勝つか負けるか!武富士裁判を占う 新宿の母「大凶から大吉へ 今月から開運する!」
![]() |
朝6時、新宿伊勢丹前。女性が整理券を求めて次から次へとやってくる。 |
- Digest
-
- 武井本人の責任、謝罪広告を認めるか
- 出版業界の悲観論
- あれはヤクザ屋さんだからね
◇あと数時間後に判決下る、その心境
![]() |
最高裁で確定した東京高裁判決。虚偽の取引履歴を裁判所に提出する過払い隠蔽工作など、14の争点すべてを真実・真実相当と認めた。![]() |
大勢の勝負は、このときについたわけだが、筆者は、なぜ武富士が筆者と『週刊金曜日』を訴えたのか知りたかった。反撃の裁判を起こした大きな理由がそこにある。
判決前に裁判所の批判をすると、裁判官の心証を害してしまう可能性があることは承知している。だが、やはり言わざるを得ないことがある。
「武富士は実質、武井商店である。批判を封じるために高額の裁判を起こしたいきさつも、武井氏に聞かねばわからない」
筆者と『週刊金曜日』は裁判が始まった冒頭から、そう主張して武井氏の被告尋問を要求した。これに対し、予想どおりではあったが、武富士側は「必要ない」と抵抗した。代わりに証人として近藤光社長を出すことができるなどと述べた。
ちなみに近藤社長は、武井氏の指示で盗聴された人物でもある。公訴時効が成立していたのと、本人が被害を訴えなかったため事件の詳細は表ざたにはなっていない。
武井保雄氏の尋問を裁判所が採用するか否か裁判の焦点はそこにあったはずだった。ところが、東京地裁は突如、方針を転換して和解を勧告してきたのだ。
負けても負けてもあきらめず、最高裁まで争った武富士である。
「和解はあり得ません。証人調べの準備を進めるほうが、審理は早くなりますよ」
筆者側の弁護団はそう訴えたが、裁判所の歯切れは悪かった。
「まあ…おっしゃりたいことは分かりますが、まあ…判決をさっさと書けと言われればそうしますよ。でも、まあ一応、検討してみてください」
和解協議は双方が応じず、即時決裂。そう予想して臨んだ和解期日。顔なじみの武富士広報部のI社員が、筆者の顔をみるなりいきなり会釈した。彼は盗聴事件のときに、果敢に司法記者クラブに潜入したことで一躍有名になった人物でもある。
毎回法廷で会うたびに、無言で固い表情を貫いていたI社員である。突然の態度の変化に「これは何かある」と直感した。
武井本人の責任、謝罪広告を認めるか
案の定、和解のテーブルで武富士は「カネなら払う用意がある。いくらか金額を提示してほしい」と打診してきたのだ。
だが、武井氏と武富士による明確な謝罪がなければ、金をもらっても困る。何回目かの協議の席で筆者側はその点を質した。「謝罪を明確にする用意はあるのか」
武富士側代理人で、武井保雄氏の盗聴事件の刑事弁護も引き受けた弘中惇一郎弁護士は、首を傾げるようにしてこう答えた。
「法的に…謝罪というのは成り立つんでしょうかね。よく理解できませんが…」
謝罪せずに金だけもらっては誤解のもとだ。和解協議は決裂した。
ここまでくるのに、ほぼ2年近く。ようやく証人尋問の準備に戻れると思った矢先、裁判所はトンデモないことを言い出した。
「人証調べ(尋問)はやらずに、結審します」
武井被告に何ひとつ尋ねずに、裁判を終わるという。
7月28日の結審から10日あまりが経った8月10日、武井氏は76歳で死去した。裁判所が無用な和解勧告などせず、迅速に訴訟を進めていれば武井氏から貴重な証言が得られた可能性もあっただろう。
真相究明に対する意欲が裁判所にはまったく欠けていた。
実は今年5月に、筆者同様に武富士から2億円もの損害賠償請求訴訟を起こされたうえに、ホームページなどで名誉毀損された、ジャーナリストの寺澤有氏が、武富士と武井保雄氏を相手取り、2億円の損害賠償を求める裁判を起こしている。武井氏本人から真相を聞きたいという気持ちは寺澤氏も同じだっただけに、武井氏の死に落胆を隠せないでいる。
以上のような経緯もあって、筆者としてはこの裁判にあまり期待はしていないのが事実である。
武井本人の責任を認めるかどうか。さらに謝罪広告を認めるかどうかが、争点とみられているが、いずれにしても出来る限り真相究明の努力を続けたいというのが正直な気持ちである。
武井氏が亡くなったいま、訴訟は遺族に引き継がれると思われる。判決内容次第では控訴も考えている。せめて武井健晃・代表取締役専務の尋問は実現したいと思う。出版業界の悲観論
さて、銀座の父の「ファイナンシャルアドバイス」に、筆者は大いに刺激を受けた。そうか、これからはインターネットなのか。月1000万円も夢じゃない。それまで抱いていた出版業界の悲観論が一変した。
筆者の抱いてきた近未来の悲観論とはこうだ。
新聞も本も売れなくなり、出版社は次々に倒産する。頑固なフリージャーナリストは、業界からも政財界からも鼻つまみものとなり、ツキノワグマのように絶滅への道をたどる。生き残るのはトキのような“人間国宝”級か、財産なり夫や妻の収入のある“趣味のジャーナリスト”、そして従順な雇われ人だけ。
さらに、お上や大企業に楯突けばしょっ引かれる時代がやってくる。共謀罪が出来た暁には気に入らない奴はどんどんパクる。小林多喜二のように拷問死して名を残せればまだましで、無名人は東京湾に沈んだままアナゴの餌食となる。まじめな人たちはノイローゼに。インテリが売春や物乞いをして歩く。
しかし金を稼げると聞いただけで、暗い展望はたちまち明るくなる。
「武富士に訴えられて儲ける」を実現できるとすれば、悪くない話だ。
◇朝6時に伊勢丹の前へ
![]() |
いよいよ鑑定へ。
![]() |
山中“先輩”との占い巡りも、最終回だ。新宿の母。
「銀座の父」の鑑定のあと、続けて見てもらおうと思ったら、新宿の母のホームページに「都合により、8月末日まで(7月中も含む) 街頭鑑定はお休み致します。」と出ていた。「新宿の母は、ぜったい落とせないわ」と山中”先輩”はずっと言っていた。
「わたし大学のとき、友だちと一緒に並んで見てもらったんだよね。あのとき、整理券なんてなかったわ。何時間伊勢丹の横に並んだかな? そうそう『あなた水商売に向いているわよ』って言われたんだよね。『えーっ、水商売ですか?』って言ったら、『マスコミもそうだから』と母が言っていたんだよね。当たっているといえば、当たっているかも。三宅さんの明るい未来を当ててくれるかしらねぇ(笑)」と先輩。
「新宿の母」の街頭鑑定は、午前6時前後から先着順に伊勢丹角で整理券を配っている。整理券がもらえなかったら、その日は鑑定は受けられない。特別枠もなし。
朝7時だった「銀座の母」よりも早い。毎週金~日曜日、及び祝祭日、午前9:00~午後1:00(先着順)、鑑定時間10分程度。鑑定料金5,000円(税込)、鑑定場所は、JR新宿駅東口 伊勢丹デパートの角 三井住友銀行横。
「男性お一人の鑑定はお断りしております。女性の同伴が必ず必要です」ともあった。
「朝6時に伊勢丹の前に集合ね」と山中さん。
しかし、筆者は不覚にも遅刻してしまった。先輩が、いまかいまかと待っている。
◇徳川家康と同じ手相
![]() |
新宿の母と筆者。
![]() |
占いも3度目になると、余裕が出てきた。待つのも楽しい。女性に混じって並んでいても恥ずかしさはあまりなく、むしろ妙な連帯感すらある。
ひとり5分。新宿の母はそれが売りだという。
順番はすぐ来た。秋晴れのせいか、気分もいい。
「お願いしまーす」
5,000円を渡そうとすると、「あとでいいよ」と母はしゃがれた早口で言った。あとは猛烈な速さで鑑定を続ける。
--昭和40年9月…蛇年ね…。
筆者の左手を取ったとたん、母は言う。まるでアップテンポのラップ音楽を聞いているような不思議のリズムを伴った話し方だ。
--ちょっと変わってますね。マスカケ線、徳川家康と
この先は会員限定です。
会員の方は下記よりログインいただくとお読みいただけます。
ログインすると画像が拡大可能です。
- ・本文文字数:残り2,068字/全文5,394字
公式SNSはこちら
Twitterコメント
はてなブックマークコメント
facebookコメント
読者コメント
続編のリンク先が表示されていないので参考迄。前編も2本あります(関連記事欄に掲載されています)。http://www.mynewsjapan.com/reports/454http://www.mynewsjapan.com/reports/462http://www.mynewsjapan.com/reports/466
東電との事業統合もあって未だに当分の間は黒字化が見込まれません。その前には、私のいた部署と同フロアにあった固定通信の法人営業部門が分社化されたりと、不自然且つ不穏な処置がありましたが、真の理由は謎です。これらも、ワンオブゼムな出来事であり、他にも何件もあります。ここまで来るともう無茶苦茶ですが、世の中は裏で色々な人の思惑が働いて動いているもののようです。
最後にエピソードとして、KDDI等がNTT地域会社に支払う市内回線使用料(アクセスチャージ)を麻生総務大臣が一律で5%アップし、これに対して、KDDIの小野寺社長が即刻行政訴訟を起こして敗訴した一件がありましたが、KDDIだけで年間百億円以上もの差額費用が発生することになり、同社の固定通信部門は赤字に陥りました(会計上の見せ掛けに過ぎないかもしれませんが)。
会社側からは、事件後に和解の提案もありましたが、偽証したこと等によって不適切な判決が出たにも関わらず、事件の更なる追求を行わないことを条件としてきた為、詳しく話を聞くこともなく拒否してしまいました。以上、読者コメントを逸脱して失礼致しました。拝
那須角忠(元天満屋課長、DDI取締役東京支店長、ツーカー東海社長)、石川雄三(元DDI営業副本部長、KDDI執行役員ソリューション国内営業本部長)、小川修、山田隆章、の4名が個人の被告でした。どうやら、主犯格は石川だったようですが、その後、事件の責任を取って?、私が某掲示板で希望した通り?、石川は九州、小川は四国に異動となりました。
真実は、会社の経営方針のもと、上司は不法行為を働いたものの、標的とする人選については、会社(人事や社長)は私を標的とすることには反対であり、上司らは私の進路に対する迷いを違法な手段も使って調査し知った上で個人的な私情も加えて?標的としたようです。
追記が多いですが、神戸地裁においては、直属の上司個人の判断では有り得ず、会社自体の経営責任を指摘しましたが、大阪高裁においては、上司個人による一部の不法行為を認めるに止まりました。所謂トカゲの尻尾切りです。上級裁になる程、権力寄りである傾向が再確認されました。
安西弁護士においては、実際はそういった悪徳な手法を駆使しているにも関わらず、日本弁護士会の弁護士倫理委員会の副委員長を勤めていたこともあり、この点を日本弁護士連合会に指摘した処、その通りだという率直な回答を頂いてもおります。書き忘れていた為、この点も補足しておきます。以上
また、KDDIの極めて悪質な不法労働行為(裁判でも一部は認められました)を偽証して隠蔽に加担した他、故意に書面や書証等を口頭弁論や準備手続きの必ず間際に提出したり、禁止されている誘導尋問を行ったりする等、実に悪徳な弁護を行った被告側弁護士は、企業側弁護士として有名な安西愈、外井浩志、岩本充史、近藤麻紀の4名でした。
私の事件を担当した裁判官3名の内、恣意的で不適切な対応並びに判決を言い渡したのは、大阪高裁第3民事部の岡部祟明、阪口彰洋、両裁判官です。予想外の処で不正が発覚して上司の足を引っ張ってしまいましたね。この点、補足しておきます。
昨日の朝日新聞一面の報道によれば、堀篭氏の内定は撤回されて、島田仁郎氏と言う別の最高裁判事が次期最高裁長官に内定されたそうです。ひょっとして反対の声が上がって、それが効いたのかな?ま、ワンオブゼムな出来事ですけど。。堀篭氏は、最高裁判事の国民審査でも実質ビリでしたし、最高裁判事になったこと自体が許された話ではないので、百歩譲って妥協線といった処でしょうか。
出来ることと言えば、最高裁判事の選挙で×を付けること位か。しかし、あれも×が過半を超える訳もなく、逆に○を付ける記載方法に変えれば全員落ちるだろうと言われる代物。○も×も両方付けれれば公平なんだが、そんな所にも恣意性が見受けられますね。無駄な慣例化しているので廃止も国会で議論されたそうですが、残ったのがせめてもの救いかな。司法に関してもマスコミはもっと取り上げるべきですね。
大学教授の怒りの発言は、朝日だったか新聞に掲載されていたので知ったのですが、あまり効果はなかったみたいで残念です。記事化は、ややこしい話ですし、条件が整えば是非についてまた考えます。
ちなみに、その教授の大学は大阪の某私大です。時期的に堀篭氏が大阪高裁長官をしていた頃なので、責任者は同氏でしょう。私が前述した制度をネットで知って、担当されている教授らに事情説明と不服の申し立て、私の事件の担当弁護士がその大学の卒業者で大学の顧問弁護士にも就いている旨を書いてメールを送っていたので、それで動いてくれたのかもしれません。
経験者さん!記事を書いてみては・・・!?(゜o゜)
法を守るべき司法が、自らの行為を審議されそうになると平気で法を無視するのだから異様です。その教授の方も「国家とは、福利厚生を名目に搾取を行い、暴力によって権力を得た組織だ」みたいに怒りをぶちまけていましたよ。まあこんな風だと、法を守る気もなくなれば無視してよいのかと思っても当然ですよね。事実、本人の意志の前では法は無力です。正直者は馬鹿を見る世の中ですね。
主権は国民ないし市民にありながら、疎くも大人しい為に、こんな状況になってしまっている点を皆で反省すべきでしょう。尚、弾劾裁判や司法のチェックを大学教授等の民間人が担う制度もあるそうですが、役割を請け負った教授らが権利を行使しようとしたところ、それを司法が受け付けなかったこともあったそうで、症状は深刻です。
一部を除いてはほぼ賛成ですが、お上だの法曹界は特権階級だのという意識は誤りであり感覚が古いですね。自分達に都合良く法律を作り、それを利用して都合良く裁判も行う。それを見て、そういう風に市民がへり下るから更に彼らのような今ひとつな連中が逆上せあがるんですよ。権力や監視の構図は輪のようなサイクルになっています。
日本の一般人で、日本の司法の実際を詳しく知ってる人なんて皆無だと思う・・・。原告作成の陳述書は、普通にスルーOKの対象だったり、刑事事件での被害者は、ただの証拠だったり・・・。結局、法曹関係者以外の人って訴訟の主役になれてない面ってあると思う。日本の法曹界というのは、それくらい特権階級なのでは?自由の保障のためには、まず皆が司法の世界を知らなきゃね(笑)。
スピルバーグ映画「アミスタッド」のメッセージは、司法の独立がなければ人間の自由は保障されないってことだと思う。ジョン・グリシャム小説には、結局、正義の味方「良い裁判官」が欠かせない(結局、どうとでも裁けるってこと)。国が違っても、人の世の悩みや弱点なんて変わらないのかなって思います。絡む利権もすごいだろうアメリカでは、懲罰的賠償制度も必然だったのかな、とも・・・。ただアメリカは、法廷がTV中継されるし、映画等でも実際を詳しく知れますよね。ちびっ子は学校で憲法を学ぶし。ここら辺がいいなって思います。
最高裁長官は、内閣が指名し、天皇が任命する手筈となっています。与党等の党首には、大企業(特に規制産業)がパイプ造りの為の裏活動を行ってもいます。怪しくも不信感の募る人選ですね。また、最高裁判事曰く、判事の中にはヒラメ裁判官(自分の保身や出世ばかりを考えて、上の顔色ばかりを伺っている者)がいるとか。高裁には多そうなだけに、記者の方がその手の裁判官に当たられないようお祈りします。
ちなみに、1年程前、私が大阪高裁で争っていた時の同高裁長官だったりもします。昨年9月に行われた選挙で最高裁判事に就任したばかりですし、当時もマスコミから十年以上も裁判の現場から離れていた点を批判されていたのに、異例の抜擢とは。。司法行政や立法に精通している点が司法制度改革の推進に適任と判断されたとみられる等と説明されていますが、逆に立法と癒着でもあるのではないか?と疑いを感じてしまいますね。
先程、最高裁長官に堀篭幸男最高裁判事が内定したと報道されていましたが、政治や司法のトップの人選が悪しき方向に流れている気がします・・。国の借金1千兆円。天罰の如く関東大震災等の大地震が起こり、国家は崩壊。という近未来シュミレーションは残酷すぎか?
微力ながら早速、各関係当局に対して意見投稿しておきました。民事訴訟制度の調査も行われており、最高裁も超遅まきながら、それに協力しているようです。私の出身校が関与しているみたいですね。そう言えば、法学部卒の女性に司法の愚について意見したこともあったりします。http://www.courts.go.jp/about/topics/1808.html
原告の請求や当事者らが心血を注いで争った結果に対する裁判所の判断や仕事は判決文に集約されるのであって、他はその説明に過ぎません。それがこんな風では、何の為に税金から馬鹿高い給与等が司法に支払われているのやら。。このおかしな状況に対して、国民は異論を唱えて是正を要求する権利を有すると思います。お上なんて言葉は当の昔に死語ですよ。相当出来が悪い上にそれがわかっちゃいないようですがね。
ちなみに、賠償理由にはほんの一言位は触れてありますが、賠償額の算出根拠は全く説明されません。小学生レベルの+-×÷の加減乗除の計算式すら使われないです。恐らく前例主義で相場に倣って「まあ、この位かな?」てな具合に決めているのでしょうが、物価上昇スライドすら考慮して修正しているのか甚だ怪しいもんです。その前例が30年50年も前の事件だったとしたら・・ありがちなだけに頭が痛くなります。
それが日本の損害賠償認定の実際です。真実は隠されるべきではありません。お忙しいはずなので、記事を書くも書かないも、書かれるのであれば何時書くかも、好きにされたらよいですよ。ただ一言お知らせ頂けたら、読者は納得すると思います。
発端である被告会社側からの提訴への対応や本件訴訟における控訴の可能性等の諸々の費用を考えれば、割に合わない賠償額と言えますね。判決で被告側の不法性が認められたことと辻褄が合っておらず、手間や時間、金銭面での費用、その他の損失等を裁判所は全く考慮していません。法曹会の仲間内である弁護士の費用だけ、後でうるさいからと認めてるのか?と思ってしまいますね。
最もお金の掛かる弁護士費用は訴訟費用に含まれずに、判決内容如何に関わらず原則自腹となっているので、当事者本人の手元にはマイナスの赤字もしくはほとんど残らない賠償額ですね。更に控訴された場合には、仮執行宣言付きの判決内容であったとしても、被告側が保証金を積んで拒否すれば、仮執行による差し押さえは認められない場合が多く意味がないようです。
良かったですね。今後も応援していきます。できれば記事に詳細を追記してください。
120万円は安すぎると思いますが、とてもよい判決文を得ることが出来たと思います。心からお祝い申し上げます。
詳しくはわかりませんが、ともあれ御目出度う御座います。
判決内容やその言い渡し、記者会見並びに判決報告会、懇談会の様子等については、記事に書いて掲載されないのでしょうか?
22日、東京地裁でいい渡された勝訴判決は、謝罪広告こそみとめなかったものの、言論抑圧のために訴訟制度を悪用した武富士の行為の不法性、武井保雄氏個人の責任を厳しく指摘した画期的な内容です。近年増加傾向にある、大企業や政治家の「高額訴訟型言論弾圧」を食い止める一助になるのでは、と期待されています。応援していただいた読者のみなさまには、心より感謝申し上げます。
地裁の段階ではありますが、勝訴おめでとうございます。新宿の母は「当たり」ということでしょうか…。2003年頃はサラ金のCMがテレビでバンバン放送され、大手マスコミはほとんどサラ金問題に沈黙していました。三年後の今日、報道の流れは変わりつつありますが、その流れを作った一人である大手マスコミではないフリージャーナリストの三宅様に敬意を表します。
記者からの追加情報
9月22日(金)13時10分 東京地裁631号法廷 地下鉄丸の内線霞ヶ関駅A1番出口。午後2時より弁護士会館5階で記者会見。
◆判決報告会
9月22日(金)18:30~19:40
弁護士会館5F 502ABC(地下鉄丸の内線「霞ヶ関駅」B1出口すぐ)
話:三宅勝久さん(ジャーナリスト、ネッツ組合員)、弁護団、佐高信さん(金曜日社長)、北村肇さん(週刊金曜日編集長)、清水和美さん(出版ネッツ副委員長)ほか 参加無料/出版ネッツ・週刊金曜日共催
◆懇親会
9月22日 20:00~ 鳥どり・虎ノ門店
https://r.gnavi.co.jp/g851504/ (銀座線「虎ノ門駅」10番出口すぐ。新虎ノ門実業会館1F。03-5157-5252) 料金 3000円程度
本文:全約6,300字のうち約2,400字が
会員登録をご希望の方は ここでご登録下さい
新着のお知らせをメールで受けたい方は ここでご登録下さい