通信(出世の法則)
- Digest
-
- 高給は、シェアでビリのボーダフォン
- プロパー社員で200万も低いドコモ
- ドコモで出世しているのは転籍組
高給は、シェアでビリのボーダフォン
携帯電話業界は、ここ10年程度で市場が形成されたため、プロパー社員の最古参でも、まだ30代前半。
ボーダフォンでは、97年新卒入社の同期がほぼ全員、2005年4月に課長代理(社内ではマネージャーと呼ぶ)に昇格し、年収900万円弱になっている。
その上の管理職クラス(シニアマネージャー)で1,000万円を超えるが、ポストに空きがなければ昇格が難しい。ただ、現場で中心的な役割を果たしている層にタイムラグなく報いる姿勢がある。
プロパー社員で200万も低いドコモ
一方、ドコモの同年代(30代前半)社員は、700万円前後に過ぎない。これは、ドコモがNTT労組の一員として、出世の仕組みも基本給も、NTT東西と共通だからである(ドコモはボーナスだけ高い)。
![]() |
NTT東日本のキャリアパス![]() |
NTTグループの報酬制度は、既にメーカーや商社を中心に多くの大企業で是正された「後払い方式」を、未だに変えていない。
30代前半まで安く抑えられ、エリートコースに乗っている人で35歳くらいから、通常は40代前半に課長に昇格すると、基本給が約20万円も跳ね上がり、年収1,000万円を超えるのだ。
「これがニンジンとして機能していて、みんな若いうちは、とにかく課長になりたくて安月給に我慢している、というのが実態です」(NTT東日本・中堅社員)。
終身雇用の時代は、若いうちの未払い分を40代後半から回収し、生涯でトントン、という報酬制度が機能したが、今は
この先は会員限定です。
会員の方は下記よりログインいただくとお読みいただけます。
ログインすると画像が拡大可能です。
- ・本文文字数:残り856字/全文1,537字
公式SNSはこちら
Twitterコメント
はてなブックマークコメント
facebookコメント
読者コメント
入社すぐの研修で、人事部の若手社員が講師役として割振られます。彼らは社内では優秀のようですが、視野は狭いし世間知らずばかり。そのくせめちゃくちゃ偉そう。こんな連中と働きたくないと思って1年で退職しました。今は通信業界でのNTTの横暴ぶりと世間知らずさを相手に仕事しています。
ソニーが12月中旬発売予定のmylo(マイロ)は、無料インターネット電話「スカイプ」を利用出来るそうです。情報ソースは、こちら↓。http://www.zakzak.co.jp/top/2006_10/t2006101911.html
<ソフトバンクBB プレスリリース>https://www.softbankbb.co.jp/press_bef/2004/p1013.html<ソフトバンクBB 記者会見>https://www.softbankbb.co.jp/exp/other/041013/
ソフトバンクBBが携帯電話事業に新規参入する際、随分と苦労した様子が伺える同社のプレスリリースや記者会見報道があります。新聞広告を出したり、ヤフーBBの加入者宛てにメールを送ったりして主張を伝えていなければ、参入出来なかった可能性が高いように思えます。よければご参考下さい。
スカイプで通話するには、幾つか条件を満たす必要があるようですね。単純なものなので、既存事業者が邪魔立てしなければ、遠からず全面的且つ急速に普及するはずです。今の機種の中にも、利用出来るものがあるそうです。若干遅延が生じますが、特に問題なく通話出来るとの体験談や利用方法が紹介されていました。スカイプで検索すれば、すぐに見付かるはずです。
定額の使い放題サービスに加入しなくても、データ通信料金はかかりますが、今の携帯電話機でもスカイプを利用出来るのでは?携帯の通話料金よりも余程安いでしょうね。
(訂正)事業者がやるやらないに関わらず、定額料金による使い放題サービスであれば、利用者が自分でスカイプ(=ソフトウェアの名称)をダウンロードすることによって、格安IP電話サービス(通話)を携帯電話で利用出来るようになります。スカイプ利用者同士なら、通話料は無料です。
新世代無線LAN“WiMAX”を利用したIP携帯電話の登場が待たれますね。ライブドアが、月額500円程でサービス開始しようとした(しかも使い放題)が、潰されてしまった。。新規参入予定のアイピーモバイルはやるのだろうか?スカイプをダウンロードするだけで格安で通信出来ますが、NTTの資本が入っているから、もしやっても、ライブドアの価格には遠く及ばないでしょうね・・。
ドコモはNTTと同じ昇進体系です。最早で36歳前後で課長になります。支店と本社ではスピードが違いますが、エキスパート1級になると課長になり、年収800万スタートとなるようです。
ちょっと情報が古いですね。ボーダフォンはJ-フォンからボーダフォンになった時、確かに給与体系が変わりましたが、今はまた戦々恐々の状況です。近々発表のようですが、年収が200万円ほどダウンしそうです。それだけでなく、SBとの社風の違いなどで社員の退社が5月から200人に達する勢いです。
ドコモは子会社扱いなのでNTT中で利益を出していても給料は親会社に勝てないんだと。ドコモ社員が不満そうに話してたよ。
政官財の癒着によって、通信業界は、寡占化とカルテルが同時に実現した状態となってしまってますね。さすがにまずいと思ったのか、いくつか改善の試みが実施されますが、骨抜きされた生温い内容に思えます。メーカーよりもサービス会社が横柄な態度を取っていられるのも、日本独自の非常に珍しい慣習です。総務省や与党に対して、値下げの要望が沢山出される等しない限り、現状は変わらないと思います。
記者からの追加情報
本文:全約1,700字のうち約1,000字が
会員登録をご希望の方は ここでご登録下さい
企画「ココで働け!」トップ頁へ
新着のお知らせをメールで受けたい方は ここでご登録下さい(無料)
サンプル記事をご覧になりたい方は、こちらへ
■社員を紹介していただいた方、取材を受けていただいた方には、
会員IDおよび薄謝進呈いたします。ご協力のお申し出をお待ちしております。
ご連絡先E-mail:info@mynewsjapan.com