。
届け出をした警察に状況を話して協力を得て、ヤマト運輸本社のモリタ氏に連絡を入れて貰ったが、強制力がない為、ヤマト運輸側は、リストの提出を拒む。
|
翌日8/15の20:00頃、ヤマト運輸関係車輌が後退転回する模様 |
|
警察のほうから再度、該当車輌の発見を求める連絡がヤマト運輸に行ったが、またしても対応はタカノ氏で、該当車輌のどのような部分を点検したのか、といった詳しい内容は聞けなかった。
本当に、該当車輌の点検をしたのか、不明である。また、タカノ氏は、私の破損した車輌を見ていない。
トラックのどの部分がぶつかったのか、わかっているのだろうか?やましい事がなければ、リストの提出は喜んですべきとも思う。
ヤマト運輸の社訓には、
「礼節(礼儀と節度)」を重んじ、社会の一員としてコンプライアンス(法令、企業倫理等の遵守)を実践していきます。
とある。
さらには、
「一、 運送行為は委託者の意思の延長と知るべし」
ヤマトグループは、運送サービスを通して、お客様(委託者)のこころを受け継ぎ、責任と誠意とまごころとをもって、迅速かつ正確に運び、お届けすることを事業の目的のひとつとしています。この言葉は、ヤマトグループの社員一人ひとりが“どうすれば、お客様にもっと満足していただけるか?”という「興味と熱意」を常に持つことの大切さを示しています。
とある。
運送行為の途中の当て逃げは、運搬物には関係無いが為に、そのような対応になるのだろうか。
警察と弁護士に相談したが、当然ながら、相手に対して、リスト提出の強制力を持てない。
「リストの提出をしない=やましい」ということになる、とは言われたが、最終的には自分の力で、8月14日18:30~20:00の間にヤマト運輸に来た、業者2社所有の車輌を見つけるしかない。
車輌を直して欲しいなど、そのような気持ちではなく、ヤマト運輸という大企業が、そのような行為をひたすら隠し、また、うやむやに終わらせる。そのような行為がまかり通る事に、かなりの憤りを感じている。
最後になりますが、状況的、時間的に、一般道に停めておいた当て逃げとは異なる事を、再度申し上げる。
以下、文面にし、ヤマト本社社長、社会貢献部、また川崎主管支店タカノ氏あてに、送付したいと思います。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ヤマト運輸 殿
去る8月14日18:30~20:00。自宅前に駐車した私所有の車両が破損する事件が発生しました。
本件につきましては、以前から御相談させて頂いております。警察や周辺住民、さらには周辺の倉庫管理会社などに協力を頂いてこの事件の原因について調査しております。
しかし御社からは未だにその時間に出入りした車両の情報を頂けずにいます。再度この事件について詳細の調査結果を報告お願いします。また、下記に調査内容を示します。
事件の詳細(添付の車両画像を参照方)
・事故発生日時
2005年8月14日 18:30~20:00
・事故発生場所
(住所の為、未公開とさせていただきます)
・被害車両
トヨタハイラックスサーフ
車両の破損状況付着した塗料などを専門家に依頼して調べております。その結果衝突した車両の特徴が下記の通りであることがわかりました。
1.加害車両の特徴
・トラック車両
車両の後部荷台部分。形状が直角である。
・塗装色はシルバー
被害車両バンパー部分にシルバー塗装色の付着が認められた。
また、道路の利用状況なども下記の通り調査した。
2.道路の利用状況
・一方通行道路でありヤマト運輸殿の車両しか後退転回することがあり得ない。
・尻手黒川道路から一本入った裏道であるため他のトラック車両が走行することはありえない。
・午後6:00以降は御社車両の車の出入りが非常に多く入口で帰庫待ちしている車両がある場合にはバックで切り返す御社車両が複数台認められている。
・周辺の倉庫に入っている会社に当日の営業状況を調査したが、当日のトラック運行は無いという回答。仮に営業したとしても一方通行のため事故現場にて転回はしない。
3.リスト提出のお願い
以上の調査結果から本件の加害車両は、御社車両である可能性が非常に高いことが認められます。それにも関わらず当日の車両リストの提出をしていただけない。調査したと口頭で伝えるのみで、本当に調査したかどうか疑わしい。真摯な対応が見受けられません。
以上3点の理由より再度の詳しい調査をお願いしたく宜しくお願いします。
車両はかなりの破損状況であるためドライバーは確実に事故を認識していると思われます。
もし車でなく人であれば傷害事件、ひき逃げ、ではないでしょうか?
平成17年8月26日
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
