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【スピ12】自宅の油絵を透視! 性格分析、人の透視も恐るべしの霊感心理カウンセラー

情報提供
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渋谷の「占いの館」の専属契約している占い師(「占いの館」HPより)。Kさんはここでも、霊感対面鑑定をやっている。霊感を使うため1日3名限定。
 心理カウンセラーでもある女性霊能者を訪れた。ひいおじいちゃんらしき人が絵を見せ「大事にしなさい」というメッセージを送ってくるという。説明された絵の色、構図にびっくり。好きだった彼がわたしのために描いてくれた、世界に1枚しかない油絵にそっくりなのだ。会った瞬間のわたしの性格分析、手術経験、頭の病気、名前のみの透視の的確さも恐るべし。この検証企画は、ホンモノ霊能者の場合、プライベートが丸裸になることに気づかされた。「霊能者&個人セッション」データ付き(実名入り、会員限定)。
Digest
  • 初対面の男性の赤い車に乗る
  • いきなり性格を言い当てられる
  • 大病、手術、頭のことをズバリ指摘
  • 用事がないと守護霊は出てこない
  • MyNewsJapan 編集長はチーター的
  • 主治医2人のことを透視
  • 突然、月と女の子の絵を描きはじめた
  • ひげのおじいさんが「絵を大事にしなさい」
  • うっすら出て消える次の恋愛
  • 守護霊が見せた3世代の家族写真
  • 家系図でわかったひいおじいちゃん
  • 見せられた絵からのメッセージ

初対面の男性の赤い車に乗る

 占い巡りをしているパンダさんのサイトで紹介されていた、会った瞬間に具体的なことを語ってくるという霊感心理カウンセラーのKさんに興味を持った(本文末リンク参照)。20代の女性のようだ。

 さっそく渋谷の「占いの館」に電話で問い合わせると、次回の出演スケジュールもわからず、決まってもすぐいっぱいになると言われた。そこで、サイトで見つけた連絡先に電話をすると、Sさんという男性が対応してくれた。自宅で個人カウンセリングをやっているというので、7月11日(水)に予約を入れた。

 「京王多摩センターの駅に着いたら電話をください」と言われていた。場所を教えないことを不思議に思いながら、駅から電話をするとSさんが迎えてくれた。「どうぞ。5分くらいです」と赤い車のドアを開けてくれたので、乗り込んだ。

 ふと「そういえば住所も知らない」「怪しいところに連れ込まれかねない」との思いもよぎったが、電話対応もよく、Sさんは見る限り人がよさそうな顔をしている。我ながら無防備だと思ったが、人は、こういったところで判断するものだなとも思った。

 Sさんに車中、話を聞くと、Kさんは幼い頃から霊感があったそうで、ほんとに必要な人だけを視てあげたくて、いまは1日3組、月何日かお休みする。予定をみながら予約を入れているという。1時間1万5000円。占い館は時間単位で区切られるので、ゆったり話ができるように、自宅でのカウンセリングに力を入れているとのこと。時間が許す限り視てくれるようだ。

 たしかにブラリと立ち寄れる渋谷の「占いの館」と違って、京王多摩センターだと来るまでに気合いが入る(その後、自宅カウンセリングの場所は変わっている)。

いきなり性格を言い当てられる

 部屋に入ると、ミニチュアダックスフンドを抱えたKさんが出迎えてくれた。スレンダーで、すずやかな顔をした聡明そうな女性だ。部屋にはギターがたくさん。パートナーのSさんが音楽などを編集しているとのこと。

 「山中さん、犬ダメでしょ?」とKさんから突然言われた。猫より犬が好きだが、飼いたいと思ったことはない。「嫌いではない」という感じである。

 対面で座ると、Kさんがルーズリーフを出した。電話での予約のときは名字だけを伝えていた。用紙に伝えたフルネームを書き始める。

 「何か心を閉ざすようにわたしは感じてしまって、山中さんの中で、幼少の頃なのかな。傷を受けたか何かトラウマで、すごく心を閉ざしちゃっている気がするんですよ。人と会うときにも無理に笑ってしまったり、人にあわせてしまいがち。ホンネでしゃべれていますか? っていう状態になるんですよ」

--それは何から?

 「スパンスパンと出てくる絵で、無理しているなあというのが視えるんですね。何でも笑うじゃないですか。あるていどまでは人に合わせるんだけど、その環境に合わせるんだけど、無理だと思ったら、引くのが早い。親密にならなくていいんだけど、そこにいて自分の位置を確立してしまえば、もうちょっとラクになるんじゃないかなと思うと、そこがもったいないなという気がします。
 
 環境の変化がお嫌いなんですね。すぐ対応できないという、ちょっとぶきっちょさん」

 トラウマは、脳腫瘍と容貌変化が一気にやってきた16歳頃に発症した病気(アクロメガリー)のことしか浮かばない。「他人に話してもしょうがないこと」という気持ちが、心を閉ざすということなのだろう。引くのが早いはその通り。言い換えればせっかちで、スパッと答えが早く出ないとダメな性格だ。

大病、手術、頭のことをズバリ指摘

 性格分析を納得しながら聞いていたら、今度は2007年の運勢を視てくれた。6月、11月と数字を書いている。
 
 「いまはそんなに苦労したという状態ではないですね。(ややあって)ちょっとからだのご病気に気をつけましょう」

 まだ持病のことは一切言っていない。

 ややあって、聞きづらそうに、
 「何か、大きいご病気されました? なにかね。11月にね。もう1回病気の傾向が出て来ちゃっているんですね。ですので、からだを万全にして。

 過去にご病気されているのであれば、集中的にではなくて、全体的なケアを。ほかのところにも出てくる病気のような気がするんですね。それはちょっと気をつけたほうがいいです。1個だけというご病気ではないような気がするんです。全体的なケアをいまからはじめていただいたほうが。

 無理して、ふっといっちゃうタイプのご病気のような気がするんですよ。どうしても頭、めまいが気になるんですよね」

 バイオリズムでは2006年まではいろんなことがあったけど、6月前からあがり出し、助言などもらいやすくなるという。わたしの場合、いつバイオリズムが変わったのか視えず、いつもうっすら。「環境の変化が嫌いなんだなと感じます」とのこと。

 ややあって
 「ご病気は治らないのかな? (ややあって)うん。(またややあって)1回、切られてます?」

--切るって? 手術とかですか?

 「ええ」

--ええ。

 持病のことはまったく言っていないのに、治らない病気、大きい病気、手術、1個だけではない、頭とそのまま指摘されてしまった。切ったのは1回ではなく4回だが、わたしを見て「大病をした」と言う人はまずいないので、これには驚いた。

 「ちょっとからだ拝見していいですか?」とKさんは言って、わたしのからだに手をふれた。

「完治してないですね。からだが疲れやすい状態になっているから、病気を発症しやすいんですね。自分でできる健康法をやっていったほうがいいです。からだがいますごく冷たいんですね。冷たいということは、病気になりやすいということですから」
 
 Kさん自身、念をとばして、悪いところをちょっとずつ消すことはやれるが、専門でやっている人を紹介してくれるという。病気についても「これから、いろんな人からも声がかかりますから」と言われた。

 ここまでは、こちらからの質問を聞くこともなく、シッティング(霊能者が霊的世界とコンタクトをとって、メッセージを相談者に一方的に伝えていくこと)だった。
 

用事がないと守護霊は出てこない

 「何か、聞きたいことはありますか?」

--守護霊とかも近くに感じたいと思っているので、どういう人か、どういうことをおっしゃっているかとかお聞きしたいです。

 「いまはまだ来ていないから、来られたとき、ちゃんとお話します」

--そういうもんなんですね。急に呼び出されても(笑)。

 「だって、へんに呼び出せないでしょう。向こうだって動いてまわるから。守護霊は1対1でついているわけではないんです。親族であったり他人であったりがつくこともあります」

--一生、一緒だった人がくっついたりとかは? 変わったりもするんですか?

 「します。時と場合によって、役割が違ったりするみたいなんです。いろんな親族とかをまわったりして」

--自分の親戚?

 「そうです」

--ずっといる方はいないですか?

 「ずっといる方は、ほとんどいないですね」

 どうもKさんの場合、守護霊の中の補助霊のことを言っているようだ。

◇映像で父母のことが視える

 名前から透視できるというので、両親のことを聞いてみることにした。フルネームを聞かれたので答えると、紙に書きはじめた。

 「いいご両親の間だね。やさしい」

 浮かんだことをずっとメモしてくれている。

 「お母様は、気苦労が多い方。好きなこととか、ものとかを率先してやるのが好きな方。そういった趣味に楽しみなさいと送り出すことがものすごく楽しみ。やらせてあげることが、はしゃいで、子どもみたいに楽しくやる。回転がはやい人。

 お父様は笑うことが好きなんじゃないかな? 笑って、楽しいことを顔に出して笑う。映像で、常に笑みが視える。

 この方々は多くを望まないのね。家族がそろっていることに幸せを覚える方々」

 母のことはその通り。回転がはやいというか、賢い女性だ。父も、たしかによく笑っている。

--体は?

 「お父様は、悪い空気がだめなのね。喘息もちなのかな。窓をあけてほこりっぽさをとると大丈夫じゃないかな。お母様は、背中は丸くなりはじめている。腰に負担がくるので、背をのばすとか、ウオーキングするとか。お母様、腰をもんだげるといいですよ。そうしたら、なんでわかるのよ、と言われますよ」

 帰省したとき、母に背中のことを言うと、「そんなことはない」と否定された。

--うるさいんですよ。心配しすぎで・・・兄は心臓病で、わたしは頭の病気なんで・・。

 ここで、頭の病気のことをはじめて明かした。

 「そうだろうね」と頭の話にうなずき、めまいに気をつけるように言われた。「ここらへんもすごく気になるのね」とおへその下あたりを指し、検査してみることもすすめられた。

--頭はどうですか?

 「めまいがしたのね。くらっと。いま、楽しむこと。そうすれば快復することが早いんですよ」

 腫瘍なのかまではわからないみたいだった。

 前世のことを聞いてみたが、自分の前世しか視たことがなく、他人の前世は視たことがないという。できないことをはっきり言う人だ。こういう点は大事である。

MyNewsJapan 編集長はチーター的

 話を変えて仕事のことへ。

--仕事をパワーアップするにはどうしたらいいですか?

 「なんの仕事ですか? 山中さんはぜんぜん読めないんですけど」

--いくつかやってまして。

 「やってますよね。読めないんです。いろんなことやってませんか?」

 わかりづらいというのは確かにそう。自分でも答えづらい。あれこれ(通販)、萬(化粧品プロデュース)、マイニュースジャパン(ジャーナリズム)の名刺を見せた。

 「ひとつひとつが独立しているから。つなげていないじゃない。かためているから、うまくまわらないのね。仕事は、いまは必死にやったほうがいいと思う。輪ができていないから。ほそぼそとやっているしか視えない。勢いをあげたほうがいいですよ」

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(上)カウンセリング中、Kさんがメモしてくれたルーズリーフ。わたしの性格分析、人の透視内容、守護霊が見せた絵と写真が描かれている。

(下)カウンセリング後、母に聞いてまとめた家系図。ひげのおじいさんと思われる人とわたしは直系だとわかった。




 MyNewsJapanの渡邊正裕さんのことを聞いてみた。名前を紙に書きはじめた。

 「この人、気むずかしい人ね。性格は山中さんと合うんだ。お互いぶきっちょなところがあうの」

--わたしからみると、彼「変わっている」と思っているんだけど。

 「いやあ、彼もあなたのこと変わっていると思っているよ」

--わたしのことを? 変わっていると思っている?(笑)

 「そう。彼ね・・・ことばがね、失礼な言い方だけど下手くそなの。だけど、情熱がすごくすごく感じられるの。こう言ったほうがいいのにというところがあって、言葉足らずというか。自分は自分という考え方をされている方

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守護霊が見せたと思われる自宅にある油絵。

「Kさん&個人セッション」データ

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編集部2008/02/27 08:59
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